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自然食に興味のある方におすすめ!雑穀マイスターの資格とは

自然食に興味のある方におすすめ!雑穀マイスターの資格とは

豊富な栄養素を含むことから、健康や美容に役立つ食材として人気を集めている「雑穀」。雑穀と一口に言っても、玄米をはじめ、ひえやあわ、麦や黒米、アマランサス…など、さまざまな種類があります。それぞれ栄養価や味だけでなく、食感や効能、調理法においても異なる特徴を持っています。今回は、そんな雑穀にもっと親しみ、ヘルシーライフをさらに充実させたい方におすすめの「雑穀マイスター資格」についてご紹介します。 目次 雑穀マイスターの資格とは 飽食の時代と言われながらも、栄養が偏りがちな現代の食生活。食事から健康とキレイを導いてくれる雑穀のスペシャリストが求められています。日本能力開発推進協会が認定している「雑穀マイスター資格」とは、各種雑穀の栄養価や歴史、特性、日常への上手な取り入れ方、おいしい調理法など、雑穀にまつわるあらゆる知識を持った雑穀スペシャリストの称号です。通信教育をはじめとする認定教育機関での全カリキュラム修了後に受験することができます。スクールに通学したり、受験のために試験会場まで出掛けたりする手間もなく、自宅で資格取得まで完了できるのがポイントです。 雑穀マイスター資格をうまく活用しよう! 雑穀マイスター資格を取得した後は、どのようなシーンで活用することができるのでしょうか。まずは、ご自身やご家族の健康維持、さらには生活習慣病の予防を踏まえたメニュー作り、ふさわしい雑穀選びなど、毎日の食生活に役立てることができます。健康面だけでなく雑穀を美容に生かす知識も役に立つでしょう。また、通信講座を受講する過程でも、レシピを学ぶ機会が多いので、日々の食卓へすぐにフィードバックすることが可能です。お仕事では、雑穀に関する総合的な知識を生かし、雑穀ブレンダーや健康食品メーカー、自然健康食品関連のカフェやショップなどで幅広く活躍することができます。社会全体の健康志向の高まりとともに、今後ますます需要と可能性が期待できるでしょう。 その他にもおすすめの自然食関連資格 雑穀マイスター資格のほかにも、自然食に興味のある方へ、関連したおすすめの資格を2つほどご紹介します。 食育アドバイザー 食育アドバイザーとは、食育や栄養学の幅広い知識・スキルを習得して、食育のアドバイザーであることを認定する資格です。子どもの健やかな成長に、食は大きく関係しています。そのため、食に関して正しくアドバイスができる人材は、教育現場などでは大変貴重です。食育アドバイザーの資格を取得すれば、食育に関して正しい知識をアドバイスでるようになります。食育アドバイザーは、日本能力開発推進協会が認定しており、在宅受験が可能です。 オーガニックコーディネーター オーガニックコーディネーターとは、衣・食・住など生活全般のオーガニック情報を見極め、幅広い知識を持ち、オーガニック情報を正しく伝えられることを証明する資格です。オーガニックシーンは、いまや食品だけでなく、衣料品やコスメ、アロマ、エステなど幅広いです。企業へのアドバイス、セミナー講師、ご自身での教室の開設など、活躍する場所は多く存在します。 おわりに 雑穀のあらゆる知識を身に付けることで、食生活をヘルシーに変化させて、お仕事のスキルUPにもつながる「雑穀マイスター資格」。ご自身のステップアップや、さらなる自信にもつながるものかと思いますので、ご興味のある方は、ぜひチャレンジしてみてはいかがでしょう。また、雑穀に関する資格については、日本雑穀協会が認定する「雑穀エキスパート」「雑穀アドバイザー」「雑穀クリエイター」といったものや、日本スーパーフード協会が認定する 「JSA認定 雑穀スーパーフードマイスター」など、魅力的な資格がたくさんあります。気になる資格があれば、日本雑穀協会のホームページを調べてみてくださいね。

玄米食はミネラル不足になるの?フィチン酸のキレート作用とは

玄米食はミネラル不足になるの?フィチン酸のキレート作用とは

数年前、マクロビオティック実践者のあいだで、玄米食について大きく意見が分かれたことがありました。その論点になっているのはキレート作用というものです。玄米食に反対する論者の意見を具体的に述べれば、「玄米に含まれるフィチン酸は、金属イオンと結合して、体内のミネラルを排出してしまう」「玄米を食べるとミネラル欠乏症になる」などでしょう。健康と美容にとても良いイメージのある玄米食ですが、実際のところはどうなのでしょうか。今回は、玄米の成分や効果、そしてキレート作用についてご紹介します。 目次 玄米の成分とその効果 玄米とは、稲刈り後に中身だけ脱穀して取り出したもみ米から、殻をむいたお米のことです。玄米は胚芽やぬか層がついている分、栄養価が高いことで知られています。白米と比較すると、ビタミンB1は4倍強、ビタミンB2は3倍、鉄は2倍以上とも言われています。食物繊維は白米の約6倍。さらに、便秘を解消して腸の調子を整えるだけでなく、体内の余分な有害物質をも排出してくれる効果があるらしいのです。そのため、生活習慣病やがんの予防、新陳代謝の活性化にも期待できます。また、胚芽部分には多量のビタミンEがあり、ぬか部分にはリノール酸やオレイン酸が含まれているため、老化防止などの効果も期待できます。 フィチン酸のキレート作用とは フィチン酸は、ミネラル(特に亜鉛、鉄など)と強く結合してしまう作用を持っており、玄米食を続けるとミネラル不足になるという説があります。キレート作用とは、フィチン酸が金属イオンと結合し、体内のミネラルを排出することです。フィチン酸はミネラル(特に亜鉛、鉄など)と強く結合する性質を持っていることから、強いキレート作用を持っています。つまり、フィチン酸を過剰摂取すると、体内のミネラルが必要以上に排出されてしまい、ミネラル不足になると考えられたわけです。しかし、玄米に含まれているのはフィチン酸ではありません。フィチン酸に複数のミネラルが結合した状態の「フィチン」と呼ばれる物質です。この「フィチン」と「フィチン酸」を混同した情報が広まったことから、玄米食を続けるとミネラル不足になるという説が出てきたのです。「フィチン」と「フィチン酸」は全く別の働きをしますが、分子構造上どちらも同じ「IP6」で表記されるため、混同されてしまうこともあるようです。フィチンはすでに複数のミネラルと結合しており、不足のない状態にあります。そのため、栄養価のある食事をしている健康な方にフィチンが取り込まれても、体内のミネラルと結合したり、排出したりすることはありません。むしろ、フィチンが元々結合していたミネラルが体内に取り込まれるので、実際にはその分ミネラルが増加する可能性のほうが高いのです。そのため、玄米食を続けてもミネラル不足になるということは、まずありえないと言えるでしょう。 発芽玄米なら大丈夫? 玄米とキレート作用の関係性について調べていくと、「発芽玄米なら大丈夫」という情報も見受けられます。発芽玄米とは、玄米を0.5mm~1mmほど発芽させたお米のことです。発芽によって栄養価がさらに増加しますし、さらに玄米特有の硬さが減るため、柔らかな食感になります。発芽をすることでフィチンを分解できる、だから発芽玄米を選ぶべきだという意見もあります。しかし、発芽で分解されるフィチンの量はとても微量です。そのため、玄米でも発芽玄米でも、健康や安全性の面では大きな差はないでしょう。 おわりに 厚生労働省から平成18年度に発表された調査研究からも、玄米自体は安全で食物として問題ないとされています。そのため、玄米食を行ってもミネラル不足になることはありませんし、むしろ玄米は栄養価が高く生活習慣病の予防にもつながる優良な食物です。食品や添加物について、あらゆる情報が配信されていますが、正しい情報をきちんと選別する力を身につけていきましょう。

