近年、食品に含まれるカロリーよりも糖質の方が、健康や体型に影響がするといわれています。そのため、最近は食品の糖質が気になる……という方も多いのではないでしょうか?
とはいっても、デザートも食べたくなるときもありますし、紅茶やコーヒーに甘さをプラスしたくなることもありますよね。
そこで、おすすめなのが、砂糖の代わりになる自然派の甘味料を利用すること。今回は、白砂糖の代わりになる甘味料をご紹介します。
健康志向の方が白砂糖を食べない理由
糖質しか含まない白砂糖は、血糖値を急激に上げる食品です。血糖値を急激に上がることは、糖尿病などの生活習慣病のリスクを高める可能性があります。健康維持のためには、白砂糖の摂取を控えることが大切です。
マクロビオティックなどナチュラルな食生活でも、白砂糖を含む甘味料はできるだけ避けて利用するのが基本といわれています。
しかし、糖質も必要な栄養です。極端に糖質の摂取を控えるのではなく、白砂糖の代わりとなる甘味料を利用することがおすすめ!
白砂糖の代わりになる甘味料は?
白砂糖の代わりとなる甘味料はさまざまな食品があります。ここでは、白砂糖の代わりとなる甘味料をご紹介します。
はちみつ
誰もが知っている甘味料、はちみつ。「砂糖の代わりに使う甘味料」としてもっともメジャーな食品といえるでしょう。ミツバチが採取してきたみつのことで、薬としても使われてきました。
はちみつには、れんげやオレンジの花からとれたみつなど、さまざまな種類があります。「何の花からとったか」で、色も味も香りもまったく異なるのが特徴です。
メープルシロップ
カナダの名産品のうちの1つ。カエデの木から取られるもので、茶褐色であるのが一般的です。お菓子類によく使用されています。
ちなみに、スーパーなどでは安価なメープルシロップ風味の甘味料も売られています。メープルシロップ風味の甘味料も悪くはないのですが、メープルシロップならではの風味を味わいたいのであれば、やはり純粋なメープルシロップを選ぶ必要があります。
アガベシロップ
アガベシロップとは、メキシコなどに生える「アガベ」という植物から取られるものです。テキーラの原材料にもされているアガベは甘みをとることもできます。
摂取後の血糖値の上昇も穏やかであるため、比較的使いやすいシロップとして知られています。
デーツシロップ
デーツシロップは、デーツという植物を由来とする甘味料です。デーツはナツメヤシの果実のことであり、黒糖のような味わいを持つものとして知られています。ナツメヤシの果実自体も古くから食べられてきたものであり、ファンが多い食べ物でもあります。
りんごシロップ
りんごシロップは、その名前のりんごを使って作られるものです。青りんごなどから作られているものも多く、紅茶などとも相性が良い食材として知られています。
米飴
米飴は、「飴」とついていますが、固形ではなく瓶などに入って販売されているものです。米と麦を原材料としていて、この2つを糖化して作ります。古くから知られている甘味料であり、母乳代わりに使われていたという歴史も持っています。
玄米シロップ
玄米シロップは、玄米と麦芽、そして水を使って作っていくものです。労力を惜しまなければ、自宅で作ることも可能です。自然な甘みを持っており、ヴィーガン思考の人の食卓にも使われることがあります。
健康維持をしたい方にはマヌカハニーがおすすめ!
健康食品として注目されている「マヌカハニー」も、白砂糖の代わりになる甘味料の1つです。
マヌカハニーは、一般的なはちみつよりも優れた殺菌効果や抗菌効果を持つのが最大の特徴で、健康維持に役立つ食品です。腸内環境を整えてくれる効果にも期待ができるため、お通じの改善につながるといわれています。独自のコクや甘みのあるマヌカハニーは、お菓子にはもちろん、お料理や、コーヒーや紅茶の砂糖代わりとしても十分に利用できる甘味料です。
健康食品とはいえ、マヌカハニーにも糖質は含まれています。摂りすぎには注意しましょう。
マヌカハニーをお料理にもプラス♪
上白糖は安価で使いやすいのですが、「いつもとは違う香りを楽しみたい」「栄養価の高い甘味料を取り入れたい」ということであれば、上白糖以外の甘味料を選ぶと良いでしょう。
中でもマヌカハニーは、ヨーグルトに混ぜてもOK、カルパッチョや肉料理にも使えるため、意外なほどにはん用性が高いのが魅力です。マヌカハニーの深みのある味わいを生かして、「料理の材料」として積極的に使用している方もいらっしゃいます。ぜひ、砂糖の代わりにマヌカハニー使ってみてくださいね。