MGO、UMFとは?マヌカハニーの選び方
マヌカハニーの食べ方・使い方 2023.08.02

MGO、UMFとは?マヌカハニーの選び方

マヌカハニーといえば、抗菌作用があり栄養が豊富なことから、健康維持のサポートとして大人気のはちみつです。それだけに、さまざまなメーカーが製造しているため種類も大変豊富です。このような中で、何を基準にしてマヌカハニーを選んでいけばいいのか悩んでしまう方も多いのではないでしょうか。今回は、その選び方の基準について詳しくご紹介します。

目次

まずはマヌカハニーの「ブランドマーク」をチェック

マヌカハニーは、ニュージーランドに自生するマヌカの花から採れるはちみつです。美容と健康に良いとされることから、近年人気が高まっています。
しかし、マヌカの木は湿地帯や沿岸地域、低地の森など育つ土壌が限られているため、それに付随して採れるマヌカハニーは極めて希少かつ貴重なものです。
医療効果があり、国の大きな資産源となるマヌカハニー。偽物を売ったり輸出してしまったりするとトラブルを引き起こしかねません。そのために、マヌカハニーにはいくつかのブランドマークがあります。

UMF

umf_logo

UMFとはマヌカハニーの基準値を示すために生まれた最初のブランドマークです。マヌカハニー研究の第一人者であるピーター・モラン博士が1998年に定めた規格で、もっともポピュラーな規格といっても良いでしょう。
「Unique Manuka Factor」の略で「マヌカハニーの独特な要素」という意味を持っています。UMFはマヌカハニーの抗菌成分濃度を計測したものです。
UMFはニュージーランド政府が100%出資している検査機関で厳しく検査され、合格したものにしか表記されません。すなわちこの表記がついているマヌカハニーは政府が認めた正規品ということなのです。

MGO

ニュージーランドにあるManuka Health社が商標登録しているブランドマークにMGOというものがあります。これは、2008年にドレスデン工科大学のトーマス・ヘンレ教授が発見した、マヌカハニーの主成分「メチルグリオキサール(MethylGlyOxal)」の略です。
そしてMGOは、この抗菌作用を持つメチルグリオキサールの含有量を示すもので、マヌカハニーの中に何mgのメチルグリオキサールが含まれているかを計測します。
MGOは、UMFよりも厳密な検査がされており、正確な品質を保証するともいわれているようです。

用途に合わせてブランドマークの「数値」で選ぼう

マヌカハニーといっても、低品質なものや偽物なども多く市場に出回っているのが現状です。UMFやMGOという表記があれば、検査を受け、きちんとした品質が管理されていることの証明になりますので、安心して購入することができます。
そして、マヌカハニーの選び方の中で、ブランドマークの次に重要となるのがその数値です。
ブランドマークの数値は、マヌカハニーを選んでいく上でとても重要なものです。
マヌカハニーのブランドマークであるUMFやMGOには必ず数値の表記があります。数値が記載されていないものを見かけたら、偽物の可能性を疑った方が良いかもしれません。
UMFやMGOの右側に表示されている数値が高いほどマヌカハニーの抗菌成分も高いとされています。
UMFの数値には、5+、20+、25+などがあり、数値が大きくなるほどマヌカハニーの細菌から体を守り健康を維持していく能力が高いとされています。
MGOの数値は100+、250+、400+などがあります。例えば、MGOの横についている数値が100+だとすれば、1kgのマヌカハニーの中に100mgのメチルグリオキサールが含まれているということになります。
UMFとMGO、どちらも数値が大きくなるにつれて効果が高くなりますが、その分値段も高くなりますし、マヌカハニー独特の風味も強くなります。そのため、必ずしも数値の高いものが最適とは限りません。
初めてマヌカハニーを購入する方は数値が低めのもので味や効果を試してみる、マヌカハニー愛用者でさらに健康増進に努めたい方は数値が高いものを買い足すなど、用途に合わせて選ぶことをおすすめします。