スーパーフードとは?人気のスーパーフード種類一覧

スーパーフードとは?人気のスーパーフード種類一覧

2004年、アメリカ人医師スティーブン・プラットの著書「スーパーフード処方箋〜あなたの人生を変える14の食品」が出版されると、スーパーフードの存在はまたたく間に世界へと広がっていきました。美容成分や健康成分を効率的に摂取できる健康食品であり、新しい食品が発表されるだけで話題になります。現在では、毎年トレンド予測が行われるほどの注目を集めるほどです。今回は、そんなスーパーフードの魅力と今知っておきたい話題のスーパーフードをご紹介します。 目次 スーパーフードとは?人気の秘密は? スーパーフードとは、一般的な食品より栄養価が突出して高く、美容成分や健康成分が多く含まれる低カロリー食品のことです。主に植物由来のものだということもその特長。また、一般的な食品とサプリメントの中間に位置するような存在で、料理の食材と健康食品、両方の用途を持っています。代表的なスーパーフードとしては、アサイーやカカオ、カムカム、マカ、ココナッツオイル、そしてマヌカハニーなどが有名です。シミ予防やダイエットサポートをはじめ、アンチエイジングや免疫力アップ、便通の改善、生活習慣病予防など、女性にとってうれしい効果がたくさん期待できるのが人気の秘密です。海外ではスーパーモデルやセレブがいち早く取り入れたことで有名になり、最近日本でもさまざまな種類が販売されるようになってきました。 世界中で話題!3種のスーパーフード♪ いよいよ日本にもやってきたスーパーフードの波。代表的なスーパーフードはさておき、今知っておきたいトレンディなスーパーフードをご紹介します!毎日の生活に上手に取り入れて、キレイと健康を手軽に手に入れましょう。 注目度No.1のレッドフルーツ 2017年スーパーフードトレンド予測ランキング、注目の第1位は「レッドフルーツ」。アセロラやゴジベリー(クコの実)、ザクロ、レッドドラゴンなど、文字通り赤い色味を持つ果物です。ビタミンCが豊富なことに加え、ポリフェノールによるダブルの抗酸化作用でアンチエイジング効果やシミ・シワの予防効果も期待できます。サプリメントはもちろん、ドライフルーツやジュース、ジャムなどで効率よくおいしく取り入れるのがおすすめです。夏の紫外線対策として今から積極的に摂取したいものですね。 世界で大ブームのプラントウォータ― 「プラントウォータ―」は、今世界中で大ブームの植物性由来の飲料です。「ココナッツウォーター」や「メープルウォーター」といえば、聞いた事のある方も多いのではないでしょうか。その特長は、低カロリーでミネラルとビタミンが豊富なこと。植物自体が持つ水分を飲料水とするので、着色料や添加物を含まない商品が多いのも支持されるポイントです。飲み物なのでダイエットの際やジムなどの運動後、朝食前など日常生活の中で気軽に摂取できるもうれしいところ。植物によってその成分や効果もさまざまですので、ぜひお悩みや体質に合わせて試してみてはいかがでしょうか。「アーティチョーク」や「ウォーターメロン(スイカ)」「ヘチマ」など、ユニークな種類が発売されていますので、これから夏に向けてさらに注目を集めそうです。 期待のスーパーフード・モリンガ 「ミラクルツリー(奇跡の木)」とも呼ばれる「モリンガ」。主に、亜熱帯地域で美容や健康のために利用されてきたワサビノキ科の植物です。ビタミンやミネラル、カルシウムなど栄養成分が豊富で、国連が栄養失調の子供たちを救うために利用していることでも注目を集めています。さらには葉だけでなく、種、茎、花、根と、あらゆるところを食べられるので、お茶やオイル、香辛料や漢方薬など、用途も実にさまざまです。サプリメントに配合されることも多くなってきました。健康維持から美容、アンチエイジングまで幅広い効果が期待できます。日本ではまだあまり知られていませんが、今後、目にする機会が増えそうなスーパーフードの1つでしょう。 おわりに 健康志向の高い人たちに好まれることで話題となり、日本でもブームの兆しが見えてきたスーパーフード。珍しいものや、新しく発売されるものも多いので、その効果や取り入れ方、味わいなどを楽しみながら試してみてはいかがでしょう。ただ、話題の商品となると類似品や粗悪品も出回ってきますので、それぞれの成分表示や製造基準などをきちんとチェックして、高品質のものを選ぶ事を心がけてくださいね!また、その効果を実感し維持するためには、継続して摂取することが大切です。

老化を早める原因のひとつ「フリーラジカル(活性酸素)」とは?

老化を早める原因のひとつ「フリーラジカル(活性酸素)」とは?

フリーラジカル(活性酸素)という言葉を聞いたことはありませんか?フリーラジカル(活性酸素)は老化を早める原因として知られていますが、どんな物質なのでしょうか。今回は、フリーラジカル(活性酸素)について解説します。また、栄養価の高いはちみつであるマヌカハニーについても、あわせてご紹介します。 目次 フリーラジカル(活性酸素)とは フリーラジカルとは、「不対電子」をもつ原子や分子のことをいいます。普通は、原子の周りの軌道には対になった電子(偶数の電子)が回っていますが、対になっていない電子(奇数の電子)が回っている原子がフリーラジカルです。電子は対になっていることで安定します。対になっていないと、他の原子や分子から電子を1つ奪って安定しようとするのです。しかし奪われたほうの物質は電子を1つ失ったことで対が崩れ、酸化し、フリーラジカルになってしまいます。そして新たに誕生したフリーラジカルは、他の物質を攻撃し酸化させていく……。このようにして、酸化の連鎖反応が起きてしまうのです。これと同じように、別の物質を酸化させる動きをするのが活性酸素です。フリーラジカルは、活性酸素と同じ意味ではありません。活性酸素の種類のうち「スーパーオキシド」「ヒドロキシルラジカル」の2つがフリーラジカルです。この記事内でのフリーラジカル(活性酸素)は、その2つの活性酸素のことを指しています。 フリーラジカル(活性酸素)は老化の原因? フリーラジカル(活性酸素)は、普段は生命を維持するために働いています。しかし、増えすぎると他の細胞を傷つけたり体に悪影響を及ぼしたりするため、体内には抗酸化酵素が存在し、フリーラジカル(活性酸素)の活動を防御するのです。しかし、抗酸化酵素でも分解しきれなかった余分なフリーラジカル(活性酸素)は、他の細胞を酸化させて体に害を及ぼします。例えば、肌の中の分解しきれなかった余分なフリーラジカル(活性酸素)は、肌をイキイキと元気に保つ細胞を攻撃するため、老化の原因となってしまうのです。フリーラジカル(活性酸素)は、紫外線やストレス、喫煙などでも増えていきます。不規則な生活や偏った食事も、フリーラジカル(活性酸素)が増える原因です。フリーラジカル(活性酸素)を増やさないためにも、規則正しい生活をして、栄養価の高い食事をとりましょう。 健康維持をサポートしてくれるマヌカハニー マヌカハニーは、ニュージーランドに自生するマヌカという低木から、ミツバチが花の蜜を集めてつくったはちみつの一種です。希少性が高く、栄養価が豊富なことから「奇跡のはちみつ」といわれ、昨今人気が高まっています。マヌカハニーには、ビタミン、ミネラル、アミノ酸などの栄養素がたっぷり含まれているため、栄養補給や健康状態の維持におすすめの食品です。ビタミンCや葉酸など、肌を健やかに保つことをサポートしてくれる成分が含まれていることもうれしいですね。またマヌカハニーには、「メチルグリオキサール」という強力な抗菌作用をもつ成分が含まれていることも、人気のひとつです。この抗菌力の高さは大変注目されており、毎日の生活にマヌカハニーを取り入れる方が増えています。マヌカハニーは、さまざまな栄養素で健康、美容をサポートしてくれる食品なのです。 おわりに 今回は、老化を早める原因のひとつ「フリーラジカル(活性酸素)」についてご紹介しました。フリーラジカル(活性酸素)は健康な細胞を酸化させるため、老化の原因となります。フリーラジカル(活性酸素)は、紫外線やストレス、喫煙などでも増えつづけ、知らず知らずのうちに体内に蓄積されてしまうのです。いつまでも若々しく健康を保つためには、規則正しい生活を心がけるようにしましょう。

