マヌカハニーはMGO(メチルグリオキサール)やシリング酸メチルなどの有用成分が含まれていることから、普通のはちみつより値段が高いことで知られています。
その中でも、UMF20+以上の超高活性のマヌカハニーは1瓶(250g)で1万円以上します。しかも、超高活性のマヌカハニーは品切れになることもあり、なかなか手に入りくいのが現状です。
超高活性のマヌカハニーは、なぜこのように値段が高いのでしょうか。
超高活性のマヌカハニーは希少性が高い
マヌカハニーは殺菌・抗菌成分であるMGO(メチルグリオキサール)の含有量によって、値段が変わります。
MGOの含有量が増えるにつれて、UMFやMGOといった活性度を示す数値が高くなります。
一般的に、UMFと活性度の数値は以下が目安になります。
UMF5+ | 低活性 |
---|---|
UMF10+ | 中活性 |
UMF15+ | 高活性 |
UMF18+ | 高活性 |
UMF20+ | 超高活性 |
UMF23+ | 超高活性 |
UMF25+ | 超高活性 |
UMF18+までは比較的安定して供給がされていますが、UMF20+(MGO830+相当)以上のマヌカハニーはマヌカハニー全体の収穫量の1%未満といわれています。
これは、マヌカハニーが天然のはちみつであることから、メチルグリオキサールを多く含む商品を大量生産することが難しいからです。そのため、高活性・超高活性のマヌカハニーは希少性が高くなります。
超高活性のマヌカハニーに含まれるメチルグリオキサールの量
UMF20+以上の超高活性マヌカハニーには、いったいどれくらいのメチルグリオキサールが含まれているのでしょうか。
UMF20+mgはMGOに換算するとMGO830+、UMF23+はMGOに換算するとMGO1046+。つまり、UMF20+は1kg当たりメチルグリオキサールが830mg以上、MGO23は1046 mg以上含まれていることになります。
これは、UMF5+の低活性のマヌカハニーに含まれるメチルグリオキサールの量がMGO83+であることを考えると、約10倍以上といえるでしょう。
本物のマヌカハニーを選ぶポイントはブランド選び
マヌカハニーは偽物が多く出回っているため、購入時には本物かどうか注意する必要があります。1万円以上もする超高活性のマヌカハニーなら、なおさらです。
本物のマヌカハニーを選ぶポイントは、安易に値段の比較だけで選ぶのではなく、国際的な品質基準を満たしているブランドかどうかを調べて、選びましょう。
信頼できるブランドであれば、ひとつひとつのマヌカハニーに製品IDがついており、養蜂場の場所や工程などが公的機関に登録されているため、追跡調査することが可能です。
また、購入時に「成分分析表」がついてくることもあり、検査機関によるメチルグリオキサールの含有量を知ることもできます。
UMF20+のメチルグリオキサールの含有量は830mg以上になりますが、マヌカハニーは天然の食品のため、ぴったり830mgというわけではありません。実際はそれ以上含まれることもあるようです。
超高活性のマヌカハニーは実はお得かも!?

UMF20+のマヌカハニーに含まれるメチルグリオキサールの量はUMF5+の10倍ですが、値段は約3倍。10倍の値段というわけではないのですね。
超高活性のマヌカハニーは1万円ちょっと、と高額ですが、案外お得だといえるかもしれません。
マヌカハニーは毎日食べることで、健康維持の効果を実感できるといわれています。マヌカハニーを食べて健康管理をしている方は、大さじ1杯程度を毎日召し上がっている方が多いようです。
普段の健康維持には低活性~中活性のマヌカハニー、普段より体調管理が必要なときには高活性~超高活性のマヌカハニー、と使い分ければ、「超高活性のマヌカハニーをあっという間に食べきってしまった……」ということが避けられそうですね。
時には超高活性のマヌカハニーで元気をチャージ!
UMF20+など超高活性のマヌカハニーには殺菌・抗菌成分のメチルグリオキサールが多く含まれており、希少価値が高いことをご説明しました。
活性度が高くなるとマヌカハニーの色も味も濃くなる傾向があるため、もしかすると最初は食べにくいと感じる方がいらっしゃるかもしれませんが、実際に食べてみると「美味しい!」とビックリされる方が多いようです。
マヌカハニーの味に慣れてきたら、超高活性タイプも常備しておいて、元気がないときに食べてみてはいかがでしょうか?