マヌカハニー UMF数値別比較表

当マヌカハニー専門店Beemeで取り扱いの人気商品を効果と価格で徹底比較しますので迷っている方、それぞれの用途に合わせてどうぞご参考にしてください。

活性値 低活性 中活性 高活性 超高活性
商品種類 UMF5+ umf10+ umf15+ umf18+ umf20+ UMF23+ UMF25+
数値 UMF5+ UMF10+ UMF15+ UMF18+ UMF20+ UMF23+ UMF25+
MGO換算(相当) MGO83+ MGO263+ MGO514+ MGO696+ MGO829+ MGO1046+ MGO1200+
効能 栄養補給の通常レベル 健康的な日常生活に役立つレベル 十分な抗菌活性が認められるレベル 十分な抗菌活性が認められるレベル 極めて高い効果があるレベル 極めて高い効果があるレベル 医療目的としても極めて高い効果があるレベル
抗菌力
対象 お手軽にマヌカハニーを試してみたい方におすすめ 日々の健康維持にご利用したい方におすすめ 日々の体調管理や風邪予防対策におすすめ 健康や美容にしっかり取り組みたい方におすすめ 消化作用に役立つ抗菌パワーで、胃腸が弱い方にもおすすめ 非常に高い抗菌パワーを発揮するため、高い効果を求めている方におすすめ 最高レベルの抗菌パワーを発揮するため、高い効果を求めている方におすすめ
100gあたりのカロリー 300kcal(1400kj)
食べやすさ(クセの有無) ★★★★★ ★★★★★ ★★★★☆ ★★★★☆ ★★★☆☆ ★★★☆☆ ★★☆☆☆
商品詳細購入 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る 詳細を見る

※ 1日1杯の250gの場合

BeeMeの分析書に対するこだわり

2013年、イギリスのリサーチによるとイギリス国内で売られていたマヌカハニーの約50%に偽装が確認されました。活性パワーが高ければ高いほど高値で売れるマヌカハニー。残念なことに日本でも活性パワーが期待できないマヌカハニーを、あたかも効果があるように記載して販売しているケースが多々見られます。

よくある例

  • UMF、MGO、MGSの表記が無いマヌカハニーには違い無いが、活性パワーが無いもの。
  • 分析書が付いてこない試験を受けていないマヌカハニーの可能性が高いため本物か判断できない。
  • UMF、MGO、MGS以外の基準ニュージーランド政府非公認の試験なので本物か判断できない。
  • 原材料がマヌカハニー100%ではないUMF、MGOのマヌカハニーを配合していても、マヌカハニー100%でなければ表記されている数値の効果は期待できません。

BeeMeではこのようにお客様を誤認させるような商品は取り扱っておりません。
あくまでも純粋に効果のあるマヌカハニーだけを販売しているため、自信を持って全商品に分析書をお付けしております。

BeeMeでお付けしている分析書について

BeeMeでお付けしている分析書は分析機関によって多少異なりますが、基本的には下記の通りです。お手元の商品のバッチ番号と照らし合わせてご確認ください。

BeeMeがお届けする分析書1BeeMeがお届けする分析書2

よくある質問

Q:UMFとMGOの違いはなに?

UMFはマヌカハニーの抗菌成分濃度を示しており、MGOはマヌカハニーの主成分であるメチルグリオキサールの含有量を示しています。

Q:UMF・MGOは数値が高いほどどうなるの?

UMF・MGOの数値はマヌカハニーの抗菌成分の高さを表しています。つまり、UMF・MGOの数値が高いほど殺菌・抗菌効果が高いということになります。

Q:UMF・MGOの数値によって味に変化はある?

UMF・MGOの数値が上がるにつれて抗菌効果が高くなる分、マヌカハニーの独特な風味やクセも強くなっていきます。

Q:UMFとMGOの数値の高さは比例しているの?

UMFは抗菌成分濃度を示す数値で、MGOは抗菌作用を持つ成分の含有量を示しています。
どちらも抗菌効果の高さを表していることから、UMFとMGOの数値の高さは比例関係にあるといわれています。

おわりに

健康維持を目的としてマヌカハニーを購入する場合は、UMFやMGOのブランドマークや数値を確認することをおすすめします。ただし、UMF、MGOの数値が高くなるほど値段も高くなっていきます。使用シーンに合わせてマヌカハニーを選び、日々の健康維持に役立ててくださいね。

コラム一覧へ