腸内の善玉菌を増やす!乳酸菌とビフィズス菌の違い

腸内の善玉菌を増やす!乳酸菌とビフィズス菌の違い

おなかの調子を整えるためには「善玉菌を増やすと良い」という話は有名ですよね。善玉菌を増やす一般的な方法が、乳酸菌などを含む乳製品をとることです。しかし、腸には小腸と大腸があります。また善玉菌は乳酸菌だけではありません。ビフィズス菌という菌も善玉菌です。そこで今回は、乳酸菌とビフィズス菌の違いや、小腸と大腸、それぞれの健康を維持するために必要な善玉菌についてご紹介します。 目次 乳酸菌とビフィズス菌の違い 乳酸菌とビフィズス菌は、両方とも人の腸内に住む善玉菌ですが、それぞれ菌の形や腸内に存在する数は大きく異なります。ビフィズス菌は人の腸の中に1~10兆もの数が住んでいるのです。乳酸菌はもっと少なくビフィズス菌の1/10000~1/100以下といわれています。大腸には酸素がありません。ビフィズス菌は酸素があると生きることができないため、人や動物の大腸にだけ存在しているのです。それに比べて乳酸菌は酸素があって生育できるため、体内の他にも乳製品や発酵食品など、自然界にも存在します。他には、乳酸菌は糖質を分解するときに乳酸を作りだしますが、ビフィズス菌は乳酸に加えて酢酸を作りだします。これらの乳酸や酢酸が腸内を酸性に保ち、善玉菌の働きを活発にするのです。 大腸にはビフィズス菌がかかせない! 酸素の無い大腸には、ビフィズス菌が多く存在します。そして糖などを分解して乳酸と酢酸を生成し、腸内を酸性に保ちながら悪玉菌と戦うのです。特に酢酸には殺菌効果があり、悪玉菌をやっつけます。悪玉菌は腸の中の物を腐らせたり、有毒な物質を作ったりするものです。悪玉菌を減らさなければ、その働きが強くなり腸内のバランスが崩れます。逆に善玉菌を増やせば、腸内のバランスは保てるのです。そのため、大腸の調子を整えるためには、善玉菌であるビフィズス菌が重要です。残念ながら、年をとるにつれて大腸のビフィズス菌は減少していきます。善玉菌優勢のバランスをキープするためには、ビフィズス菌を含む食材などで栄養補給をすると良いでしょう。 小腸には乳酸菌が必要! 小腸には乳酸菌が多く存在します。大腸より口に近い小腸には酸素が残っていてビフィズス菌が生息できません。そのため小腸で1番頑張っている善玉菌は乳酸菌です。乳酸菌は小腸の中で乳酸を作りながら悪玉菌と戦っています。また、小腸には体全体の6割もの免疫システムが集まっているのです。小腸の働きを維持するためにも、乳酸菌で小腸の調子をいつも整えておくことが大切でしょう。 善玉菌を増やすにはマヌカハニーが良い? マヌカハニーが腸内環境を維持するために良い働きをするといわれていますが、それにはどのような理由があるのでしょうか。マヌカハニーには「メチルグリオキサール」という成分が含まれており、これが強い抗菌作用を持つことからマヌカハニーは注目されるようになりました。この抗菌作用が腸内の悪玉菌にも有効に働き、マヌカハニーが腸の健康を維持することに良いとされているのです。さらに、マヌカハニーに含まれる「グルコン酸」が、善玉菌であるビフィズス菌を増やす働きをします。メチルグリオキサールとグルコン酸の働きで、悪玉菌が減り善玉菌が増えるということは、大腸内のバランスが良好に保たれている証拠なのです。 おわりに 今回は、乳酸菌とビフィズス菌の違いや、小腸と大腸、それぞれの健康を維持するために必要な善玉菌についてご紹介しました。小腸の健康を維持するためには乳酸菌を、大腸の健康のためにはビフィズス菌を増やすと効果的です。小腸も大腸も、善玉菌を増やすことで悪玉菌が減り、おなかの健康を保つことに効果があります。豊かな効果や効能を持つマヌカハニーも、そんな毎日の栄養補給にぴったりですよ。

よく噛んで食べることはダイエット成功への近道!

よく噛んで食べることはダイエット成功への近道!

