お役立ちコラム

購入する前に知っておきたい!はちみつの種類や特徴、味や色について

購入する前に知っておきたい!はちみつの種類や特徴、味や色について

甘くておいしいはちみつ。誰もが一度は食べたことがあるのではないでしょうか。はちみつはパンケーキなどにかけたり、料理に使ったりと食べるバリエーションが広いのが魅力だと思っている方も多そうですが、それだけではないのです。はちみつにはたくさんの栄養が含まれていて健康にもいいということが研究でわかってきました。今回は、まだはちみつのことをよく知らない方のために、はちみつがどのようにしてできるのか、といったはちみつのお話や、どのような種類のはちみつがあるのか、味や色、特徴のほかはちみつにはどのような効果があるのか、保存方法や使い方といったはちみつの基礎知識をまとめました。この記事を読めばはちみつの魅力がもっとわかるはず。美味しく健康なはちみつライフを始めましょう。 目次 はちみつとは? はちみつとはミツバチが花の蜜を集め、巣の中に持ち帰り加工したものです。甘く美味しいことや料理やお菓子などアレンジの幅がとても広いこと、アピセラピーと呼ばれるように体へ良い作用があると言われていることから世界中で昔から親しまれています。はちみつには様々な種類があり、例えば、採集した蜜源植物が違うだけでも味や色の違ったはちみつになります。マヌカハニーもそのうちの一種でマヌカハニーの花粉とミツバチの酵素が化学変化を起こすことによって「メチルグリオキサール」などの成分が生まれています。はちみつは花粉だけでは作ることのできない、ミツバチが作ってくれるものなのです。 はちみつの歴史 「はちみつの歴史は人類の歴史である」と言われるように、はちみつと人類の歴史は非常に古く、紀元前から食べられていたと言われています。マヤ文明やインカ文明、エジプト文明にメソポタミア文明といった人々の暮らしの中にはちみつやミツバチに関する伝承が残っていて、「貴重な食品」「神からの贈り物」として珍重されていたようです。その後ヨーロッパ圏でもはちみつは広がりを見せましたが、現在のように巣を壊さずにはちみつを作ることができるようになったのは19世紀に入ってから。ミツバチを殺すことなく蜜を絞ることができる遠心分離機の登場によって現在の養蜂技術が始まったのです。 日本におけるはちみつの歴史 日本ではいつからはちみつがあったのかというと、日本書紀には643年に養蜂を試みたという記述があるようです。その後もはちみつは貢物として献上されていますが養蜂も難しく、なかなか採ることができないため大変貴重なものとして扱われていました。江戸時代になるとようやく養蜂が本格的に始まり、ミツバチの生態や養蜂技術の研究が盛んになっていきました。 もともと日本では在来種のニホンミツバチからはちみつを作っていましたが、明治時代にセイヨウミツバチと呼ばれる外来種のミツバチからもはちみつを作るようになるとさらに養蜂業は盛んになっていきました。ニホンミツバチと比べセイヨウミツバチは蜜の採集量が多く同じ巣を使ってはちみつを作り続けることができるため、生産量も上がっていったのです。このことから現在はセイヨウミツバチの養蜂が主流になっています。 はちみつができるまで はちみつはミツバチが一生をかけて集めたミツバチたちの食糧です。どのようにしてでき、私たちが食べられるような商品になっていくのでしょうか。こちらでははちみつができる過程についてご紹介します。 ミツバチがはちみつを作るまで ミツバチには1つの巣の中に女王バチと雄バチと働きバチと呼ばれる雌バチがいます。全てのハチたちの食糧となるはちみつを作るのが働きバチの仕事。働きバチは巣の外で花の蜜を集めては体内に貯めておき、巣の中で待っている別の働きバチに口移しで渡します。はちみつに含まれる様々な成分は元々の花蜜には含まれていません。ミツバチの体の中に花蜜が合わさることによって化学変化が起き、はちみつの土台ができるのです。その後口移しでもらったハチが花蜜を巣の中に貯蔵します。すると、巣の中にいるハチたちが花蜜を蜜に含まれる水分が20%になるまで羽で熱風を送り蒸発させます。その過程で糖度も高まっていき、糖度が80%になったときにミツバチのお腹から「蜜ろう」が分泌されればはちみつのできあがりです。 はちみつが作られたら養蜂家の手で集めて商品に 養蜂家は花が咲く時期に合わせてミツバチがはちみつを作るための巣箱を設置。ミツバチたちは設置された巣箱にはちみつをせっせと作っていきます。そして、養蜂家は、はちみつができたら巣箱を回収し、遠心分離機にかけて蜜を採取します。そのあと目の細かいフィルターで不純物を取り除き、私たちの食べられるはちみつが完成します。養蜂家は蜜を集めやすい環境作りや花の少ない時期にエサを与えたりとミツバチたちのケアも行っています。一匹のミツバチが一生のうちでとれるはちみつはティースプーン一杯。ミツバチと養蜂家の共同作業で貴重なはちみつができているのです。 ⇒意外と知らない!?はちみつができるまで また、どのように加工・商品化するかによっても分類が分かれます。 はちみつの分類 はちみつは養蜂家が巣からはちみつを採取したあと、商品化する際に全国公正取引協議会連合会が定めた規約に則り、商品の分類がされます。はちみつのラベルを見ると以下のような表示になっているはずです。 純粋はちみつ おそらくスーパーなど一般的なはちみつを買う時によく見かけるのがこの純粋はちみつと呼ばれるものです。純粋はちみつは採取したはちみつに人工的な添加物などを加えていないはちみつのことです。そのため、はちみつ本来の味に近いのがこの純粋はちみつです。しかし、純粋はちみつの中でも加熱処理をしているかいないか、によっても分類がやや変わってきます。生産性を高めるためにあまりにも高い温度での加熱処理をすると、はちみつが持っていた酵素や栄養価が失われてしまいます。養蜂家の間ではこの温度は45度くらいがボーダーラインと捉えている方が多く、この温度管理をしっかりと行い低温を保ったまま製品化したものは純粋はちみつの中でも「生はちみつ」と呼ばれています。 加糖はちみつ 加糖はちみつははちみつに液糖などの糖類を加えたものです。製品化に手間のかかるはちみつの比率を少なくして添加物を加えることでコストを抑えて安価なはちみつにすることができます。但し、はちみつの栄養価や本来の味は損なわれています。この加糖はちみつは飲料水などの製品にも使われています。 精製はちみつ 精製はちみつははちみつの色や香りを取り除いたものです。はちみつ風味のお菓子や飲料などに使われることがありますが私たちがこの精製はちみつ自体を目にする機会はあまりないでしょう。もちろん精製はちみつもはちみつ本来の栄養価や味は損なわれています。飲料製品などではちみつの色を残したくないといった場合に好んで使われているようです。 はちみつの種類 はちみつはミツバチがとってきた蜜の花によって種類が分かれています。大きく分けると1つの花のみから蜜を採取して作られた「単花蜜」、複数の花の蜜から作られた「百花蜜」の2種類です。単花蜜はレンゲはちみつやアカシアはちみつなど、商品名自体に蜜源植物の名前がつけられることがほとんどです。どのような植物の花から蜜をとったかによって、成分や色、味など違いがあると言われています。 単花蜜における主な蜜源植物 一般的なはちみつとして売られている蜜源植物の一部をご紹介します。 レンゲはちみつ...

