栄養たっぷりで、美容にも健康にも良く、何よりおいしくて手軽にいろいろな形で食べられるはちみつ。みなさんは、普段はちみつを入れ物からすくうとき、何を使いますか?
大抵の場合は、ご家庭などにあるごく普通のティースプーンなどを使うかと思います。
しかし、普通のスプーンですくおうとすると、スプーンが入れ物に入りづらかったり、さらっとしたタイプのはちみつの場合すくいだしたときにタラリとスプーンから垂れてしまって手やテーブルを汚してしまったり…などの経験をされたことのある方もいらっしゃるのでは?
そこで今回は、はちみつを扱うのに適した素材や、はちみつをすくうのに便利な道具についてご紹介します。
はちみつをすくうのにはどんな道具がいい?
まずは、はちみつをすくうものの素材についてです。
実は、はちみつをすくうには金属製のスプーンは使わない方が良いとされています。なぜかというと、はちみつは金属に触れると化学変化を起こしてしまうといわれているからです。
特に、抗菌作用の高いことで話題のマヌカハニーのボトルの中に、金属製のスプーンやナイフなどを入れてしまうのはよくありません。なぜなら金属が触れると、マヌカハニーに含まれる成分・メチルグリオキサールの活性力が弱まる可能性があるためです。
なので、マヌカハニーをすくう際は木製や陶器、竹等の素材でできたスプーンを使用するのが良いでしょう。プラスチックや樹脂製のスプーンでも大丈夫です。
マヌカハニーは、一度金属に触れてしまうだけでもせっかくの良い成分が変化してしまう可能性があるので、気を付けましょう。
ハニーディッパーとは?
はちみつを効率よくきれいにすくいだすためには、普通のスプーンを使うより、ハニーディッパーという道具やマヌカハニー専用スプーンを使うことをおすすめします。
ハニーディッパーとは、はちみつをすくう棒のことです。はちみつや水あめなど、粘り気のあるトロッとした状態のものを入れ物からすくいだすときにとても便利な形になっています。日本語ですと、蜂蜜棒と呼ばれていたりもするようです。
棒の先端が丸みを帯びていますので瓶などに入りやすく、普通のスプーンだとなかなかすくいきれないようなさらっとしたタイプのはちみつでも、溝の部分でたっぷりと絡めとることができるようになっています。
ちょっと古風でかわいい木製のものだけでなく、プラスチック製や樹脂製のものも販売されています。
そして、デザインも大きさも豊富にありますので、用途によって選ぶことができます。
ただし、デメリットとしては洗いにくく、垂れやすいためテーブルやハチミツが入っている容器を汚しやすいことが挙げられます。
また、木製のハニーディッパーの場合はその形状のため溝がとても痛みやすく、あまり長持ちしないことが多いようです。
ハニーディッパーの使い方
ちょっと古風なヨーロピアンスタイルのハニーディッパー。日本ではあまりなじみがないと思いますが、果たしてどうやって使えば良いのでしょうか?
正しい使い方をご説明します。
- まず、先端の丸い部分をはちみつの入れ物の中に入れてくるくると回し、先端部の溝にはちみつを含ませます。
- 十分にはちみつが絡んだら、ハニーディッパーの先端部を下に向けて回転させたまま持ち上げます。こうすることで、ちょうど良い量を絡めて持ち上げられます。
- 垂らしたいものやお皿の上まで持ってきたら回転を止め、ハニーディッパーを横向きにしてはちみつを垂らします。十分な量を垂らせたら、横向きにしたままくるくると回して、垂れてくるはちみつを切りましょう。
マヌカハニー専用スプーンについて
マヌカハニー専門店 BeeMeではハニーディッパーのデメリットを解消した「マヌカハニー専用スプーン ハニースクープ」をつくりました!
底面を平らにすることで、マヌカハニーをすりきりやすく、たれにくい。
さらに普通のスプーンを同じ形状なので、洗いやすく乾燥もしやすくなっています。
材質も効果を損なうことがない、衝撃や摩擦に強く、つるつるとした舌触りのメープル材で食べ心地にもこだわった専用スプーンです。
材質へのこだわり
「マヌカハニー専用スプーン」は木製です。
ハチミツは酸性のため、金属スプーンの材質によってはハチミツの酸が金属を腐蝕させることがあり、そのときにハチミツに影響を与えてしまうことがあります。
マヌカハニーの健康効果・美容効果を最大限発揮して頂くために効果を損なうことが無いように木製スプーンをつくりました。
マヌカハニー専用スプーンは衝撃や摩擦に強く、つるつるとした舌触りの良いメープル材を使い、食べ心地にもこだわっています。
木目は穏やかで明るい乳白色の色が特徴で、年月が経つにつれ味のある飴色に変化していきます。金属やプラスチックと違い、同じものがひとつとしてない自然の木目をお楽しみください。
形へのこだわり
「はちみつ専用ならハニーディッパーじゃないの?」とお思いのお客様もいらっしゃるかと思います。
BeeMeではハニーディッパーのメリット・デメリットも考慮して「マヌカハニー専用スプーン ハニースクープ」をつくりました。
ハニーディッパーは見た目はとてもオシャレで良いのですが、いざ実用となると「垂れやすく」「洗いにくい」というデメリットがありました。
特に木製ハニーディッパーは溝にマヌカハニーが入り込んでしまうため、高価なマヌカハニーが最後まで使い切れずにとても勿体なく、さらにその溝から傷んできやすいという問題がありました。
その点を考慮し、マヌカハニー専用スプーンは普通のスプーン同様に使い勝手は残しつつ、底面を平らにすることで表面張力により「垂れにくく」しました。
また普段お使いのスプーン同様にとても洗いやすく・乾燥しやすくなっております。
マヌカハニー専用スプーンの使い方
マヌカハニー専用スプーンの使い方はとても簡単です。
- まずマヌカハニーが入っている容器の中にマヌカハニー専用スプーンを入れます。
- 十分にマヌカハニーをすくったら、容器のフチでマヌカハニーをすりきります。
- 垂らしたいものやお皿にマヌカハニーを垂らします。
- 最後に使い終わったスプーンをなめて、無駄のないようにしましょう。
マヌカハニーは高価なので無駄が出ないように、ハニーディッパーよりもマヌカハニー専用スプーンをご利用頂くのをオススメします。
よくある質問
Q:ハニーディッパーの洗い方のコツはありますか?
ハニーディッパーははちみつを絡めとるための溝が洗いにくいという点があります。水洗いよりもお湯で洗うと、はちみつが溶けて洗いやすくなります。
Q:マヌカハニー専用スプーンを使用するメリットは?
金属のスプーンと違って木製のスプーンは、マヌカハニーの抗菌効果を弱めることなく摂り入れることができます。
また、マヌカハニー専用スプーンは垂れにくく使いやすい形状となっているので、マヌカハニーを余すことなく最後まで楽しめます。
Q:マヌカハニー専用スプーンは使うごとに痛んできますか?
マヌカハニー専用スプーンは衝撃や摩擦に強い材質で作られているため、長く安心してお使いいただけます。
せっかくのマヌカハニーは道具にもこだわりたい
効果を期待してご購入いただくお客様の中には、意識せずに金属製のスプーンをご利用されている方も多いかと思います。
普通のはちみつとは一味違うマヌカハニーは道具にもぜひこだわってください。