小さい頃、食事のときに親から「よく噛んで食べなさい」といわれた方は多いのではないでしょうか?「よく噛む」ことは、成長過程の子どもにとっては重要なことですが、実は大人にとっても大切です。食べ物をよく噛んで食べると健康につながるほか、ダイエットにも効果的といわれていて、さまざまなメリットをもたらしてくれます。そこで今回は、よく噛んで食べることで得られるさまざまな効果についてご紹介します。 目次 よく噛むことで得られるさまざまな効果 食べ物をよく噛んで食べることで得られる効果はたくさんありますが、あまりよく噛まないで食べることで生じるデメリットもあります。「なぜ、よく噛んで食べることが良いのか」をしっかりと把握するために、よく噛まないで食べることで生じるデメリットについてご紹介します。 「よく噛まない」ことのデメリット 1.顎や歯が弱くなる 昭和初期と比べると、現代は全世代において食べ物を噛む回数が半減したといわれています。また、近年はあまり噛まなくても飲み込めるやわらかい食べ物が増えたため、特に若い世代の人たちはあまり噛まないで食べる傾向があり、顎がしっかりと発達せずどんどん小顔化しているという報告もあるほどです。顎が発達していないと歯が弱くなり、硬いものが食べにくくなる可能性が高くなってしまいます。 2.口腔内のトラブルが起きやすくなる 顎がしっかりと発達しないまま成長してしまうと、歯茎や歯自体も弱くなるため、虫歯や歯槽膿漏をはじめとする疾患にかかりやすくなったり、若いうちに歯が抜けてしまったりするなど、口腔内トラブルが起きやすくなってしまいます。 3.生活習慣病につながる恐れがある あまり噛まずに食べ物を飲み込むことで、血糖値は上昇しやすくなるといわれています。また、食べる速度が速いと満腹感を得るまでに時間がかかるため、その分多く食べてしまう傾向があるようです。血糖値の上昇や食べ過ぎの結果、肥満や糖尿病などの生活習慣病につながってしまう危険があります。 「よく噛む」ことで得られる効果 1.美容や健康につながる よく噛むことで、唾液の分泌量を増やすことが可能です。唾液には発がん性物質の殺菌成分のほか、「パロチン」という別名「若返りホルモン」とも呼ばれる成長ホルモンなどが含まれます。なおパロチンには、肌の新陳代謝を促したり、壊れた組織を修復したりする働きがあるようです。よく噛むことは肥満防止にもつながり、ダイエットにもとても効果があります。よく噛んで食べることのダイエット効果ついては、次の項目で詳しくご紹介します。 2.口腔内が健康になる よく噛むことで唾液の分泌が増えれば、口腔内の健康を保ちやすくなります。唾液に含まれる「免疫グロブリン」という抗体には、喉の疾患や気管支を防いだり、虫歯や歯肉炎などを予防・抑制・改善したりする効果があるといわれています。 3.病気の予防につながる 食べ物をよく噛んで細かくしてから飲み込むことで、消化・吸収が穏やかに行われるため、内臓への負担が軽減されます。特に、食べ物が通る食道や、食べ物を溶かす胃酸を分泌する胃など、消化器系疾患の予防に効果的です。 よく噛んで食べるとダイエットに効果的? よく噛んで食べることは、肥満防止やダイエットにもつながります。ここでは、なぜよく噛むことがダイエットに効果があるといわれるのか、詳しくご紹介します。 食事の量が減るため 食べ物をよく噛むことで、脳の満腹中枢が刺激されるため、満腹状態だと感じるタイミングが早くなります。少ない食事量でおなかいっぱいと感じるため、カロリー摂取量が減り、食べ過ぎを防ぐことができるでしょう。 消費エネルギー量が増えるため しっかりとよく噛むことによって、カロリーも消費されています。食事中に体が熱くなることはありませんか。これは「食事誘発性体熱生産(DIT)」という消費エネルギーによるものです。よく噛んで食事をすることで、消費エネルギー量を増やすことができるため、結果的にダイエットにつながります。 脂肪燃焼が促進されるため よく噛みゆっくりと食事を取ることで、満腹中枢のほか交感神経も刺激されます。交感神経が刺激されると「ノルアドレナリン」いうホルモンが分泌されるようになります。ノルアドレナリンは、脂肪を分解・燃焼させる働きを持っているため、分泌が活発になることで脂肪燃焼が促進されるのです。 何回くらい噛めば良いの? 理想とされる噛む回数は、一口食べるごとに30回、一食あたり1500回以上といわれています。ただし、一口が大きい場合はそれ以上の回数が必要です。一口30回以上噛むことは意外と大変なため、一口で食べる量を少量にすることをおすすめします。 おわりに 今回は、よく噛んで食べることで得られるさまざまな効果についてご紹介しました。「よく噛んで食べる」ということを毎食意識しながら実践すれば、ダイエットをはじめ、美容や健康に多くのプラスの効果をもたらしてくれるでしょう。また、今回ご紹介したメリット以外にも、記憶力アップやストレス抑制など、よく噛むことで得られる効果はたくさんあります。ぜひ実践してみてくださいね。

アーユルヴェーダで非加熱のはちみつが健康に良いとされている理由

アーユルヴェーダで非加熱のはちみつが健康に良いとされている理由

健康食品として人気のはちみつ。みなさんはどのように摂取されているのでしょうか。はちみつは紅茶に入れたり、フレンチトーストにかけたり、さまざまな楽しみ方があります。インド古来の医学であるアーユルヴェーダでは、加熱されていないはちみつを摂取することが健康に良いとされているようです。食事によって体を内側からケアすることを重視するアーユルヴェーダで、なぜ非加熱のはちみつが健康に良いとされるのか……。そこで今回は、アーユルヴェーダで非加熱のはちみつが健康に良いとされる理由について、アーユルヴェーダの考え方に触れながらご紹介します。 目次 アーユルヴェーダとは アーユルヴェーダとは、ユナニ医学・中医学と並ぶ世界三大伝統医学の1つで、サンクスリット語のAyur(アーユル/生命)とVeda(ヴェーダ/科学)という言葉が結び合わさった生命科学です。アーユルヴェーダでは、私たちの体は「ヴァータ(風)」「ピッタ(火)」「カパ(水)」という3つのドーシャ(要素・エネルギー)から構成されていると考えます。人それぞれ、優位のドーシャがあり、体質や体調、時期などによっても異なるようです。ドーシャが乱れると体調が崩れるため、ドーシャバランスに注意して生活することがアーユルヴェーダの基本となります。 アーユルヴェーダ的な食事理論 3つのドーシャバランスを整えるためには、食材の性質を理解して、正しい知識のもとに食事をとることが重要とされています。健康的な食事を考える際には、以下の3つを理解しましょう。 アグニ(消化能力) アグニは「消化の炎」と呼ばれ、食事から取り込んだ栄養を消化してエネルギーに変え、吸収することを意味します。また、食事だけではなく、感情や体温などさまざまなものの「変化・精製」に関わる働きがあるようです。 アーマ(未消化物・毒素) アーマとは、アグニが正しく機能せずにうまく消化できなかったものを意味し、体内にとどまると毒素になります。 マラ(老廃物) マラとは、汗や排せつ物などの老廃物を意味し、アグニが働いた結果作り出される燃えカスのようなものです。マラがうまく排出されていることは、健康であることのバロメーターとなります。 非加熱のはちみつが健康に良い理由 アーユルヴェーダの考え方に従うと、はちみつは元来ピッタ(火)のエネルギーを持っているため、加熱するとピッタが過剰になり、ドーシャバランスが崩れるとされています。そのためアーユルヴェーダでは、はちみつを40度以上に加熱してはならないとされており、加熱した場合は栄養が失われるだけでなく、うまく消化・吸収されずに体内でアーマになると考えられているのです。なお、はちみつの加熱処理が望ましくないことは医学的にも証明されています。はちみつを60度以上の温度で30分加熱すると、皮膚や骨の健康を損なう原因となるAGE(最終糖化産物)という物質が増えるようです。また、はちみつには、炭水化物や糖、ビタミン・ミネラルなど多くの栄養素が詰まっていますが、加熱することで栄養素の一部が失われることもわかっています。これらのことから、非加熱のはちみつのほうが、加熱されたはちみつより栄養価が高く、健康に良いといえるでしょう。 おわりに はちみつは非常に栄養価の高い食材です。しかし、はちみつは正しい知識を持たずに扱うと、栄養を十分に体内に吸収することができません。はちみつは、アーユルヴェーダ的にも医学的にも、非加熱のほうが健康に良いとされています。今後はちみつを食べる際に、非加熱で召し上がってみるのはいかがでしょうか。