はちみつの種類はいくつある?レンゲ、アカシア、マヌカなどの蜂蜜の特徴

はちみつの種類はいくつある?レンゲ、アカシア、マヌカなどの蜂蜜の特徴

マヌカハニーなどのはちみつ(蜂蜜)がブームとなっている昨今では、はちみつ専門店などへ行くとどれを買ったらいいのか迷ってしまうほどたくさんの商品が取り扱われていますよね。はちみつは、ミツバチが集める蜜の種類=花の数だけあるといえます。現在、確認されているだけでも、世界中に1,000種類以上のはちみつがあるといわれています。はちみつにはいくつもの種類があり、それぞれに特徴がありますので、用途によってはちみつを使い分けすることができます。でも、どんなに良いはちみつでも、特徴を知っていなければうまく生かすことはできません。そこで今回は、4つのはちみつの種類とその特徴をご紹介したいと思います。 目次 レンゲのはちみつ その名のとおり、レンゲの花から採れたはちみつです。味には上品なコクとほのかな酸味があります。ソフトでまろやかな舌触りに加え、美しく淡い色調とほんのり漂うフローラルな香りが日本人に好まれています。国内産のはちみつの中では、最も癖がないといえるでしょう。日本を代表するはちみつゆえに「はちみつの王様」と形容されます。レンゲのはちみつは、主に甘味料として使用されます。パンやヨーグルトやフルーツにかけたり、ホットミルクに入れたり、もちろんそのまま食べても◎。また肉や魚料理などの隠し味に使えば、味を引き立ててくれるだけでなく、臭みを和らげてツヤを出したり、肉を柔らかくしてくれたりします。 アカシアのはちみつ はちみつの困った用は落ちないとされているため、コーヒーや紅茶に混ぜたり、料理に使用したりすることも問題あ特徴として、低温になると固まってしまうことが挙げられます。冬に使おうと思ったら、瓶の中でカッチカチ…という経験をした方もいらっしゃるかもしれません。その点、アカシアのはちみつは果糖が多く固まりにくいため、一年中水あめのような状態を保っていられます。味は上品で癖がなく、後味がすっきりしています。喉が焼けるような、はちみつ特有の甘さがないため、はちみつを食べ慣れていない人にも食べやすいです。薄い黄色で、色の薄いものほど良いとされています。日本では、レンゲのはちみつに次いで人気が高いため、「はちみつの女王」と呼ばれています。アカシアのはちみつは食パンにつけたり、コーンフレークにかけたり、ナッツ類を漬け込んだりなど、熱を加えずに食べる生食に向いています。すっきりした後味を生かしてはちみつレモンなどのドリンクに使用するのも良いでしょう。 マヌカのはちみつ 最近よく耳にするマヌカは、ニュージーランドにしか自生していないフトモモ科の低木です。マヌカのはちみつは、まったりとした独特のコクと甘味があり、ややスパイシー。ハーブのような爽やかな香りが特徴です。熟成度によっても味が変わってきます。色は濃い褐色で、とろみの強い、クリーム状のはちみつです。殺菌力が強く、栄養も豊富なため、健康増進を考えたい人におすすめで、産地のニュージーランドをはじめ、さまざまな国の医療機関で使用されています。マヌカハニーはスプーンですくってそのまま舐める使い方が最も一般的です。また、熱を加えてもその殺菌作用は落ちないとされているため、コーヒーや紅茶に混ぜたり、料理に使用したりすることも問題ありません。独特のコクを、料理やソースの隠し味として使用する方も多いようです。 ソバ(蕎麦)のはちみつ 驚く方もいらっしゃるかもしれませんが、ソバのはちみつも存在します。癖が強く、日本ではあまり好まれてきませんでしたが、フランスではお菓子のジンジャーブレッド作りに欠かせない材料として重宝されています。もともと鉄分が豊富なはちみつの中でも、とりわけ鉄分が豊富で、貧血気味の女性にはとてもおすすめです。最初にも書きましたが、ソバのはちみつは味も見た目もかなり独特です。個性的な香りがあり、味は黒砂糖のように濃く、甘みとともに苦味も感じます。そのため、好みがはっきり分かれますし、お子さまにはまず好まれません。色も黄色っぽさがなく、ほとんど黒に近いです。ソバのはちみつは癖があるため、生色にもあっさりした料理にも向いておらず、スパイスの効いた肉料理や濃い味付けの煮込み、匂いの強いチーズなどに合います。 おわりに 世界に1,000種類以上あるといわれているはちみつ(蜂蜜)の、ごくごく一部をご紹介しました。はちみつは、色も香りも味も形状もさまざまで、それぞれの特長を生かそうと思うと、自然と用途も異なってきます。これを作りたいからこのはちみつ、あれに効くからあのはちみつ…と、何種類ものはちみつを使い分けられるようになれば、まさにはちみつマイスターといえるでしょう。あなたも、そんな人を目指してみませんか?

