マヌカハニーの効果

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マヌカハニーには私たちの健康や美容に役立つさまざまな効果があり、世界中の人々に愛用されています。マヌカハニーが持つ健康活性パワーに興味のある方はぜひご一読ください。

マヌカハニーの健康活性パワー

マヌカハニーには体に悪影響を与える細菌に対する殺菌作用や整腸作用があり、さらに豊富な栄養素が含まれているため、さまざまな面から私たちの健康をサポートする力があります。この健康活性パワーを活用すべく、原産国のニュージーランドだけにとどまらず、世界各国で多種多様な研究が進められています。このページでは研究によって明らかにされたマヌカハニーの効果についてご紹介いたします。

マヌカハニーの効果

効果1:胃腸トラブルの原因ピロリ菌の除去

ピロリ菌とは

ピロリ菌とは胃の中に住んでいる、さまざまな胃腸トラブルの原因となる細菌です。感染初期では胃炎や下痢を引き起こし、さらに時間がたつと慢性胃炎や胃潰瘍、十二指腸潰瘍、胃がんなどの発生につながる危険性が指摘されています。

日本人の約半数が保菌しており、50代以上の感染率は8割を超えていると言われています。一度感染してしまうと治療しない限り一生人の胃の粘膜に住みつき、さまざまな胃腸トラブルを引き起こし続ける原因となります。

マヌカハニーの殺菌成分「メチルグリオキサール(Methyglyoxal)」

はちみつには過酸化水素という殺菌作用のある成分が含有されているため、世界中で伝統的に薬としても扱われてきました。マヌカハニーにはこの過酸化水素だけではなく、「メチルグリオキサール」という殺菌成分が多く含まれています。

このメチルグリオキサールは他のはちみつにはほとんど含有されていない、マヌカハニー特有の殺菌成分です。メチルグリオキサールは過酸化水素とは違い、体内のカタラーゼ酵素の影響を受けないため、ピロリ菌などの多くの細菌に対して高い殺菌効果があると言われています。

ピロリ菌に対するマヌカハニーの殺菌効果は?

マヌカハニーに関する研究者であるピーター・モラン氏によって、ピロリ菌に対する殺菌効果の実験が行われ、イギリスの医療雑誌“Journal of the Royal Society of Medicine”1994年1月号Vol.87に論文が掲載されました。

その実験で、マヌカハニーが5%以上の濃度のときに、ピロリ菌に対する殺菌効果があることが報告されました。成人の胃液を50mlと想定した場合、マヌカハニーの濃度が5%以上となるマヌカハニー2.5mlの摂取がピロリ菌の除菌に有効であることが記載されています。このマヌカハニーの量はだいたいティースプーンの半分の量に当たります。

ピーター・モラン氏の研究:
「Susceptibility of Helicobacter pylori to the antibacterial activity of manuka honey」

薬によるピロリ菌除去のリスク

薬によるピロリ菌の除菌は短期間で効果が期待できますが、強力な薬であるために副作用のリスクがあります。主な症状としては発熱や下痢、味覚異常、肝機能の検査値の上昇、薬疹、アレルギー反応などが挙げられています。

さらにピロリ菌の薬はピロリ菌だけを除菌する薬ではないため、体によい影響を与える腸内の善玉菌までも除菌してしまい、体の不調を引き起こす原因となることもあります。

マヌカハニーには薬のような即効性はありませんが、健康食品であるために副作用が起こる危険性はほとんどなく、殺菌成分が体内のピロリ菌に対して殺菌効果を発揮すると言われています。

ピロリ菌と糖尿病の関係性に関する研究

糖尿病は日本人の約4割がかかっていると言われる、血液中のブドウ糖の濃度が高くなる状態が続く病気です。通常、炭水化物を摂取すると血糖値が上がり、運動するとブドウ糖がエネルギーとして消費されることによって血糖値が下がります。これは体内でインスリンが血糖値を調整するためであり、通常は食事や運動をしても血糖値が大幅に変動することはありません。

しかし、糖尿病の方はこの調整ができず血糖値が高いままの状態が続きます。血糖値が高いままでは全身の血管がダメージを受け続け、さまざまな合併症を引き起こす原因となります。そのため、糖尿病の方はインスリンを投与して血糖値を下げなければなりません。

ピロリ菌は胃のホルモンに影響があり、血糖値の上昇や糖尿病の発症に関与している可能性が指摘されています。まだピロリ菌と糖尿病の関係性は完全に明らかにされているわけではありませんが、ピロリ菌の除去が糖尿病の治療につながると考えられ、さまざまな研究が進められています。

