豊富な栄養素と強い殺菌作用を持つマヌカハニーは、世界で最も高級なはちみつといわれています。
マヌカハニーのパッケージに表記されているMGO数値は、その強力な抗菌作用をもたらす物質である「食物メチルグリオキサール(MGO)」の含有量を表しています。
そこで今回は、MGOの概要や、MGO基準を作ったとされるドイツのトーマス・ヘンレ教授について詳しくご紹介します。
食物メチルグリオキサール(MGO)とは?
食物メチルグリオキサール(MGO)とは、グルコース(ブドウ糖)が分解される過程において作られる成分で、熱や酵素に強く高い抗菌活性作用を持つことを特長としています。
マヌカハニーは、食物メチルグリオキサールを豊富に含んでおり、胃腸の健康を維持する効能があると話題になり注目されるようになりました。
なお食物メチルグリオキサールは、マヌカハニーだけでなく、糖とアミノ酸を含むチョコレートやコーヒーなどにも入っており、さまざまな食物から摂取することが可能です。
マヌカハニーのMGO表記について
MGO基準(規格)とは
マヌカハニーのパッケージに記載されているMGOマークは、1kgのマヌカハニーに何mgの食物メチルグリオキサールが含まれているかを示す基準(規格)です。
例えば「MGO400+」と表記されている場合、マヌカハニー1kgあたり400㎎のMGOが入っているということを示しています。
健康維持のために毎日摂取するのであれば、標準的な濃度の「MGO100+(またはUMF10+)」がおすすめです。
UMF基準(規格)とは
マヌカハニーには「ユニーク・マヌカ・ファクター(UMF)」という規格もあり、こちらもマヌカハニーの抗菌作用を表しています。
UMFマークは食物メチルグリオキサールの含有量ではなく、殺菌成分の濃度(抗菌力の強度)を数値で示したものとなります。
MGO基準の生みの親、トーマス・ヘンレ教授とは?
トーマス・ヘンレ教授の経歴
トーマス・ヘンレ教授は、ドレスデン工科大学食品化学研究所教授・工学博士であり、世界で活躍する食品化学分野の第一人者です。
1997年にバイエンステファン工科大学食品工学部で大学教員資格と工学博士号を取得後、1998年にドレスデン工科大学の食品化学研究所教授に就任しました。
2003年には同大学で化学および食品化学部の学部長となり、さまざまな食品研究を続けています。
マヌカハニーと関係が深い人物で、天然に生成されたメチルグリオキサール(MGO)がマヌカハニーの主要な抗菌成分であることを発見しました。
マヌカヘルス社について
トーマス・ヘンレ教授とマヌカハニーの共同研究を行ったマヌカヘルス社は、マヌカ製品をはじめプロポリスやローヤルゼリーなど、70種類以上ものはちみつ製品を扱うニュージーランドの養蜂会社です。
マヌカハニーの研究に入る前に、MGOの商標登録を取得しており、現在ではマヌカヘルス社の製品は日本以外にも30カ国以上の国々に輸出されています。
マヌカヘルス社のマヌカハニーは、雄大な自然の中にある養蜂場で丁寧に作られ、農薬や抗生物質などを使用しない100%ピュアな天然はちみつで、品質はニュージーランドでトップクラスともいわれています。
数値を参考にして、マヌカハニーを選ぼう
トーマス・ヘンレ教授は、マヌカハニーに食物メチルグリオキサール(MGO)が豊富に含まれていることを解明しました。現在では、マヌカヘルス社をはじめ、さまざまなメーカーがマヌカハニーを発売しています。
メチルグリオキサール(MGO)はピロリ菌をはじめとして、大腸菌、黄色ブドウ球菌、O-157菌、ノロウイルスなど、さまざまな疾患の原因に対して力を発揮すると言われています。
そのため、マヌカハニーを毎日の生活に取り入れることで健康維持に役立てることができます。
マヌカハニー専門店BeeMeではさまざまな数値のマヌカハニーを取り揃えています。
購入を検討されている方は、MGOやUMFなどの数値を参考にご自身に合ったマヌカハニーを選んでみてください。