はちみつのカロリーはどれくらい?砂糖の代用として使う場合の換算方法

はちみつのカロリーはどれくらい?砂糖の代用として使う場合の換算方法

ビタミンB・Cやマグネシウムなどが含まれ、美容や健康に良いといわれるはちみつですが、やはり女性が気になるのはカロリーのことですよね。お肌のハリつやだけでなく、顔やボディのラインも気になるのは当たり前のことです。そこで今回は、砂糖の代用としてはちみつを使うときに、摂りすぎないで済む換算方法をお伝えします。 目次 はちみつのカロリーはどれくらい? では早速ですが、砂糖をはちみつで代用する場合の換算方法をご説明しましょう。はちみつは、大さじ1杯分で21gあります。そのときのカロリーが62kcalです。10gあたり約30kcalですね。それに対して一般的な砂糖は大さじ1杯分で9g。そのときのカロリーは35kcalなので10gあたりは約39kcalです。はちみつ30kcalと砂糖39kcal。同じ重さを使うのなら、砂糖よりはちみつの方がカロリーは少ないですね。この差を大きいと見るか小さいと見るか。小さいような気もしますが、実際にはもっと大きな違いが出ます。それは甘さ自体が違うからで、甘さが違えば使う量も違ってくるからです。 砂糖の代わりに使うときにはどれくらい使えばいい? 砂糖もはちみつも料理やお菓子を甘くするために使うので、量が少なくても甘くなるのであればそれで十分ですよね。同じ重さでもはちみつは砂糖の1.3倍甘いといわれており、そこから考えると、同じ10gを使った場合、はちみつは砂糖より甘く感じるので、量を減らせます。ではどれくらい減らせば良いのでしょうか。 重さから考える場合 砂糖と同じ甘さにするときのはちみつの重さの計算方法は、下記になります。 砂糖の重さ÷ 1.3 = はちみつの重さ 例えば、砂糖が20gだったら、20÷1.3で、はちみつは約15gで十分ということになります。 量から考える場合 砂糖大さじ1杯は9gですが、砂糖9g分の甘さは、はちみつならもっと少ない量で済みます。計算は、9g÷1.3となり約7gとなります。はちみつの大さじ分は21gなので、そのちょうど3分の1の量である7gが同じ甘さです。つまり、大さじは15ml、小さじは5mlなので、砂糖が大さじ1杯であればはちみつは小さじ1で同じ甘さです。量(ml)でいうと、3分の1、重さ(g)でいえば、÷1.3でOK。ここをお間違いなく。話を戻しますが、これでカロリー計算をしてみると、砂糖は10gで39kcalなので、9g(大さじ1杯)では約35kcalになります。はちみつは10gで30kcalなので7g(小さじ1杯)では21kcalです。同じ甘さを出すために使うときのカロリーの差は砂糖9gとはちみつ7gの場合、35-21=14 となり、14kcalとなりました。実際にお菓子作りなどで使うときの差はけっこう大きいですね。 砂糖の代用品としてはちみつを使う際の注意点 砂糖の代わりにはちみつを使う際には、換算の割合以外にも注意すべきことがあります。 摂りすぎ注意! はちみつは砂糖よりも低カロリーで、さらには健康に良いともいわれているため、ついつい摂りすぎてしまうこともあるでしょう。比較してカロリーが低めとはいっても糖分ではあるので、過剰に摂りすぎないように注意しなくてはいけません。 場合によっては湯煎やチンが必要 はちみつは粉末状の砂糖に比べ、溶けにくいです。例えば、はちみつを使ったお菓子などを作る場合は、あらかじめ温めてやわらかく液体状にしておくと他の材料と混ざりやすくなり、扱いやすいです。湯煎でも良いですが、電子レンジで温めておくと簡単ですね。 おわりに はちみつは、もともとのカロリーが砂糖より低めで、かつ甘さが砂糖よりも強いので、少量で砂糖と同じ甘さになり、結果として摂取カロリーも低くなるといわれています。ついつい手が伸びてしまいますが、糖分に限らず、摂りすぎは禁物です。抗菌作用とミネラルが豊富でありアンチエンジングに良いとされているはちみつですが、1日の摂取量を決めて適切な量を摂取して、美容と健康に役立ててくださいね。

はちみつを顔に塗るスキンケア!はちみつパックの作り方をご紹介

はちみつを顔に塗るスキンケア!はちみつパックの作り方をご紹介

はちみつは食べるだけでなく、スキンケアでもよく使われています。はちみつが配合された化粧水やクリーム、フェイスパックを見かけたことがある、という方は多いのではないでしょうか。今回は、はちみつを直接お顔に塗る、「はちみつパック」の作り方をご紹介します。 目次 はちみつの美肌作用 はちみつはビタミンやミネラル、ポリフェノールなど約190種類もの栄養素を含む、栄養豊かな食品として有名です。それだけでなく、はちみつは保湿作用や殺菌作用などに優れ、美肌作りに役立つことから、スキンケアアイテムにも配合されていることが多いのです。 保湿作用 実は、はちみつには2割程度しか水分が含まれていませんが、空気中の水分を取り込む性質があります。そのため、はちみつを肌に塗ると、肌表面で水分を抱え込み、乾燥した肌を保湿する役割を果たしてくれます。 殺菌作用 はちみつには殺菌作用もあります。はちみつが腐りにくいのは、「グルコン酸」のほか、「グルコースオキシダーゼ」という酵素の働きにより殺菌力の高い過酸化水素を発生させるから、といわれています。もちろん、どちらも人間にとって有害になるほどの量は含まれていません。むしろ、古い時代からはちみつの殺菌作用は知られていて、医療にも活用されてきた歴史があります。そのため、はちみつは肌に常在するアクネ菌や、肌荒れの原因となる雑菌を減少させる役割を持つといわれています。 はちみつパックの作り方 はちみつの効果をより高く得るためのはちみつパックの作り方と、そのやり方を説明していきましょう。 【保湿ケア】はちみつを直接顔に塗るパック いちばん簡単な「はちみつパック」は、はちみつを直接顔に塗る方法です 材料 はちみつ…大さじ1 はちみつパックのやり方 大さじ1程度のはちみつを手に取り、顎からこめかみに向かってお肌を引き上げていくように塗ります。 その後5分程度放置します。乾燥肌の方は、鼻と口以外の部分にラップを貼り付ける「はちみつラップパック」もおすすめ。ラップパック効果で肌がじんわりと温まり、はちみつが肌に浸透しやすくなります。 5分間のパックが終了したら、ぬるま湯でやさしく洗い流します。べたつきを感じるようでしたら、蒸しタオルをお顔にかぶせて1~2分蒸らした後、軽くふき取るとさっぱりします。 はちみつパックを落とした後は、いつも通りのスキンケアでOKです。 【毛穴ケア】はちみつとヨーグルトを混ぜて塗るパック はちみつパックは、毛穴汚れや開きが気になる方にもおすすめ。 材料 はちみつ…小さじ1 小麦粉…小さじ2 ヨーグルト…小さじ2 はちみつパックの作り方 鍋に小麦粉とヨーグルトを入れます。焦げない程度の火加減で、ヨーグルトが薄く色づくまでかき混ぜてください。 鍋を火からおろし、はちみつを加えよくかき混ぜます。 2を別の容器に入れてよく冷ましてください。 はちみつヨーグルトパックのやり方...

