はちみつのカロリーはどれくらい?砂糖の代用として使う場合の換算方法
はちみつの基礎知識 2023.08.02

はちみつのカロリーはどれくらい?砂糖の代用として使う場合の換算方法

ビタミンB・Cやマグネシウムなどが含まれ、美容や健康に良いといわれるはちみつですが、やはり女性が気になるのはカロリーのことですよね。お肌のハリつやだけでなく、顔やボディのラインも気になるのは当たり前のことです。
そこで今回は、砂糖の代用としてはちみつを使うときに、摂りすぎないで済む換算方法をお伝えします。

目次

はちみつのカロリーはどれくらい?

では早速ですが、砂糖をはちみつで代用する場合の換算方法をご説明しましょう。
はちみつは、大さじ1杯分で21gあります。そのときのカロリーが62kcalです。10gあたり約30kcalですね。それに対して一般的な砂糖は大さじ1杯分で9g。そのときのカロリーは35kcalなので10gあたりは約39kcalです。
はちみつ30kcalと砂糖39kcal。同じ重さを使うのなら、砂糖よりはちみつの方がカロリーは少ないですね。この差を大きいと見るか小さいと見るか。小さいような気もしますが、実際にはもっと大きな違いが出ます。それは甘さ自体が違うからで、甘さが違えば使う量も違ってくるからです。

砂糖の代わりに使うときにはどれくらい使えばいい?

砂糖もはちみつも料理やお菓子を甘くするために使うので、量が少なくても甘くなるのであればそれで十分ですよね。同じ重さでもはちみつは砂糖の1.3倍甘いといわれており、そこから考えると、同じ10gを使った場合、はちみつは砂糖より甘く感じるので、量を減らせます。
ではどれくらい減らせば良いのでしょうか。

重さから考える場合

砂糖と同じ甘さにするときのはちみつの重さの計算方法は、下記になります。

砂糖の重さ÷ 1.3 = はちみつの重さ

例えば、砂糖が20gだったら、20÷1.3で、はちみつは約15gで十分ということになります。

量から考える場合

砂糖大さじ1杯は9gですが、砂糖9g分の甘さは、はちみつならもっと少ない量で済みます。計算は、9g÷1.3となり約7gとなります。
はちみつの大さじ分は21gなので、そのちょうど3分の1の量である7gが同じ甘さです。
つまり、大さじは15ml、小さじは5mlなので、砂糖が大さじ1杯であればはちみつは小さじ1で同じ甘さです。量(ml)でいうと、3分の1、重さ(g)でいえば、÷1.3でOK。ここをお間違いなく。
話を戻しますが、これでカロリー計算をしてみると、砂糖は10gで39kcalなので、9g(大さじ1杯)では約35kcalになります。はちみつは10gで30kcalなので7g(小さじ1杯)では21kcalです。同じ甘さを出すために使うときのカロリーの差は砂糖9gとはちみつ7gの場合、35-21=14 となり、14kcalとなりました。実際にお菓子作りなどで使うときの差はけっこう大きいですね。

砂糖の代用品としてはちみつを使う際の注意点

砂糖の代わりにはちみつを使う際には、換算の割合以外にも注意すべきことがあります。

摂りすぎ注意!

はちみつは砂糖よりも低カロリーで、さらには健康に良いともいわれているため、ついつい摂りすぎてしまうこともあるでしょう。比較してカロリーが低めとはいっても糖分ではあるので、過剰に摂りすぎないように注意しなくてはいけません。

場合によっては湯煎やチンが必要

はちみつは粉末状の砂糖に比べ、溶けにくいです。
例えば、はちみつを使ったお菓子などを作る場合は、あらかじめ温めてやわらかく液体状にしておくと他の材料と混ざりやすくなり、扱いやすいです。
湯煎でも良いですが、電子レンジで温めておくと簡単ですね。

おわりに

はちみつは、もともとのカロリーが砂糖より低めで、かつ甘さが砂糖よりも強いので、少量で砂糖と同じ甘さになり、結果として摂取カロリーも低くなるといわれています。ついつい手が伸びてしまいますが、糖分に限らず、摂りすぎは禁物です。
抗菌作用とミネラルが豊富でありアンチエンジングに良いとされているはちみつですが、1日の摂取量を決めて適切な量を摂取して、美容と健康に役立ててくださいね。

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