コロンビア大学の研究チームによる研究:
「Helicobacter pylori Infection Is Associated With an Increased Rate of Diabetes」

効果2:腸内環境を整える

マヌカハニーの整腸作用

腸内環境がよい状態とは悪玉菌の増殖が抑えられ、善玉菌が優位になっている状態です。そのため、腸内環境の改善には腸内の悪玉菌の数を減らし、善玉菌の数を増やすことが必要です。

マヌカハニーの「メチルグリオキサール」という殺菌成分はピロリ菌の他に大腸菌、腸球菌、サルモネラ菌、化膿(かのう)レンサ球菌、黄色ブドウ球菌、O-157などのさまざまな細菌やウイルスに対する殺菌作用が明らかにされており、腸内に生息している悪玉菌に対しても効果があると考えられています。

同時に、マヌカハニーに含まれている「グルコン酸」や「オリゴ糖」などの栄養成分が善玉菌の増殖をサポートする効果を発揮するため、腸内環境の改善に役立つと言われています。腸内環境が改善されると、便秘や下痢の症状が緩和されたり、免疫力強化の効果を期待できたりするため、健康と美容の両方にメリットがもたらされます。

花粉症の症状緩和対策

花粉症とは、体内に花粉(アレルゲン)が侵入したときに、侵入したものを取り除こうとする「免疫反応」によって、目のかゆみやくしゃみなどの症状が現れる病気です。栄養が偏った食生活や自律神経を乱すような不規則な生活スタイル、睡眠不足、ストレスなどが原因となって免疫機能が低下することで、症状が引き起こされます。

乳酸菌やビフィズス菌には腸内環境を改善し、体内の免疫システムのバランスを正常化させる働きがあります。免疫システムが正常に稼働することで、過剰な免疫反応が抑制され、花粉症の症状の軽減につながります。

マヌカハニーには乳酸菌やビフィズス菌などを増やす手助けをする「グルコン酸」や「オリゴ糖」が含まれているため、花粉症の症状の軽減や予防のサポート効果を期待することができます。一時的な症状の緩和が目的である花粉症の薬とは異なり、マヌカハニーは体質改善によって根本的な原因である免疫力に働きかけるため、継続して摂取することが大切です。

コレステロール値の改善サポート

「コレステロール」は健康診断などで耳にすることが多く、体に悪いものとして捉えられがちですが、細胞膜やホルモンの原料となる脂質の一種で、私たちの健康維持に欠かせない存在です。しかし、コレステロールが多くなりすぎると、糖尿病や高血圧などの生活習慣病や心筋梗塞、脳梗塞などの原因となります。

私たちの体内では脂肪の吸収を促進したり、代謝を調節したりするため、肝臓でコレステロールを原料にして「胆汁酸」というステロイド化合物が作られています。善玉菌にはこの胆汁酸を取り込む性質があり、体内の善玉菌が多くなるほど胆汁酸が消費され、胆汁酸の素となるコレステロールが消費されていきます。

マヌカハニーに含まれる「グルコン酸」や「オリゴ糖」が善玉菌であるビフィズス菌や乳酸菌を増やす手助けをするため、コレステロール値が気になる方は、毎日の生活にマヌカハニーを取り入れてみてください。

食中毒の予防と症状緩和対策

マヌカハニーの殺菌成分である「メチルグリオキサール」はピロリ菌や大腸菌、腸球菌、サルモネラ菌、化膿(かのう)レンサ球菌、黄色ブドウ球菌、O-157やノロウイルスなどのさまざまな細菌やウイルスに対する殺菌効果が報告されています。その殺菌成分は食中毒の原因となる細菌やウイルスに対しても殺菌効果があると言われており、症状の緩和や予防に役立つと考えられています。

下痢や腹痛などの症状が現れた場合には、マヌカハニーを白湯に溶かして飲むことで、体内に素早く殺菌成分を届けることができます。また、マヌカハニーの摂取が習慣になると、整腸作用によって腸内環境が整い、その結果として体内の免疫力が強化されるため、食中毒に対する予防効果を期待することができます。

効果3:口内トラブルを防ぐオーラルケア

虫歯や歯周病対策

一般的に甘いものは虫歯の原因であり、歯にとってよくないものと考えられていますが、マヌカハニーの主成分は単糖類の「フルクトース(果糖)」と「グルコース(ブドウ糖)」であり、これらは虫歯になりやすい「スクロース(ショ糖)」とは成分が大きく異なり、虫歯になりにくい糖分です。