冷房・暖房が唇荒れの原因に?はちみつのラップパックでぷるぷるリップに

冷房・暖房が唇荒れの原因に?はちみつのラップパックでぷるぷるリップに

乾燥で唇がガサガサになるのは冬だけと思っていませんか?実は唇は非常にデリケートで、気づかぬうちに冷房・暖房の影響を受けていることもあるのです……。「夏だから安心」「冬だけ気をつければ大丈夫」と油断しないで、1年を通してケアしたいですね。今回は、そんな唇荒れに効果的な、はちみつを利用したラップパックをご紹介します。 目次 なぜ荒れる?唇荒れが起こるしくみ 唇はいつもぷるぷると潤いのある状態を保っていたいものですが、気がつくとカサカサ……なんて経験はありませんか。空気が乾燥しがちな冬はもちろん、湿気の多い梅雨時や真夏でも唇が荒れるのはどうしてでしょうか。まずは、唇荒れの原因について見てみましょう。 そもそも唇には皮脂腺がなく荒れやすい うるおいある肌を保つには、肌の水分を保つことが大切です。唇は皮膚が薄く、水分をキープするのがあまり得意ではないパーツです。また、皮脂は肌の水分保持を助けてくれますが、残念なことに唇には皮脂を分泌する皮脂腺もありません。このため、唇は肌の水分が蒸発しやすく、油断するとすぐカサカサ状態になってしまうのです。 冷房・暖房が唇荒れの原因に? 室内を快適に保つため、1年中エアコンをつけている方も多いのではないでしょうか。冷房や暖房を効かせた室内は、私たちが思っているよりも空気が乾燥している場合があります。唇荒れが続くと唇が切れて痛いだけではなく、刺激にさらされることで唇の色が黒ずんでしまう可能性もあります。季節を問わず「乾燥しているかな?」と思ったら、次にご紹介する方法を参考にして乾燥ダメージを防いでください。 冷房や暖房をつけっぱなしにせず小まめに調節する 加湿器を使う(オフィスなど冷暖房の調整がしにくい所に最適) 水分を補給する(常温以上の水やカフェインレスの飲み物がおすすめ) 保湿重視のスキンケア また、冬はしっかりとリップケアを行っていても、夏はケアを怠りがち。乾燥だけでなく、日光の紫外線も1年を通して肌に降り注ぐため、季節を問わずしっかりケアでぷるぷるリップをキープしましょう。最後に「はちみつのラップパック」を使ったリップケアをご紹介します。ぜひ試してみてくださいね。 簡単!はちみつのラップパックでぷるぷるリップに はちみつは、古代から美容ケアアイテムとして利用されてきた食べ物です。その保湿効果の高さは有名で、さまざまなコスメにも配合されています。皮脂腺のない唇にはちみつを使うことで、天然の保護膜を作ってあげましょう!はちみつの力をしっかりと唇に含ませてあげるには、ラップでパックがおすすめです。 はちみつラップパックの方法 はちみつを使ったラップパックの方法を紹介します。 唇にたっぷりとはちみつをのせる。 唇より少し大きめに切ったラップで唇を覆い、しばらく待つ(5~10分が目安)。 さっとぬるま湯で落として完了! はちみつには豊富な栄養素が含まれており、乾燥や紫外線でダメージを受けた唇が荒れるのを防ぎ、ぷるぷると潤いを保つのを手助けしてくれます。はちみつは少量でよく、コストパフォーマンスの良いケア方法なのです。 はちみつラップパックの注意点 はちみつは抗菌作用が非常に強いといわれています。そのため、はちみつラップパックを10分以上放置すると、唇がはちみつの抗菌作用に負けて、かえって唇が荒れてしまう恐れがあります。長くても10分でパックは終了してください。また、まれにはちみつが体質に合わないという方もいらっしゃるため、ラップ中やラップ後にかゆみや腫れなどを感じた際は、使用を中止しましょう。はちみつラップパックの使用が心配な方は、オリーブオイルやヨーグルト、ワセリンなどの保湿効果のあるものに少しはちみつを混ぜ、パックをして様子を見るのもおすすめです。 はちみつケアで荒れ知らずのぷるぷるリップに 今回は、冷房・暖房で唇荒れを起こさないためにおすすめの「はちみつのラップパック」をご紹介しました。はちみつのラップパックは唇を荒れから守るためにおすすめのケア方法です。はちみつのラップパックでぜひ唇荒れに負けない、ぷるぷるリップを手に入れてくださいね。

