マヌカハニーははちみつの一種で、健康志向の方にスーパーフードとして人気があります。味は非常に甘いため、毎日食べる場合、どのくらいの摂取カロリーになるのか気になる方もいらっしゃるのではないでしょうか。
そこで今回は、マヌカハニーのカロリーや、はちみつとマヌカハニーのカロリー比較、はちみつと砂糖に含まれる糖類の違いまで幅広くご紹介します。
マヌカの花から取れるはちみつ「マヌカハニー」
マヌカハニーは、ニュージーランドに自生するマヌカの花からしか取れない貴重なはちみつです。
毎日の健康をサポートする豊富な栄養素が含まれており、1日の摂取量はティースプーン1杯から始められる気軽さも、健康食品として人気を高めています。
はちみつとマヌカハニーのカロリーの違いは?
一般的なはちみつとマヌカハニーは、抗菌性の違いが有名です。
はちみつの抗菌性は種類によってさまざまで、熱に弱いといった特徴があります。それに比べてマヌカハニーの抗菌性は、熱に強く、熱いコーヒーや紅茶との相性が良いのです。
抗菌性に違いがある一般的なはちみつとマヌカハニーですが、カロリーに違いはあるのでしょうか。
「日本食品標準成分表2015年版(七訂)」によると、はちみつの100gあたりのカロリーは294kcal です。マヌカハニーの100gあたりのカロリーは約300kcalのため、ほぼ違いはありません。砂糖の100gあたりのカロリーは386.9kcalとなるため、はちみつやマヌカハニーに比べると、カロリーは約30%カットされています。
はちみつと砂糖に含まれる糖の違いとは?
なお、はちみつは甘味料として砂糖と同じように使うことができますが、糖の作りが異なります。
砂糖のほとんどはショ糖と呼ばれる物質でできており、ショ糖はブドウ糖と果糖が半々ずつ結合してできた2糖類です。
一方はちみつは、糖分のほとんどが単糖類のブドウ糖と果糖でできており、果糖の割合が少し多くなっています。
はちみつやマヌカハニーは砂糖よりも太りにくい?
果糖はブドウ糖よりも甘いため、果糖の割合が多いはちみつやマヌカハニーは、砂糖よりも甘みを感じやすくできています。
なお、一般的に果糖は太りやすいといわれますが、はちみつの糖分であるブドウ糖と果糖は単糖類のため、体内で分解される必要がありません。素早くエネルギーに変わるため、体内にとどまる時間が短く、脂肪として蓄積されにくい傾向があります。
一方、砂糖の主成分であるショ糖は、体内でさらにブドウ糖と果糖に分解されなければなりません。そのため消化に時間がかかり、エネルギーとして使われる前に、体内に蓄積され脂肪になってしまうことがあります。
少量でも甘みを感じやすいはちみつやマヌカハニーは、砂糖に比べると太りにくい甘味料といえるのではないでしょうか。
マヌカハニーの摂取がおすすめ
今回は、マヌカハニーのカロリーや、はちみつとマヌカハニーのカロリー比較、はちみつと砂糖に含まれる糖類の違いまで幅広くご紹介しました。
はちみつもマヌカハニーも、砂糖に比べて甘みがある上、エネルギーに変わりやすいため、砂糖の代わりにはちみつを使えば体形や健康の維持に役立てることができます。
はちみつとマヌカハニーのカロリーは、どちらも100gあたりの約300kcalとほとんど違いはありません。しかしマヌカハニーには、他のはちみつよりも抗菌性に優れるという特性がありますので、健康維持のためにはマヌカハニーのほうがおすすめです。
マヌカハニーはポイントを押さえれば、甘いお菓子だけでなく毎日の食事に簡単に取り入れることができます。
はちみつ専門店BeeMeでは、鶏もも肉の照り焼きのようなおかず系レシピから、クリーム・ブリュレのようなデザート系までさまざまなマヌカハニーを使ったレシピを公開していますので、ぜひチェックしてみてください。