レザーウッドハニーとは?レザーウッドハニーの特長とマヌカハニーとの違い
はちみつの基礎知識 2023.08.02

レザーウッドハニーとは?レザーウッドハニーの特長とマヌカハニーとの違い

レザーウッドハニーとは、世界で数人の養蜂家しか作っていない、希少なはちみつです。
栄養豊富で優れた食品でありながら、味も良いため人気があります。
今回は、レザーウッドハニーの特長や、レザーウッドハニーとマヌカハニーの違いについてご紹介します。ぜひ、はちみつ選びのご参考にしてください。

目次

レザーウッドハニーとは?

タスマニアの大自然が生んだ幻のはちみつ

レザーウッドハニーとは、オーストラリアのタスマニア島にのみに自生する「レザーウッド」という木から作ることができるはちみつです。枝がレザーのような色をしていることから、レザーウッドハニーという名前が付けられました。
レザーウッドハニーは、花が咲くまでに長い年月がかかることから、「幻のはちみつ」といわれています。
この木が白くて愛らしい花を咲かせ、十分な蜜を持つようになるまでには平均100年かかるといわれています。

世界中が心待ちにする香り豊かなはちみつ

レザーウッドハニーを作る養蜂家は、世界中で数人しか存在しません。世界遺産のタスマニアでは、許可された人しか養蜂家になれないのです。
気の遠くなりそうな年月を経てようやく生まれたはちみつの味は、品のある甘みと芳醇(ほうじゅん)な香りが特長です。

レザーウッドハニーの栄養

レザーウッドハニーには、ビタミンやミネラル、酵素、アミノ酸、ポリフェノールなどを豊富に含んでいます。抗菌、抗炎症を始め、腸の健康を維持するプレバイオティクスなどの作用も期待でき、栄養補助としても人気があります。

マヌカハニーとレザーウッドハニーの違い

栄養豊富なはちみつとして、マヌカハニーとレザーウッドハニーはよく比較されます。
ここではマヌカハニーとレザーウッドハニーの違いについてご紹介します。

味の違いは?

レザーウッドハニーは芳醇(ほうじゅん)な香りと甘さが特長です。
紅茶やスイーツとの相性も良く、そのまま口にしてもクセが少ないはちみつといえます。
一方マヌカハニーは、良薬のような独特の香りが特長です。
マヌカハニーは抗菌成分(MGO)の含有量でレベル分けされていますが、量が多いほどクセのある味わいとなります。マヌカハニーのクセが苦手な方は、MGOの数字が低いものからチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。

抗菌作用の違いは?

マヌカハニーもレザーウッドハニーも、抗菌作用が注目されています。
マヌカハニーの抗菌力はMGO(メチルグリオキサール)の含有量で表されることが多く、数値が高いほど抗菌力が強くなります。
一方、レッドウッドハニーの抗菌力は、「TA(トータルアクティビティ)」で表されます。
例えば、マヌカハニーで「MGO100+」と表記されたものは、マヌカハニー1kgのうち100mgのメチルグリオキサールが含まれることを表します。
MGOの数値は100+~500+が一般的ですが、数値が上がるほど効能も値段も高くなるのです。
日常的にマヌカハニーを食べてみたいという方は、お手頃価格のMGO100+のマヌカハニーを試してみるのはいかがでしょうか。
なお、MGO100+と同じレベルの抗菌性を持ったレザーウッドハニーが「TA5+」といわれ、最近発売された商品で実証されています。

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自分に合ったはちみつをみつけよう♪

今回は、レザーウッドハニーの特長や、レザーウッドハニーとマヌカハニーの違いについてご紹介しました。
レザーウッドハニーもマヌカハニーも、それぞれ栄養豊富なはちみつで、体の健康状態を維持する効果を期待できます。
マヌカハニーやレッドウッドハニー以外にもマヒカハニーやジャラハニー、コムハニーなどのはちみつも健康維持の効果が注目されています。
さまざまなタイプのはちみつを試してみて、ご自身の好みや目的に合ったはちみつを見付けてみてください。

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