はちみつでヘアケア!シャンプーにはちみつを混ぜてツヤ髪に

はちみつでヘアケア!シャンプーにはちみつを混ぜてツヤ髪に

はちみつは1万年以上も前から、人類にとって大切な栄養素であり、美容ケアアイテムとして活用されてきました。世界三大美女の1人クレオパトラも、その効能に目をつけ利用していたといわれています。そこで今回は、はちみつを使用したヘアケア方法をご紹介します。はちみつの持つナチュラルパワーで、ツヤのある美しい髪を手に入れましょう。 目次 はちみつがツヤ髪に効果的な理由って? ヘアケア製品の中には、はちみつ配合製品がたくさんあります。では、なぜはちみつがヘアケアに効果的なのでしょうか。まずはその理由からご紹介します。 優れた保湿効果がある はちみつの持つ効果で最も有名なものは、保湿効果ではないでしょうか。はちみつの成分は、およそ20%が水分、75%が糖類、残りが鉄やビタミンB、ナトリウム、アミノ酸などの栄養素で構成されています。糖類はお肌から水分を逃さない保湿効果に優れた成分です。はちみつには、水分とともに糖類がたっぷりと含まれているため、優れた保湿効果を生み出しています。 抗菌効果がある はちみつは抗菌効果の優れた食品です。1年以上常温で保存しても、カビができることはないといわれています。理由は、はちみつに含まれる糖類が、細菌から水分を吸収して細菌の繁殖力を抑えるからです。また、はちみつを構成する成分であるグルコン酸は、医療の現場で利用されるほど、高い殺菌作用があると言われています。この2つのポイントのおかげで、はちみつは強力な抗菌効果を持っており、頭皮の皮脂に細菌が繁殖することを予防してくれるのです。 良質なアミノ酸が豊富に含まれている 髪の90%はケラチンという成分で構成されていますが、さらにケラチンを構成している成分は18種類のアミノ酸です。アミノ酸は髪を作るため、髪質を維持するためにも大切な成分です。不足するとキューティクルがダメージを受けやすくなり、ツヤのない髪になってしまいます。はちみつには良質なアミノ酸が豊富に含まれているため、ケラチンの生成を促して、髪の成長とクオリティー保持に役立つのです。 効果的なはちみつヘアケアの仕方とは? はちみつでヘアケアを行うためにはどのようにすれば良いのでしょうか?ここでははちみつをヘアケアに活用する方法を2つご紹介します。気軽に手に入るものだけで行えるため、髪にツヤがなくなったな……と感じるようであればぜひ試してください。 市販のシャンプーにはちみつを追加! 普段使用しているシャンプーを手のひらで泡立て、しっかり泡立ったらはちみつを大さじ1杯程度加えます。さらに少し泡立て、頭皮からしっかり髪の毛を洗います。シャンプーを泡立てる前にはちみつを加えると、泡立ちが悪くなるため気をつけてください。じっくり優しく頭皮をマッサージしながら洗った後は、お湯でいつもよりしっかりと洗い流して終了です。はちみつの効果で、バサバサと広がらずまとまりのあるツヤ髪が期待できます。 傷みが激しいならはちみつトリートメントもおすすめ 枝毛が目立つ髪や、カラーリングなどのダメージが大きい髪には、はちみつトリートメントもおすすめです。シャンプーの前に行うトリートメント方法で、毛先の傷みが激しい部分を少しぬらし、直接はちみつを塗って5分から10分放置します。その後、はちみつシャンプーすることで、潤いとツヤをもたらしてくれるでしょう。 おわりに 今回は、髪に潤いが不足している方や、髪のダメージが気になる方向けに、はちみつヘアケアについてご紹介しました。はちみつには保湿や抗菌の効果があり、良質なアミノ酸が豊富に含まれています。そのため、いつも使用しているシャンプーに少しのはちみつを加える簡単なステップで、よりツヤのある髪へと促すことができます。ナチュラルにこだわりたい方は、オーガニックはちみつの使用もおすすめ。スーパーフードとして有名な、マヌカハニーを使用すると、さらにツヤ髪の効果を期待できますよ。自然の恵み・はちみつの力で潤いのある髪を手に入れましょう!

髪にはちみつの恵みを!はちみつヘアパックの作り方

髪にはちみつの恵みを!はちみつヘアパックの作り方

美容ケアに良いと有名なはちみつですが、お肌だけではなく髪にも良いことは皆さんご存じでしょうか?特に10分から20分程度はちみつでヘアパックをしてあげると、その違いがはっきりと分かるほど潤いのある髪を作り出すことができると言われています。そこで今回は、はちみつが髪に与える恵みと、はちみつヘアパックの作り方についてご紹介します。 目次 はちみつヘアパックの持つ美髪効果とは? まずは、はちみつがどのような美髪効果を持っているか学びましょう。食品というイメージのあるはちみつですが、髪質をより良いものへと導く効果があると言われています。 髪の潤いを保つ 紫外線やカラーリング、パーマ剤、あるいは静電気などのダメージを受けやすい髪は、気をつけてヘアケアをしなければすぐに乾燥したバサバサの髪になってしまいます。はちみつはそんな乾燥髪にたっぷり水分を与えて、さらにその水分が髪から逃げないように保湿をしてくれると言われています。 雑菌の繁殖から頭皮を守る 頭皮に過剰な皮脂が分泌されていると、意図せずとも雑菌が繁殖しやすくなってしまいます。はちみつヘアパックを使用することで、はちみつの持つ強い殺菌効果が働き、雑菌の繁殖を抑えてくれます。雑菌によって頭皮のかゆみが起きている場合などには、はちみつヘアパックがおすすめです。 栄養を補って髪の健康を維持する 髪の毛の90%を構成する成分「ケラチン」の働きを助けてくれることも、はちみつの美髪効果の1つです。ケラチンは18種類のアミノ酸で構成されている成分。はちみつに含まれる豊富なアミノ酸はケラチンの力を活発化させ、健康的な太さの髪を維持してくれます。ハリやコシがない髪、あるいはダメージによって細く痩せてしまった髪の改善におすすめです。 【目的別】はちみつヘアパックの作り方 一口にはちみつヘアパックといっても、さまざまな素材と組み合わせることで、髪質や目的に合ったものを作ることができます。以下にご紹介する中から、自分好みのはちみつヘアパックを探してみてはいかがでしょうか? 髪にまとまりを与えるならアボカドとココナッツを追加! バサバサと広がってしまう髪や、天然パーマでまとまってくれない髪にお悩みであれば、はちみつ大さじ1にアボカド1/2個、ココナッツオイル大さじ2杯を利用したはちみつヘアパックを試してください。ココナッツオイルを15秒レンジで熱し、はちみつを加えて、しっかりと混ざったらアボカドをつぶしながらよく混ぜ合わせるだけで完成です。髪をぬらす前に塗り、30分ほど放置したら、洗い流す前にシャンプー剤を加えてなじませましょう。シャンプーがなじんだら1度洗い流し、いつも通りのシャンプーとリンスをして終了です。 頑張るあなたにご褒美を!リラックス効果のあるアロマを追加! 特別な日や疲れがたまっている日などにおすすめなのが、はちみつ1/2カップとオリーブオイル1/4カップをベースとして、お好みのアロマオイルを2滴程度加えたはちみつヘアパックです。オリーブオイルは頭皮の汚れを浮かせるとともに、保湿効果もある優れもの。そこにはちみつを加えることで、髪の根元から健康的でツヤのある美髪へと導いてくれます。また、ラベンダーやローズマリーなどお好みのアロマオイルを加えることで、パック中にアロマのリラックス効果を得られるでしょう。最後は30分ほどお風呂に入りながら放置して、はちみつシャンプーをきれいに洗い流してください。 卵黄を加えてダメージケア アミノ酸は髪を構成するケラチンの働きを助ける成分です。卵には、このアミノ酸が非常に豊富に含まれています。ダメージがひどい場合には、卵の卵黄2個にオリーブオイル大さじ2杯、そしてはちみつを小さじ2杯加えて30分ヘアパックをしましょう。ラップでぐるっと髪を包んでラップパックをしてあげるとさらに効果的です。頻度が多すぎるとオイリーな髪になってしまうこともあるため、月1回程度を目安に実践しましょう。 おわりに 気軽に購入することができるはちみつは、食品としての魅力だけではなくヘアケアアイテムとしての魅力も利便性も高いアイテムです。オリーブオイルや卵黄、アボカドなどさまざまなナチュラル素材と混ぜ合わせることで、簡単に自分の髪質にあったはちみつヘアパックを作れます。自然の恵みを生かしたはちみつヘアパックで、健康な美髪に挑戦しましょう。