ビタミン・ミネラルが豊富な野菜の王様ケール。栄養成分や食べ方をご紹介

ビタミン・ミネラルが豊富な野菜の王様ケール。栄養成分や食べ方をご紹介

みなさんは、ケールという野菜をご存じでしょうか。ビタミン、ミネラルの含有量が高く、さまざまな栄養素をバランスよく摂取できることから「野菜の王様」と呼ばれています。日本では青汁の原料として有名ですが、近年は栄養価の高さから、スーパーフードとしても人気です。そこで今回は、ケールの栄養成分や、ケールのおいしい食べ方をご紹介します。 目次 野菜の王様「ケール」とは ケールは、アブラナ科の緑黄色野菜です。キャベツとよく似た形をしていますが、葉が丸く巻かれた形状のキャベツとは異なり、濃い緑色の葉が大きく扇形に広がっています。日本では主に地中海沿岸で栽培されていますが、暑さ、寒さに強いため、最近は家庭菜園でも人気です。 ケールの栄養成分 「野菜の王様」と呼ばれていることからもわかるように、ケールは他の野菜と比較しても、さまざまな栄養素がバランスよく摂取できる優秀な野菜です。ビタミン、ミネラルが豊富で、βカロテンはトマトの5.4倍、ビタミンCがほうれん草の2.3倍、カルシウムはブロッコリーの5.8倍も含まれています。また、食物繊維や葉酸、タンパク質も豊富で、便秘改善や脂肪燃焼にも効果的です。さらに、ケールに含まれているルテインという成分は目の健康維持に効果を発揮します。また、メラトニンという含有物質により、睡眠を促進させることもできるでしょう。 ケールの食べ方 青汁の原料として知られているケールですが、実はさまざまなレシピがあり、おいしく食べることができます。やや苦味があることから、食用には敬遠されがちなイメージがあるかもしれませんが、苦味を生かしたり他の食材と合わせたりすることで、アクセントの効いた料理をつくることができるでしょう。ここでは、ケールを使った簡単なレシピをご紹介します。 ケールとバナナのスムージー ケールの葉を水洗いしてからちぎり、ミキサーに入れます。小分けにちぎったバナナと、豆乳もしくは牛乳、氷もミキサーに入れてかき混ぜてください。バナナの甘みとケールのスッキリした後味が合わさった、飲みやすいスムージーができあがります。朝食にもぴったりですね。 ケールチップス ケールを洗ってよく水気を切り、茎の部分をのぞいてから食べやすい大きさにちぎります。オリーブ油と塩をふりかけて混ぜ、葉とよくなじませてください。天板にアルミホイルを敷き、ケールを重ならないように広げて、余熱したオーブンで10分焼けばできあがりです。香ばしくパリッとした食感が楽しめて、苦味が苦手な子どもでも、手軽に摂取できますよ。 ケールとベーコンの炒めもの ケールは炒めたり煮たり、熱を通すことで青臭さがなくなるうえ、栄養素も吸収しやすくなります。オリーブオイルとニンニクをフライパンで熱し、ベーコンに焼き色をつけてください。よく洗い、細切りにしたケールの葉を加えて炒め、塩コショウで味を調えて完成です。濃い目の味付けなのでビールのおつまみにぴったりですよ。 マヌカハニー入り青汁 ケールに好きな野菜、果物を合わせてミキサーでかき混ぜれば、自分好みの青汁が完成です。砂糖の代わりにマヌカハニーを混ぜることで、スーパーフードが満載・栄養満点の青汁ドリンクができあがります。 おわりに スムージーやコールドプレスジュースは美や健康を意識する方の間でブームとなっており、ケールはその原料としてとても注目されている野菜のひとつです。今回ご紹介したように、青汁以外にもたくさんの食べ方があるケール。いろいろなレシピを試してご自分のお気に入りを見つけてみてはいかがでしょうか。ただ、健康維持には栄養価の高い食品を積極的に摂取することはもちろん効果的ですが、やはり適度な睡眠、運動も大切。スーパーフードを程よく取り入れ、健康的な生活を目指しましょう。

薬膳にも使われるゴジベリー(クコの実)。栄養成分や食べ方をご紹介

薬膳にも使われるゴジベリー(クコの実)。栄養成分や食べ方をご紹介

薬膳料理や杏仁豆腐のトッピングでおなじみの、ゴジベリー(クコの実)をご存じでしょうか。ゴジベリーは別名クコの実とも呼ばれ、アイチエイジングや疲労回復に効果が期待されている食材です。そこで今回は、ゴジベリー(クコの実)の栄養成分とおいしい食べ方についてご紹介します。 目次 ゴジベリー(クコの実)とは ゴジベリー(クコの実)とは、東アジア原産のナス科クコ属の植物です。生薬や食用として用いられることが多く、近年では健康や美容に良い「スーパーフルーツ」として注目が集まっています。さらに、疲労回復や滋養強壮、精力増進などに効果があると期待され、漢方薬としての歴史も長い食材です。スーパーフルーツとして注目が集まっているゴジベリーですが、わたしたち日本人にとって「ゴジベリーをフルーツとして食べる」という習慣はあまりないでしょう。それに加えて、ゴジベリーの味には独特な風味があり、人によっては苦味を感じてしまう場合もあります。そのため、杏仁豆腐やおかゆに乗せたり、お酒に漬け込んだりなど、他の食材と組み合わせて食べるのが一般的です。 ゴジベリー(クコの実)の栄養成分 ゴジベリー(クコの実)には、100種類ほどのビタミンやミネラルが豊富に含有されているといわれています。ここではゴジベリーに含まれる、代表的な栄養成分についてご紹介します。 ビタミン類(ビタミンC・ビタミンB1・ビタミンB2) カルシウム 食物繊維 ベタイン βカロチン ゼアキサンチン ゴジベリーに含まれるこれらの栄養成分には、ダイエット効果、生活習慣病の予防、美肌・美白効果、目の粘膜保護、疲労回復、ホルモンバランスの保持、冷え性改善などに作用するといわれています。中でも、βカロチンやビタミンCはシワやシミ予防に役立つため、いつまでも若々しい美肌を保ちたい、という女性の味方です。さらに、糖質や脂質を効率よくエネルギーに変え、脂肪燃焼のサポートを行うビタミンB2、肝臓への脂肪沈着を予防するベタイン、腸内環境を整えて便通をよくする食物繊維により、ダイエット効果も期待できるでしょう。 ゴジベリー(クコの実)のおいしい食べ方 ここでは、ゴジベリー(クコの実)の食べ方についてまとめています。ぜひ参考にしてください。 まるごと食べる 水でふやかしてスムージーを作る ヨーグルトにトッピングする おかゆに入れる お酒に漬け込んでクコ酒 普段食べているグラノーラにトッピングする ご飯と一緒に炊き込む 水でふやかしてスープやおみそ汁に入れる パン生地に練り込んでゴジベリーパン ゴジベリーの味には独特の風味があります。しかし、ゴジベリーの味には、販売するメーカーや加工方法により、多少の違いがあります。なかには、そのままでも食べやすいようにほんのり甘い加工が施された、乾燥ゴジベリーもあるのです。お近くのスーパーやネット通販などで探してはいかがでしょうか。 おわりに 今回は薬膳にも使用されるスーパーフルーツ、ゴジベリー(クコの実)の栄養成分やおすすめの食べ方についてご紹介しました。ゴジベリー(クコの実)には100種類ほどのビタミンやミネラルが含まれており、栄養価の高い食品です。期待できる効能としては、美肌・美白効果、疲労回復、冷え性改善などが挙げられます。ゴジベリー(クコの実)の食べ方としては、水でふやかしてヨーグルトにトッピングしたり、他のフルーツと合わせてスムージーを作ったりするとおいしく食べられます。ゴジベリー(クコの実)が気になった方は、一度試してはいかがでしょうか。スーパーやネット通販などで購入できますよ。

