歯周病に効果アリ?マヌカハニーが持つ抗菌作用と抗炎症作用について
マヌカハニーの効果 2023.08.02

歯周病に効果アリ?マヌカハニーが持つ抗菌作用と抗炎症作用について

歯周病、口内炎などお口の中のトラブルに、マヌカハニーが役立つことをご存じでしょうか?マヌカハニーには抗菌作用・抗炎症作用のある成分「MGO(メチルグリオキサール)」が含まれており、お口の中を清潔な状態に保ってくれるといわれています。
今回は歯周病の予防にマヌカハニーを食べるメリットについてご説明します。

目次

歯周病を防ぐには

歯周病は、細菌が繁殖して歯垢(プラーク)ができ、ネバネバした毒素を発生している状態。歯周病を放置しておくと、歯茎が炎症を起こしたり、歯槽骨(しそうこつ)が溶けて歯が抜けてしまったりするため、普段から予防ケアをすることが大切です。

歯磨きで歯垢を除去する

歯周病を防ぐには歯垢(プラーク)を取り除き、細菌が繁殖しにくいよう、口の中を清潔に保っておくことが大切です。

喫煙習慣をやめる

タバコを吸うと血流が阻害され、免疫力も低下することがわかっています。また、歯についたヤニが食べ物の汚れをつきやすくしてしまうため、歯垢が繁殖しやすくなります。

加齢とともに高まる歯周病リスク

加齢とともに高まる歯周病リスク

歯周病リスクの目安のひとつに「歯周ポケット(歯と歯茎の隙間)」があります。厚生労働省が行った歯周病の調査によると、歯周ポケットを持つ方の割合は40代前半までは2割強なのに対し、40代後半になると3割以上、50代後半以上では、何と約半数以上の方が歯周ポケットを有するという結果が出ています。
なぜ、加齢とともに歯周ポケットを持つ人の割合が増えるのでしょうか?
その理由は唾液の分泌量と関係しています。唾液には細菌の繁殖を防ぐ自浄作用があるのですが、加齢とともに唾液の分泌量が減るため、口の中は細菌が繁殖しやすい状態になりがち。それに加えて歯磨きが十分でないと、歯垢ができやすくなってしまうのです。

マヌカハニーが持つ抗菌作用と抗炎症作用について

原産国のニュージーランドでは、マオリ族がマヌカハニーを薬のように用いてきました。はちみつには「過酸化水素」が含まれることから、もともと抗菌作用はありますが、マヌカハニーには過酸化水素より強い抗菌成分が含まれています。それが「MGO(メチルグリオキサール)」です。

マヌカハニーの抗菌作用

マヌカハニーの抗菌作用

MGOはマヌカハニーに含まれる成分。他のはちみつにMGOは含まれていないといわれています。これは、マヌカの花だけに含まれる物質が、ミツバチによってMGOに変換されるからだそうです。
MGOは強い抗菌作用を持ちますが、人間の体内に常在する悪玉菌(ピロリ菌、歯周病の原因菌など)や傷の感染に関わる病原菌のみ効力を発揮するそうです。善玉菌には影響を与えないため、安心して食べることができますね。

マヌカハニーに含まれる「メチルグリオキサール」について

マヌカハニーは抗菌活性度を示すMGO値やUMF値が表示されています。MGO値やUMF値が高いマヌカハニーを選べば、高い抗菌力が期待できるということです。
歯周病対策でマヌカハニーを食べるなら、お料理や飲み物に混ぜるのではなく、寝る前に一さじ舐める方法がおすすめですよ!

マヌカハニーの抗炎症作用

マヌカハニー含まれる「シリング酸メチル」という成分には抗酸化作用があり、同時に炎症を抑えてくれる作用も持っています。そのため、歯周病の原因菌をやっつけてくれるだけでなく、歯茎の炎症を抑える作用も期待できるのです。

マヌカハニーでヘルシーな毎日を!

はちみつをお料理や飲み物に入れて食べている方は多いと思いますが、健康維持を目的にはちみつを食べるなら、マヌカハニーがおすすめ♪
マヌカハニーの持つ、クリーミーでキャラメルのような味わいをぜひお楽しみください。

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