はちみつが固まる原因は?結晶化したときの戻し方などの対処法

はちみつが固まる原因は?結晶化したときの戻し方などの対処法

はちみつを使おうと思ったら、白く結晶化していたという経験はありませんか?一度固まったはちみつを柔らかくすることは少し面倒なうえ、風味が落ちているのではないかと心配になる方もいるでしょう。そこで今回は、はちみつが結晶化してしまう原因や、結晶化したときの対処法についてご紹介します。 目次 なぜはちみつが固まるの? なぜはちみつは結晶化して固くなってしまうのでしょうか?それには大きく4つの理由があります。ここでは、はちみつが結晶化して固くなる4つの理由についてご紹介します。 気温の低下や温度差の変化 はちみつは寒ければ寒いほど固まると思われがちですが、実は外気温が15度前後ほどで結晶化がはじまります。冷蔵庫内の温度は3度から6度ほどなので、保管するときは室内がおすすめです。冬場は、室内で保管していても気温が下がることにより結晶化が進んでしまう可能性があります。加えて、はちみつは環境の温度差が激しいと結晶化してしまうという特徴もあるのです。これには1日の気温の変化が激しい秋や春も当てはまります。また、保管場所を変えることで生じる室温や日差しの変化も、はちみつが固まりやすくなる原因の1つとなっているのです。 花粉やミツロウなどの天然成分 天然のはちみつには、花粉やミツロウが一緒に含まれていることがあります。これらの物質が含まれていることは、天然のはちみつである証しといえますが、結晶の核となり結晶化が進む原因ともなるのです。 振動や衝撃に弱い はちみつは振動や衝撃に弱いことも、結晶化しやすい理由の1つです。振ったときに空気と混ざり、はちみつのなかに気泡ができることで結晶化が加速してしまいます。チューブ型のはちみつ容器を使用している方は、「はちみつが出てこない!」と容器を振ることがあるかもしれませんが、それらの振動も結晶化を進ませてしまうのです。 ブドウ糖が多い はちみつの主な成分であるブドウ糖。実はブドウ糖が多く含まれているほど、より固まりやすくなります。例えばアカシアやリンゴ、レンゲなどから取れたはちみつはブドウ糖が少なく、結晶化しにくい種類です。一方で菜種やひまわりなどから取れたはちみつはブドウ糖が多く、他の種類のはちみつと比べると結晶化しやすい特徴があります。 結晶化したはちみつの戻し方 それでは一度結晶化してしまったはちみつは、どのように戻したら良いのでしょうか?もし、高温のお湯に浸して戻すという考えをお持ちなら、それはNGです。はちみつは急激に温めると、せっかくの栄養素が破壊されてしまう恐れがあります。結晶化したはちみつの正しい戻し方は、40度程度の湯煎で溶かす方法です。はちみつは高温にすることや一気に加熱することで、栄養素の破壊が進んでしまいます。時間がかかるため少し面倒かもしれませんが、食べる前に温めのお湯でゆっくり湯煎しましょう。 結晶化を防ぐ、正しいはちみつの保存方法 はちみつが結晶化しにくい保存の方法を知っておくことで、面倒な戻し作業も必要なくなります。ここでは結晶化を防ぐための、正しいはちみつの保存方法についてご紹介します。 温度が一定の場所 はちみつを保存するうえで大切なポイントとして、適切な温度で保管することだけではなく、温度差がない場所で保管するという点も挙げられます。そこで、なるべく天井に近い戸棚や食器棚に保管するようにしてください。部屋のなかは天井に近づくほど温度が高くなるため、室内の温度が変化しても影響を受けにくいです。ただし、エアコンの近くは避けましょう。 はちみつをすくうときのスプーンに注意 はちみつは不純物が混ざると結晶化しやすくなるという特徴があります。チューブ式の容器は振動を与えてしまうため、瓶詰め容器の方が結晶化しにくくておすすめです。しかし、瓶詰め容器からはちみつをすくうときは、使用するスプーンによく注意してください。一度はちみつをすくってパンに塗り、もうひとすくいするときに同じスプーンを使用していませんか?スプーンについたパンくずがはちみつの容器に混入してしまうと、結晶化だけではなく風味が落ちる原因となってしまいます。はちみつをすくうスプーンは、常に清潔なものを使用しましょう。 おわりに 今回は、はちみつが結晶化してしまう原因や、結晶化したときの対処法についてご紹介しました。はちみつが固まる原因には、気温の低下や温度差の変化、はちみつに含まれる成分などがあります。なんらかの原因ではちみつが結晶化して固くなってしまった場合は、温めのお湯で溶かしましょう。また、はちみつは結晶化させない保存を心がけることが大切です。結晶化しても品質に問題はありませんが、はちみつの正しい扱い方を学んで、よりおいしくはちみつをいただきましょう。