FODMAPとは?腸が弱い方に低FODMAP食がおすすめの理由

FODMAPとは?腸が弱い方に低FODMAP食がおすすめの理由

「FODMAP(フォドマップ)」という言葉を聞いたことがありますか?高FODMAPの食べ物ばかり食べていると、腸が弱い方はお腹を壊しやすいといわれています。実は、はちみつは高FODMAP食に分類されます。低FODMAP食を試してみようと考えている方がいらっしゃると思いますので、今回は低FODMAP食でマヌカハニーを食べても大丈夫かどうか、ご紹介します。 目次 FODMAP(フォドマップ)とは FODMAPとは「Fermentable、Oligo saccharides、Di saccharides、Mono saccharides、And、Polyols」の頭文字を取ったもので、それぞれ「発酵性、オリゴ糖、二糖類、単糖類、ポリオール※」を表しています。一般的に健康に良いと言われている食材でも、FODMAPの値が高いとお腹を壊す原因になりやすいとされているのです。※ポリオール:日本の食品成分表では「糖アルコール」と表記されています。 低FODMAP食材と高FODMAP食材 最近注目されている低FODMAP食とは低FODMAP食材を中心に食べる食事療法のこと。特に過敏性腸症候群(IBS)の方にとって、お腹の不調解消に役立つ食事法であることが分かっています。慢性的にお腹の不調に悩まされている方は、高FODMAPの食材を避け、なるべく低FODMAPの食材を選ぶと良いでしょう。低FODMAP食材と高FODMAP食材は以下です。 低FODMAP食材一覧(一部) バナナ・ブルーベリー・レモン・グレープフルーツ・ブドウ・ニンジン・ピーマン・インゲン豆・レタス・ジャガイモ・カボチャ・米・オーツ麦・豆腐など 高FODMAP食材一覧(一部) リンゴ・スイカ・ドライフルーツ・アスパラガス・ブロッコリー・小麦・パスタ・アイスクリーム・プロセスチーズ・大豆・はちみつなど 低FODMAP食でもマヌカハニーを食べて大丈夫? はちみつは高FODMAP食材に分類されていますが、低FODMAP食を心掛ける場合はマヌカハニーを摂取しても大丈夫なのかが気になるところ。そもそも低FODMAP食とは、高FOSMAP食材を一つも食べないことではなく、あくまでも高FODMAP食材を控えめにするという食事方法です。そのため、マヌカハニー(はちみつ)を食べても大きな問題はないといえるでしょう。また、マヌカハニーには腸内環境を整えてくれる成分が含まれているため、低FODMAPの食生活にうまく取り入れることで、健康維持に役立つことでしょう。 低FODMAP食の始め方 低FODMAP食では、お腹をこわす原因となる食材を特定することから始めます。最初は高FODMAPに分類される食材を食べないようにして、お腹の調子を見ながら、1種類ずつ足していきます。その流れの中でマヌカハニー(はちみつ)も加えてください。もし、お腹をこわすことがなければ、マヌカハニーを食べても大丈夫といえるでしょう。 マヌカハニー(ハチミツ)の食べ方 マヌカハニーに含まれるビタミンやミネラルは熱に弱いため、食べるときは加熱せず常温で食べましょう。いちばんのおすすめは、清潔な木製のスプーンですくって生のまま食べることです。金属製だとマヌカハニー特有の成分の活性度が低くなるため、必ず木製やプラスチックのスプーンを使用してください。 マヌカハニーに含まれるMGOって何? マヌカハニーには、MGO(メチルグリオキサール)という有用成分が含まれます。MGOは腸内のビフィズス菌を増やす作用、口臭や歯周病の原因菌、そのほか腸内にいる悪玉菌を殺菌する作用があるとされています。その方の腸内環境にもよりますが、一般的には下痢をしやすい方にもMGOは有用な働きをするため、毎日少しずつ食べることによって、お腹の調子が整ってくることも期待できますよ。 マヌカハニーでヘルシーライフ 慢性的なお腹の不調に悩んでいる方にとって、有効とされている低FODMAP食。基本的にはFODMAP値が低い食材を中心とした食事療法ですが、高FODMAPの食材を絶対食べてはいけないわけではありません。腸内環境を整えてくれる成分が入ったマヌカハニーをうまく取り入れて、体の内側から健康的な毎日を過ごせるようにしましょう!

