はちみつは体に良いとされる自然食品ですが、中には、生はちみつに対してアレルギーをお持ちの方もいらっしゃるようです。今回は、生はちみつアレルギーについてのご説明し、アレルギー体質の人がマヌカハニーを食べても大丈夫かどうか、見てみましょう。
生はちみつアレルギーとは
人には体質によってさまざまなアレルギーがありますが、中には生はちみつに対してアレルギー症状を持つ方もいます。例えば、はちみつを採取している花の種類によっては、蜜に含まれる花粉に反応し、花粉症の方にアレルギー症状が出るケースがあります。
アレルギーには大きく分けて以下の2種類があります。
即時型フード(食物)アレルギー Ⅰ型
特定のものと接触したり食べたりするとじんましんが出る、口元がピリピリするなどのアナフィラキシーショックを伴うアレルギー。
遅延型フード(食物)アレルギー Ⅲ型
Ⅰ型のようなアナフィラキシーショックが見られず、アレルギーだと気づきにくいさまざまな症状が長期間にわたって出るアレルギー。
近年、慢性的な体調不良や原因不明の疲労感や症状などは、遅延型フード(食物)アレルギーⅢ型が関係している可能性があることが分かってきました。
生はちみつを食べてすぐに目立った異常はなくても、食べてから数日や数週間にわたって何か異変を感じる場合は、生はちみつアレルギーが原因であることも考えられるでしょう。
突然、食物アレルギーに!なぜ?
「自分は生はちみつアレルギーではない」と思っている方も多いかもしれませんが、実は、アレルギーは先天的なものだけではなく、ある日突然発症してしまう後天的なアレルギーもあります。
その大きな原因が、「肌に触れること」だと言われています。また、アレルゲンの構造が似ていると、一見無関係のものがアレルゲンになってしまうこともあります。よく引き合いに出される例として、クラゲと納豆はアレルゲン構造が類似しているため、クラゲに刺されたサーファーやダイバーが納豆アレルギーを発症する可能性がある、というお話があります。
アレルギー体質の人はマヌカハニーを食べてもOK?
すでに何らかのアレルギーを持っている方は、マヌカハニーを食べても大丈夫なのでしょうか?マヌカハニーを食べたいけれどアレルギーが気になるという方は、以下を参考にしてみて下さい。
アレルゲン特定検査を受ける
アレルギー体質の方は、多くのアレルゲンを持っていることがあります。病院ではアレルゲンを特定する検査を行っているので、気になる方は自分が何に対してアレルギー反応を起こすのか把握する目的で、受けると良いかもしれません。
アレルゲンが特定され、アレルゲンの中にはちみつが含まれないことが分かっていれば、食べても問題ないでしょう。
体調によって症状が出ることもある
また、健康な方でも体調によって食べ物の「合う/合わない」があるので、食後、皮膚に赤やかゆみが出たら、最近食べたもので思い当たる食材を、1週間程度は避けることをおすすめします。
マヌカハニーは自己免疫力を高めてくれる
アレルギーは自己免疫疾患の一種。つまり、体調が悪いなど自己免疫力が弱まっている状態では、何らかのアレルギー症状が出る可能性があるのです。
自己免疫の中でも、食べ物の消化・吸収を行う腸の腸管免疫は非常に重要な役割を果たしていて、腸内環境を整えることは免疫力アップにもつながるといわれています。
マヌカハニーにはMGO(メチルグリオキサール)という成分が含まれており、腸内に存在する悪玉菌への抗菌作用、同時に善玉菌の一種であるビフィズス菌を増やす働きを持っているとされています。はちみつにアレルギーがないようであれば、マヌカハニーを毎日少しずつ食べることで、免疫力の改善が期待できるかもしれませんね。
大自然がくれた恵み「マヌカハニー」
マヌカハニーはマヌカの木から採れる天然のはちみつです。ニュージーランドのマオリ族が、古の時代より薬として重宝してきたマヌカの木。そのマヌカの木から採れるマヌカハニーには体に良い成分がたくさん含まれています。大自然の恵みがたっぷりつまったマヌカハニーをどうぞお試しください。