最近話題のジャラハニーとは?マヌカハニーとの違い

最近話題のジャラハニーとは?マヌカハニーとの違い

近年マヌカハニーは、美容と健康をサポートしてくれるはちみつとして人気があります。では、マヌカハニーの他にも健康維持に効果があるといわれるジャラハニーというはちみつをご存じでしょうか?そこで今回は、ジャラハニーとマヌカハニーの違いや、ジャラハニーのおすすめの食べ方などについてご紹介します。 目次 ジャラハニーとは? ジャラハニーとは、オーストラリア南西部にのみ自生する、ジャラという木の花から採れるはちみつです。ジャラは、オーストラリアの一部でしか自生していない特殊な木で、2年に1度しか花を咲かせません。そのため、採れる量が限られたとても貴重なはちみつです。ジャラハニーは、非常に優れた殺菌・抗菌作用が証明されています。食感は滑らかで、濃密でありながら甘すぎない味わいが特徴の非加熱はちみつです。また、非加熱はちみつであるため、豊富なビタミンやミネラルが含まれています。 ジャラハニーとマヌカハニーの違い 希少価値の高いはちみつ・ジャラハニーには、マヌカハニーに匹敵するほどの効能を持っています。では、ジャラハニーとマヌカハニーにはどのような違いがあるでしょうか?ここでは、ジャラハニーとマヌカハニーの違いについてご紹介します。 自生する地域が違う ジャラハニーとマヌカハニーは、はちみつを採取する木が自生する地域が異なります。ジャラハニーは、西オーストラリアに自生しているジャラという木から採れるはちみつです。一方マヌカハニーは、ニュージーランドのマヌカという木から採れるはちみつとなります。 抗菌効果を示す規格に違いがある ジャラハニーとマヌカハニーは、それぞれ高い殺菌・抗菌作用があるとされていて、健康や美容の維持に効果を期待できます。そんなジャラハニーとマヌカハニーでは、抗菌効果を示す規格に違いがあるのです。マヌカハニーはUMF、MGO、MGSなどの規格が採用されています。一方ジャラハニーはTAという規格が採用されているのです。どちらも数字が大きいほど殺菌・抗菌作用が高いとされています。 ジャラハニーのおすすめの食べ方 ここではジャラハニーのおすすめの食べ方についてご紹介します。どのように食べれば良いのか分からない方は、参考にしてください。 ホットの飲み物に入れる ホットの紅茶やコーヒーに、砂糖の代わりとして少量入れます。入れすぎると飲み物の味が変わってしまうため、少量入れることがポイントです。ほんのり甘さを感じながら、体を温めることができますよ。 ハニーウォーター 喉が痛い、口内炎がつらいというときになどにおすすめする飲み方がハニーウォーターです。水500mlに対し、ジャラハニーを大さじ2、レモン汁大さじ1を混ぜ合わせて飲むとよいでしょう。水を炭酸水に変えれば、ハニーソーダも作れますよ。 パンやパンケーキ、ワッフルに合う ジャラハニーは、トーストしたパンやパンケーキ、ワッフルにつけてもよく合います。甘すぎないジャラハニーをたらせば、上品なパンケーキのできあがりです。 ヨーグルトのトッピングに ジャラハニーはシンプルな甘さのため、プレーンヨーグルトに混ぜてもよく合います。バナナやキウイなどもトッピングして、栄養満点のフルーツヨーグルトを作ってみるのはいかがでしょうか。 おわりに 今回は、ジャラハニーとマヌカハニーの違いや、ジャラハニーのおすすめの食べ方などについてご紹介しました。ジャラハニーとマヌカハニーはどちらも殺菌・抗菌効果の高いはちみつですが、自生している地域や栄養価の規格などに違いがあります。ジャラハニーとマヌカハニーを健康維持のために、毎日摂取してみるのはいかがでしょうか。

マヒカハニーとは?マヌカハニーとマヒカハニーの違い

マヒカハニーとは?マヌカハニーとマヒカハニーの違い

マヌカハニーとよく似た名前の「マヒカハニー」。こちらもマヌカハニーと同様に人気のある自然食材となっていますが、この2つの違いについてご存じでしょうか?そこで今回は、マヒカハニーの特徴や効果、マヌカハニーとの違いについてご紹介します。 目次 マヒカハニーとは 最近、注目されつつあるマヒカハニー。マヌカハニーと名前がよく似ていることから、産地や効能なども同じようなものだと思っている方も多いのではないでしょうか?しかし、実際はマヒカハニーとマヌカハニーはまったく違うはちみつです。マヌカハニーはニュージーランドに自生する、マヌカの木の花から集められたはちみつとなります。一方マヒカハニーは、アンデス山脈の環境保護地区の高原に咲く花から採取されたはちみつです。「マヒカ」はアルゼンチンの公用語であるスペイン語で「魔法」という意味。マヒカハニーはマヌカハニーにも劣らないほどの効能があり、栄養素も豊富に含まれているため、まさに「魔法のようなはちみつ」といわれています。 マヒカハニーの効果 美容や健康に効果的な栄養素がたっぷり含まれているマヒカハニー。では、具体的にどのような成分が含まれているのかを見ていきましょう。 豊富な酵素とビタミン成分 マヒカハニーは非加熱はちみつのため、酵素をはじめ、ビタミンやミネラル、アミノ酸といった多くの栄養素が豊富に含まれています。一般的なはちみつは、巣ごとに収穫・採取するため、加熱による殺菌処理をほどこされているものが多いのに対し、生のはちみつは、ほとんどが手作業で収穫されるため、加熱処理は一切行われません。加熱処理されたはちみつにも栄養素は含まれていますが、栄養成分は熱に弱く、特に酵素は約36度で分解が始まってしまいます。そのため、加熱処理されたはちみつよりも、非加熱処理のはちみつのほうが栄養素の含有量が高いといわれているのです。 普通のはちみつより3倍も強力な抗菌成分 マヒカハニーには、通常のはちみつに比べて約3倍もの抗菌成分が含まれていることが、日本食品センターの試験により証明されています。特に、大腸菌、黄色ブドウ球菌に対して高い抗菌作用が認められており、強い殺菌力によって体内外に悪影響をもたらす菌の侵入を防いでくれるのです。 マヌカハニーとマヒカハニーここが違う マヌカハニーとマヒカハニー。そのどちらにも健康や美容に良いとされる栄養成分が多く含まれていますが、実は異なる点も多くあるのです。ここでは、それらの違いをまとめましたので、購入時の参考にしてみてくださいね。 産地が違う マヌカハニーがニュージーランドを原産地とするのに対して、マヒカハニーの原産地は南米のアンデス山脈です。また、マヌカはマウリ語で「復活の木」や「癒やしの木」という意味を持っています。マヒカはスペイン語で「魔法」という意味です。たった1文字しか変わらなくても、実は産地も意味もまったく異なるものなのです。 香りが違う この2つのはちみつの大きな違いの1つとして「香り」が挙げられます。マヒカハニーはふんわりと花の香りが香る程度ですが、マヌカハニーは通常のはちみつよりも濃厚で、独特の香りと風味があるのが特徴です。 テクスチャーが違う マヒカハニーは白いホイップ状のテクスチャーとなっています。この泡は、ブドウ糖が酵素によってグルコン酸に変化するときに発生するもので、非加熱はちみつならではの特徴です。一方マヌカハニーは、普通のはちみつ同様にとろとろとした水あめ状のテクスチャーで、色は濃いめの琥珀(こはく)色が主流となっています。 よくある質問 Q:マヒカハニーにも抗菌作用はありますか? マヒカハニーにはマヌカハニーにあるメチルグリオキサールという抗菌成分は含まれていません。しかし、マヒカハニーは通常行われている加熱処理の必要がないので豊富な栄養成分を失うことはなく、一般的なはちみつよりも3倍の殺菌作用があることが認められています。 Q:マヒカハニーは子どもでも食べていい? 1歳未満の乳児がはちみつを摂取すると乳児ボツリヌス症を発症する危険性があるためお控えください。1歳を過ぎるとだんだん腸内環境が整ってくるため、様子を見ながら少量ずつ食べさせてください。 Q:マヒカハニーの1日の摂取量はどのくらいがいい? マヒカハニーはマヌカハニー同様、糖が含まれているので摂り過ぎには注意です。摂取量はスプーン大さじ1杯程度を1日3回程度摂取するのがおすすめです。 おわりに 今回はマヌカハニーとよく似た名前の「マヒカハニー」に注目し、その特徴やマヌカハニーとの違いについてご紹介しました。たった1文字しか違わず、どちらも健康と美容に良いとされる栄養成分がたっぷりと入っているため、つい同じようなものとして捉えてしまいますが、実はまったく別の種類のはちみつなのです。マヒカハニーとマヌカハニー、それぞれの良いところを理解・把握して、上手に使い分けてみてくださいね。