ローフードとは?ローフードの食べ方やおすすめの食材をご紹介

ローフードとは?ローフードの食べ方やおすすめの食材をご紹介

海外セレブが実践していることで話題になっている「ローフード」。日本でも食への意識が高い方の間で関心が高まっており、「ローフード」を実践する方は増えつつあるようです。実は、生で食材をいただくローフードと、生はちみつのマヌカハニーは相性ぴったり。今回はローフードの基本的な知識をご説明し、マヌカハニーの使い方についてご提案します。 目次 ローフードって何? ローフードは英語で書くと、「Raw Food」。Raw(生の)Food(食べ物)という意味です。生食(せいしょく)とも呼ばれます。ローフードは野菜や果物などの食材を生で食べ、ビタミンやミネラルを効率良く摂取しようとする食生活のことであり、煮る・焼く・蒸すなどの加熱調理をしません(ただし、48度以下の低加熱調理は構わないと考える方もいるようです)。また、生で食べるため、果物や野菜は農薬を使用しないオーガニックな食材を選ぶことが多いようです。 ローフードの種類とおすすめ食材 ローフードには、生の果物だけを食べる「ローフルータリアン」、生食材のジュースだけを飲む「ローリキッダリアン」、動物性でも生で食べられる食材なら食べる「ローアニマルフード」など、いくつか種類があります。中でも一般的なのが、「ローヴィーガニズム」と呼ばれるタイプ。ローヴィーガニズムが食べるのは、果物類、野菜、スプラウト、海藻類、ナッツ類、豆類、全粒粉や玄米などの穀物、味噌や醤油といった発酵食品、カカオパウダー、オリーブオイル、ココナツオイルなどです。そのほか、「ローベジタリズム」というタイプも多いといわれています。ローベジタリズムは上記に書いた食材以外に、乳製品や卵、生はちみつも食べます。 ローフードにおすすめ!マヌカハニーの使い方 ローベジタリズムでは生はちみつを食べてもOKとされています。マヌカハニーは加熱処理をしていない生はちみつのため、ローフードを実践している方でも、安心してお召し上がりいただけますよ。 ヘルシーな成分が含まれるマヌカハニー また、マヌカハニーに含まれるMGO(メチルグリオキサール)には抗菌作用があり、腸内の悪玉菌の繁殖を抑え善玉菌を増やす働きを持つといわれています。生はちみつにもいろいろな種類がありますが、マヌカハニーを選ぶことで、健康的な食生活をキープすることができそうですね。ローフードのメニューにマヌカハニーを使うなら、このような使い方はいかがでしょうか? ロースイーツにマヌカハニーをプラス 果物やナッツと混ぜて作るロースイーツでは、甘味づけにメープルシロップやアガベシロップを使うレシピが多いようです。それらの代わりにマヌカハニーを使うと、甘さにコクが加わり、いっそう美味しいロースイーツが楽しめるかもしれませんね。 エナジーボールにマヌカハニーをプラス ローフードを実践されている方にはおなじみの「エナジーボール」。エナジーボールは、オートミールをベースに、ナッツ類やドライフルーツ、ゴジベリー(クコの実)やヘンプシードなどのスーパーフードを細かく刻んで混ぜ、ボール状に丸めたものです。エナジーボールの甘味づけにマヌカハニーを使っても、良さそうですね。ローフードの甘味づけには、白砂糖のような加工品はNG。また、はちみつを使う場合は、マヌカハニーのように、加熱処理されていない生はちみつを使いましょう。 ヘルシーな食生活マヌカハニーをプラス 果物や野菜を生でいただくローフード。オーガニックな食材にこだわる方なら、はちみつにもこだわりたいもの。健康に有用な成分MGO(メチルグリオキサール)が含まれるマヌカハニーをプラスして、ヘルシーな食生活をさらにパワーアップしてみてはいかがでしょうか。

チアシードの栄養成分や食べ方をご紹介!食物繊維たっぷりのスーパーフード

チアシードの栄養成分や食べ方をご紹介!食物繊維たっぷりのスーパーフード

たくさんの栄養が含まれる食品として話題のスーパーフード。中でも、チアシードは食物繊維が豊富なことで知られ、スーパーでもよく見かけるようになりました。しかし、チアシードはとても小さい種で味もほとんどありません。そのため、「食べ方がいまいち分からない……」という方もいらっしゃるようです。今回は、チアシードの栄養成分や食べ方をご紹介します。 目次 健康に役立つ栄養成分「食物繊維」 食物繊維は主に2種類に分けられ、その2種類をバランスよく摂取することが大切だといわれています。チアシードが注目される理由は食物繊維の含有量の多さだけでなく、2種類の食物繊維が含まれているからです。 不溶性食物繊維 不溶性食物繊維は水に溶けにくい食物繊維です。腸内で水分を吸収し膨らむ性質があり、腸を刺激して便通を促すといわれています。 水溶性食物繊維 そしてもう1つが、水に溶けやすい水溶性食物繊維です。水溶性食物繊維は糖の吸収を抑え、食後の急な血糖値上昇を抑えるといわれています。 チアシードの栄養成分と食べ方 スーパーフードの1つであるチアシードとは、南米のシソ科植物「チア」の種子のこと。水で戻すとゼリー状に膨らむという特徴があります。 食物繊維たっぷり!チアシードの栄養成分 チアシードの栄養成分は、3割が食物繊維です。玄米や大豆よりも食物繊維の含有量が多く、まさにスーパーフード!チアシードには、水溶性食物繊維であるグルコマンナンが多く含まれています。グルコマンナンは、糖の吸収を抑えるのはもちろん、体に良い善玉菌を増やすエサとなり便秘改善に役立ちます。その他に、鉄分やカルシウムなどのミネラル類、不飽和脂肪酸など、不足しがちな栄養素もチアシードには含まれているのです。 水に戻して食べる!?チアシードの食べ方 チアシードは、乾燥したまま食べてしまうと口や食道などに張り付いてしまい、炎症を起こす可能性があるようです。チアシードは水に1時間ほど浸してから食べるようにしましょう。水に戻したチアシードは、プルプルのゼリー状になります。食べごたえもあるので、少量でも満足感を感じることができるでしょう。味やにおいにクセがないため、ドリンクやヨーグルトはもちろん、炒め物やスープに混ぜてもOK!ただし、食物繊維を多く含むチアシードは、食べ過ぎてしまうとお腹がゆるくなってしまう可能性があります。チアシードは、1日大さじ1杯を目安に摂取するようにしましょう。 善玉菌を増やすマヌカハニーと一緒に! マヌカハニーには、MGO(メチルグリオキサール)という成分が含まれています。このMGOには、体に悪影響を与える悪玉菌を減らし、体に良いとされている善玉菌を増やす働きがあるといわれています。チアシードは、味にクセがないのでマヌカハニーと合わせても大丈夫。善玉菌を増やすマヌカハニーと食物繊維が豊富なチアシードは、便秘でお悩みの方にとって理想の組み合わせといえるかもしれません。 おすすめの食べ方 全粒粉パン+マヌカハニー+チアシード 小麦の外皮も胚芽もまるごと製粉にした全粒粉のパンは食物繊維が豊富です。そこにマヌカハニーと水に戻したチアシードを合わせるだけでOK!栄養満点な食事になります。 ⇒マヌカハニーに合うパンの種類をご紹介!素朴な味わいのパンがおすすめ プレーンヨーグルト+マヌカハニー+チアシード ヨーグルトには、善玉菌である乳酸菌が含まれています。そこに善玉菌を増やすマヌカハニーで甘みをプラス。善玉菌のエサとなる食物繊維をたっぷり含むチアシードも一緒に食べると、お通じ改善アップが期待できるかも。 ⇒マヌカハニーとヨーグルトを美味しく食べるヘルシーな食べ方4つ チアシードとマヌカハニーを合わせてお通じ改善♪ 食物繊維が豊富なチアシードと、善玉菌を増やすMGOが含まれるマヌカハニー。この2つは相性バッチリです。便秘でお悩みの方はチアシードとマヌカハニーを一緒に摂取して、便秘解消に期待しちゃいましょう!ぜひお試しください。