また、マヌカハニーの殺菌成分はオーラルケアにも有効で、虫歯の原因となる細菌の殺菌や歯垢(プラーク)の減少に効果的であると言われています。

歯垢(プラーク)とは歯の表面に存在する粘着性のある細菌で、長期間放っておくと歯石になってしまい、虫歯や歯肉炎などの歯周病の原因となります。歯周病は口の中だけではなく、心筋梗塞や糖尿病などの全身に悪影響を与える病気の原因にもなるため、マヌカハニーを摂取することは、口腔内の環境を保ち、全身のさまざまな疾患を予防する意味でも非常に大切です。

インドの歯科科学大学による研究:
「Evaluation of the effects of manuka honey on salivary levels of mutans streptococci in children」

口内炎への効果

口の中は食事・呼吸・会話などによって、細菌が侵入・付着しやすい部分です。普段は粘膜で保護されていますが、栄養バランスの悪い食生活や睡眠不足、生活習慣の乱れからくる免疫力低下によって体内のビタミンB群が不足すると、粘膜の保護が弱まり、侵入した細菌が口内の傷に接触することで口内炎となります。

マヌカハニーを摂取すると、その殺菌成分が原因となる細菌に対して殺菌作用を発揮し、さらにマヌカハニーに含まれているビタミンB群の働きによって免疫力が補強され、口内炎ができにくい状態にすることができます。

効果4:食べるだけじゃないマヌカハニーのスキンケア

マヌカハニーの美容効果

マヌカハニーには美容に対しても効果的な栄養成分が豊富に含まれています。
マヌカハニーに含まれているビタミンCにはメラニンの発生を抑えて、シミやシワを防ぐ効果があり、さらに腸内の善玉菌の増殖を手助けする「グルコン酸」や「オリゴ糖」によって整腸作用が働いて、肌を体の内側からきれいにする効果が期待できます。

はちみつは保湿力が高く、栄養成分が豊富であることから化粧水やボディークリームなどに含まれていることも多く、マヌカハニーも同様にスキンケアに活用することができます。マヌカハニーを肌に直接塗ることでミネラルやビタミンなどの栄養成分が浸透し、美容液のような働きをしてくれます。

洗顔にマヌカハニーを取り入れる

乾燥肌やニキビに悩んでいる方は、洗顔料にマヌカハニーを混ぜて洗顔することをおすすめします。マヌカハニーが持つ保湿力が肌の乾燥を防ぎ、殺菌成分がニキビの原因菌であるアクネ菌に対して殺菌作用を発揮します。

洗顔方法は、洗顔料をしっかりと泡立てて、そこにマヌカハニーを混ぜ合わせて、優しく洗顔するだけです。洗顔料とマヌカハニーの割合は2:1ぐらいが目安です。しっかりと混ぜ合わせないとむらができて、顔全体にマヌカハニーが行き渡らなくなってしまいますので、注意してください。洗顔後はいつも通りのケアをしてください。

マヌカハニーのパック

マヌカハニーはパックとしても使用することができます。やり方はとても簡単で、洗顔後に大さじ1杯分のマヌカハニーを顔に塗り、5分ほどおいて洗い流すだけです。入浴の際に一緒にパックを行うとそのまま洗い流すことができ、お部屋を汚す心配もないのでおすすめです。

このパックを使用すると、マヌカハニーの栄養成分と保湿成分が肌に直接働きかけるため、しっとりとしたもち肌になることが期待できます。顔だけでなく全身にも使用することもできますので、乾燥や肌荒れが気になる部分にも使用してみてください。

マヌカハニーの入浴剤

浴槽にお湯をためて、大さじ3杯程度のマヌカハニーを入れてお湯に溶かすことで、全身保湿ケアができる入浴剤として使用することができます。特に乾燥が激しく、肌荒れが起きやすい冬の使用がおすすめです。

空気が乾燥する季節に静電気に悩んでいる方は、乾燥肌が改善されると静電気の自然放電が促されるため、ぜひマヌカハニーを入浴剤として使用してみてください。

マヌカハニーのヘアケア活用法

マヌカハニーは肌だけでなく、髪の毛に対しても使用することができます。普段使用しているシャンプーにマヌカハニーを大さじ1杯程度加えてから泡立て、頭皮からしっかり髪の毛を洗うと、髪の毛にまとまりとツヤが生まれます。

