マヌカハニーはニュージーランドに自生する「マヌカ」の樹木から採れる、希少なはちみつです。マヌカハニーだけに含まれる殺菌性・抗菌性の高い成分が発見され、健康に良いはちみつとして世界中から注目されています。そんなマヌカハニーは美容や健康に気遣う方にぴったり。今回は、ちょっとした贈り物にマヌカハニーを選ぶときのポイントについて、ご紹介します。
マヌカハニーが健康維持に役立つ理由
いまや健康食品としてすっかり有名になったマヌカハニー。マヌカハニーには「メチルグリオキサール」と呼ばれる殺菌性・抗菌性の高い成分が含まれています。
メチルグリオキサールは一般的なはちみつに含まれる過酸化水素より抗菌性が高く、ピロリ菌や腸内の悪玉菌除去に役立つとされている成分。また、歯周病や口臭の原因菌にも抗菌性を発揮することから、オーラルケアにも良いといわれています。
そのほか、マヌカハニーには抗炎症作用を持つ「シリング酸メチル」、腸内環境を整えてくれる「グルコン酸」なども含まれていることから、健康維持に役立つとされているのです。
マヌカハニーを贈り物に選ぶときのポイント
マヌカハニーを贈り物に選ぶ際、お値段を見てちょっと迷ってしまう方がいらっしゃるかもしれません。マヌカハニーは250gで3,000円程度の商品もありますが、10,000円以上と高額な商品もあります。なぜこれほどまでに値段に違いがあるのかというと、上の方でご説明した「メチルグリオキサール」の含有量に違いがあるからです。
UMF、MGOの値について
マヌカハニーには「UMF15+」や「MGO200+」などの表記がパッケージに表示されています。「UMF」や「MGO」は抗菌成分メチルグリオキサールが含まれる量を表しており、数値が高くなれば高くなるほどメチルグリオキサールの量が多いということになります。その分、値段も高いということです。
また、UMG、MGOの値によって「低活性」「中活性」「高活性」に分けられ、活性度が高いほど色や香りが濃厚になり、とろみも強くなります。
低~中活性のマヌカハニーをちょっとした贈り物に
UMF5+、MGO200+は250gで3,000~4,000円程度とお手頃価格で購入できるので、ちょっとした贈り物にぴったり。また、マヌカハニー特有のスパイシーな香りや味わいもマイルドなので、好みはあるでしょうが、比較的どなたでも食べやすい味といえます。
美容・健康に気遣っている方へ送るなら、おすすめは、UMF10+~UMF12+、MGO300+の中活性タイプ。低活性のマヌカハニーと比べると、より濃厚な味わいが楽しめます。
薬ではないので食べてすぐ効果が現れるわけではありませんが、パンに塗ったりヨーグルトに混ぜたりなど、毎日摂取することで健康維持に役立つことが実感できるでしょう。
マヌカハニーを食べるときの注意点
メチルグリオキサールは金属に弱いという特徴があります。はちみつを食べる際、金属のスプーンを使っている方がいらっしゃるかと思いますが、マヌカハニーを食べるときは木製または陶器製のスプーンを使ってください。
贈り物をする際、木製のスプーンも一緒にプレゼントできると便利ですね。
マヌカハニーを保存するときの注意点
マヌカハニーが黒っぽいのプラスチック製ボトルに入っているのは、直射日光を避けるためです。マヌカハニーはできればそのままの容器で保存するのが望ましいといえます。マヌカハニーを贈り物をとして選ぶ場合、保存方法なども教えてあげると、もらった方も嬉しいかもしれませんね。
美容・健康に気遣う方へマヌカハニー
マヌカハニーは抗菌成分に注目が集まりがちですが、栄養的にみてもビタミンB群やミネラルが多いという特徴があります。ビタミンB群はお肌を健やかに保つのに欠かせませんし、各種ミネラルは体の調子を整えるために必要な成分です。
マヌカハニーは薬ではありませんので、副作用などの心配はありません。ぜひ毎日の健康維持にお役立てください。