赤い色や橙色の野菜に含まれる栄養は?野菜の色に含まれるチカラ

赤い色や橙色の野菜に含まれる栄養は?野菜の色に含まれるチカラ

スーパーの店頭に並ぶ野菜を見ていると、赤、黄、緑、紫などさまざまな色があることに気づきますね。野菜のカラフルな色合いを活かしたメニューは、見た目も美しいですし、食欲もそそられますね。野菜にはビタミンやミネラルが豊富に含まれていますが、それに加えて、この“色”にも、私たちの体に有用な成分が含まれているのです。今回は、赤い色の野菜に含まれる栄養や有用成分についてご紹介します。 目次 野菜の色=ファイトケミカル 野菜の色は、「ファイトケミカル」という、植物に含まれる化学成分に由来します。ファイト=植物、ケミカル=化学物質という意味で、色素成分のほか、辛味や香りの成分もあり、さまざまな機能性を持っています。野菜に含まれる色素は大きく分けると、赤、橙、黄、緑、紫、黒、白の7色があります。たとえば、トマトのリコピン(赤)、人参のβ-カロテン(橙)、ブルーベリーのアントシアニン(紫)がファイトケミカルの仲間です。ファイトケミカルは、強い抗酸化作用によるがん予防や免疫力アップ、代謝促進による肥満予防など、病気の予防や健康維持によい効果をもたらしてくれます。 赤い色の野菜に含まれる成分 赤い色の野菜といえば、トマト、赤ピーマン、赤玉ねぎ、レッドキャベツ、とうがらしなどがありますね。見るからに元気が出そうな赤い色の野菜は、疲労回復とアンチエイジングに役立つとされています。日頃から積極的に食べたいものですね。赤い色の野菜に含まれる有用成分(ファイトケミカル)についてご紹介します。 リコピン 赤い色素成分のリコピンは、強い抗酸化力をもち、アンチエイジング効果や消化器系がんの予防、動脈硬化を防ぐ働きをします。 含まれる野菜 トマト、ミニトマト、赤パプリカ おすすめの摂取方法 リコピンは、完熟トマトに豊富なので、トマトジュースやトマトの水煮缶を利用して、トマトスープやパスタソースなどにするのがおすすめです。 カプサイシン 赤色の辛味成分のカプサイシンは、刺激的な辛さと香りで新陳代謝を活発にして、体温を上げ、冷え症や肩こりの改善、疲労回復、肥満予防に効果を発揮します。強力な殺菌作用があり、風邪などの感染症予防にも役立ちます。 含まれる野菜 赤とうがらし、赤パプリカ おすすめの摂取方法 赤とうがらしがたっぷりのチゲ鍋やキムチがおすすめです。食卓に一味唐辛子を常備して、みそ汁や漬物などに振りかけるのもいいですよ。 アントシアニン 赤や紫色の色素成分のアントシアニンは、疲れ目の改善や視力低下の予防、血圧の安定、肝機能の改善に働きます。 含まれる野菜 赤玉ねぎ、レッドキャベツ、なす、トレビス、赤しそ おすすめの摂取方法 赤玉ねぎやレッドキャベツは、サラダやマリネ、サンドイッチなどに使えば、鮮やかな赤色が食欲をそそります。 橙色の野菜に含まれる成分 橙色の野菜といえば、人参、かぼちゃ、とうもろこしなどがありますね。橙色の野菜には、アンチエイジングや美肌など美容効果の高い成分と目の健康を保つ成分が多く含まれています。橙色の野菜に含まれる有用成分(ファイトケミカル)についてご紹介します。 β-カロテン(ベータカロテン) 黄色や赤色の色素成分のβ-カロテンは、強力な抗酸化作用で生活習慣病やがんの予防に働きかけます。皮膚や呼吸器、鼻の粘膜を保護し、肌をきれいに保ったり、風邪を予防したりします。 含まれる野菜 人参、かぼちゃ、黄パプリカ...

緑色の野菜、白色の野菜に含まれる栄養は?野菜の色に含まれるチカラ

緑色の野菜、白色の野菜に含まれる栄養は?野菜の色に含まれるチカラ

野菜と聞いてまず思い浮かべるのは、緑色の野菜ではないでしょうか。色彩心理において、緑色は精神の安定のほか、体を癒やす働きがあります。また、新鮮さにつながるイメージを持つことから、緑色の野菜はお料理をおいしく見せる存在として欠かせません。今回は、緑色の野菜に含まれる栄養や有用成分、おすすめの食べ方などついてご紹介します。 目次 緑色の野菜に含まれる成分 緑色の野菜といえば、ほうれんそう、小松菜、ピーマン、ブロッコリーなどがありますね。目にも鮮やかな緑色の野菜を食べると、心も体もリフレッシュして元気が出てきます。緑色の色素成分には、強い抗酸化作用によるアンチエイジング効果や、生活習慣病予防効果があり、美容と健康の両方に役立ちます。緑色の野菜に含まれる有用成分(ファイトケミカル)についてご紹介します。 クロロフィル 多くの野菜が緑色をしているのは、クロロフィル(葉緑素)という緑色の色素成分が含まれているからです。クロロフィルは植物が光合成をする時に必要な成分で、植物の免疫機能をつかさどっています。クロロフィルは強い抗酸化作用を持ち、コレステロール値の上昇抑制や口臭予防にも役立つとされています。緑色が濃い野菜ほどクロロフィルが多く含まれています。 含まれる野菜 ほうれんそう、ピーマン、ブロッコリー、ケール、あしたば、パセリ おすすめの摂取方法 クロロフィルは加熱しても壊れにくいので、ほうれんそうはゆでておひたしにすれば、かさが減ってたくさん食べられます。生野菜の場合は、ミキサーで細かく砕いてグリーンスムージーにすれば、吸収が良くなります。 β-カロテン(ベータカロテン) β-カロテンは、にんじんやかぼちゃなど橙色の野菜に含まれていますが、緑色の野菜にも豊富です。強い抗酸化作用や生活習慣病予防効果のほか、目や皮膚、粘膜などを保護して、肌あれや風邪を防ぎます。クロロフィルと同じく、緑色が濃い野菜ほど、β-カロテンが豊富です。 含まれる野菜 小松菜、春菊、チンゲン菜、空心菜、サニーレタス、ズッキーニ、さやいんげん おすすめの摂取方法 β-カロテンは、油と一緒に摂ると吸収率が高まります。炒めものやおひたしやサラダにオイルをかけて食べる方法がおすすめです。 白い野菜(淡色野菜)に含まれる成分 白菜、大根、セロリ、カリフラワー、たまねぎなどの白い野菜(淡色野菜)は、濃い緑色の野菜とくらべて、β-カロテンなどの栄養素は少なくなります。でも、抗がん作用や免疫力アップ、殺菌作用など、健康を支える成分は豊富に含まれています。白い色の野菜に含まれる有用成分(ファイトケミカル)についてご紹介します。 イソチオシアネート 植物の持つ辛味成分です。消化をうながして食欲をアップしてくれるほか、強い殺菌作用があるため、食中毒の予防にも役立ちます。さらに、血栓予防効果があるなど、多様な機能性を持ち合わせています。 含まれる野菜 大根、キャベツ、白菜、もやし おすすめの摂取方法 イソチオシアネートは加熱しても壊れにくいので、キャベツのスープや白菜鍋など煮込み料理でたっぷりいただきましょう。食欲増進効果を狙うなら、生のまま大根おろしにするのがおすすめです。 フラボノイド 淡黄色の色素成分で、ビタミンPとも呼ばれます。抗酸化作用によるがん予防に加え、コレステロールの抑制にも作用し、生活習慣病の予防に効果を発揮します。 含まれる野菜 カリフラワー、うど、かんきつ類(ゆず、温州みかん)の白い皮 おすすめの摂取方法 フラボノイドは水に溶けやすいため、カリフラワースープやシチューなど汁ごといただくのがいいでしょう。かんきつ類の薄皮や白いスジに多く含まれるので、みかんを食べる時は、これらも一緒に食べるのがおすすめです。...