また、直接マヌカハニーを髪に塗ることで、トリートメントと同様の効果も期待できます。シャンプーをする前に枝毛やダメージが大きい部分に直接マヌカハニーを塗って、10分程たってからシャンプーをすると、髪の毛に潤いがもたらされます。

マヌカハニーを使用する際の注意点

マヌカハニーは天然の健康食品で、体によい成分が豊富に含まれていますが、その殺菌効果の高さから肌に合わない方もいらっしゃいます。必ず使用される前にはパッチテストをして、問題がないことを確認しておくことをおすすめします。

万が一異常が認められた場合は、すぐに使用をやめて医療機関に相談してください。

効果5:若々しさを保つアンチエイジングケア

さまざまな体内トラブルの原因「活性酸素」

「活性酸素」とは体内で酸素を利用して代謝が行われる過程で自然に発生するもので、老化や動脈硬化、糖尿病、ガン、老人性認知症などのさまざまな病気を引き起こすと言われています。

また、美容の大敵であるしみ、ソバカス、シワなどの肌トラブルを引き起こす原因でもあります。活性酸素によりコラーゲンなどのタンパク質の構造体に悪影響が与えられることによって肌のハリや弾力がなくなり、水分量が減って、肌のたるみやシワが目立つようになってしまいます。

活性酸素が増える要因はさまざまで、紫外線や大気汚染、電磁波、喫煙、激しい運動、ストレス、医薬品、加工食品、食品添加物などが挙げられています。

マヌカハニーの抗酸化成分「シリング酸メチル(SAME)」

体内で活性酸素が発生しても、体内の抗酸化酵素が正常に働くことにより体の酸化を防ぐことができ、健康的な体を維持することができます。しかし、年齢を重ねるにつれて体内で生成される抗酸化酵素の量は減少するため、抗酸化酵素をサポートする抗酸化成分を補い、抗酸化力を高めることが必要です。

マヌカハニーに含まれる「シリング酸メチル(SAME)」には抗酸化作用が認められているため、マヌカハニーを摂取することで、アンチエイジングへのサポート効果を期待することができます。若々しい健康的な体を維持するために、生活環境や生活習慣を見直しつつ、マヌカハニーの摂取を継続してみてください。

効果6:傷や風邪などの治療サポート

外傷の治療サポート

外傷の治療法の中に、湿潤療法という治療法があります。これは体が本来持っている自己治癒能力を最大限に生かす考え方に基づいています。以前は傷の治療は消毒、乾燥が基本だと考えられていましたが、傷口の乾燥はすべての細胞を殺すことになり、返って傷の治りを遅らせてしまう原因にもなるため、その治療法が見直されてきています。

マヌカハニーを使った湿潤療法では、マヌカハニーを傷口に塗り、ばんそうこうなどで覆い、傷口から体液が出なくなるまで毎日1回交換します。マヌカハニーにはあらゆる細菌に対して殺菌効果があるため、体に悪影響を及ぼす雑菌の繁殖を抑制することができ、さらに保湿効果によって傷口の乾燥を防ぐことができるため、傷の治療に対してサポート効果を発揮することができます。

風邪やインフルエンザの予防・治療サポート

マヌカハニーには他の一般的なはちみつにはほとんど含まれていない殺菌成分である「メチルグリオキサール」と、抗炎症成分である「シリング酸メチル(SAME)」が含まれています。そのため、風邪やインフルエンザの原因である細菌に対して殺菌作用があり、同時に炎症をやわらげてのどの痛みなどを緩和する効果を期待することができるため、風邪やインフルエンザの予防・治療のサポートができると考えられています。

また、豊富な栄養素が含まれており、食欲がないときでも食べやすいため、療養中の栄養補給に活用することもできます。

マヌカハニーは薬ではなく食品であるため、妊娠中や授乳中などで薬を飲むことができない期間でも摂取することができます。体調不良に備えて、ご自宅に常備しておくと便利です。

注意点

このページではマヌカハニーの持つさまざまな効果を紹介してまいりました。しかし、どんな食品にも言えることですが、食べ過ぎてしまっては体によくありません。必ず適量を食べるように注意してください。

また、肌に直接塗って使用する際は事前に必ずパッチテストを行って、肌にトラブルが現れないことを確認してください。

マヌカハニーは医療現場でも使用されるほど、その健康活性パワーの効果が認められてきています。しかし、マヌカハニーはあくまでも薬ではなく健康食品ですので、絶対的な効果が保証されているものではありません。マヌカハニーだけに頼らず、健康的な生活習慣を心掛け、サポート役としてマヌカハニーをご活用ください。

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