巣蜜(コムハニー)とは?栄養成分や食べ方を紹介

巣蜜(コムハニー)とは?栄養成分や食べ方を紹介

最近話題の「巣蜜(コムハニー)」をご存じでしょうか?通常のはちみつは巣からはちみつを搾り取ったものですが、巣蜜(コムハニー)はミツバチたちが集めた蜜を巣に貯蔵し、濃度が濃くなったところで蜜ろうでふたをした「完熟はちみつ」のことです。はちみつの巣ごと食べられるため、通常のはちみつに比べ風味も高く、栄養も豊富に含まれています。毎日の栄養を補いたい方にはぴったりの食材です。今回は、巣蜜(コムハニー)の栄養成分や巣蜜(コムハニー)のおいしい食べ方についてご紹介します。 目次 巣蜜(コムハニー)とは? 私たちがよく食べる「はちみつ」は、ミツバチが巣に集めた蜜を取り出したものではないでしょうか?それに比べて、コムハニーと呼ばれる「巣蜜」とは、蜜の入った巣ごと切り取ったものです。巣と蜜の栄養を丸ごと頂けます。また規則正しく並ぶ六角形の巣は、ミツバチが自分の「蜜ろう」を使って作ったものです。その中に集めた蜜を詰め、その濃度が高まり熟成したところで、ミツバチは蜜ろうでふたをして、巣蜜はできあがります。巣全体は、ミツバチが木から採取したプロポリスで守られています。プロポリスには抗菌作用があるため、ミツバチは巣を細菌などにさらすことなく安全に保つことができるのです。巣の中の蜜は、蜜ろうのおかげで空気にふれないため鮮度も抜群。巣蜜は自然のそのままの味で風味も良く、調理せずともそのまま食べられる手軽さもあります。 巣蜜(コムハニー)の豊富な栄養成分 巣蜜(コムハニー)は「巣と蜜を丸ごと食べられる」そして「人間が手を加えていない生の状態」であることから、栄養価が高い食材だといえます。巣蜜に含まれる主な栄養を、はちみつと巣に分けてまとめました。 はちみつの主な栄養 ブドウ糖 酵素 有機酸 ビタミン ミネラル アミノ酸 巣(蜜ろう)の主な栄養 プロポリス ローヤルゼリー ビタミン ミネラル カルシウム 巣蜜には、はちみつと巣両方の栄養が含まれます。いろいろ工夫して、毎日の食生活にとり入れたいものですね。 巣蜜(コムハニー)のおいしい食べ方 調理しないでそのまま頂く 巣蜜(コムハニー)はそのまま頂くことができる食材です。もちろん巣も食べられますし、巣の中に集められた蜜がそのまま入っているため、はちみつと巣の栄養を丸ごと摂取することができます。巣蜜は、スプーンですくってそのまま食べても良いのですが、ナイフで小さく切り分けて食べると食べやすいですよ。巣ごと頂くと、口の中に蜜ろうが残って口当たりが悪いと感じる方もいます。そんなときは、巣蜜をヨーグルトなどのトロリとしたものと混ぜると少し食べやすくなるでしょう。他には、アイスクリームにのせれば極上のデザートになります。パンケーキにアイスと巣蜜をのせるのもおすすめです。毎日のトーストにバターと巣蜜をのせてシンプルに頂くのも良いでしょう。 はちみつレモン 巣蜜(コムハニー)は、はちみつと同じようにドリンクにしてもおいしく頂ますよ。おなじみのはちみつレモンを巣蜜で作ってみましょう。 材料(4杯分) 巣蜜100グラム レモン1個 水、お湯、炭酸水など 作り方...

はちみつとメープルシロップの違いは?甘味成分や栄養成分について

はちみつとメープルシロップの違いは?甘味成分や栄養成分について

はちみつとメープルシロップは、どちらもとろりと甘く、色も似ています。そのため、同じものと思っている方は多いのではないでしょうか。実ははちみつとメープルシロップは、まったく別の食材となります。そのため、特徴や違い、成分などを知り、それぞれを上手に使い分けることが大切です。今回は、はちみつとメープルシロップの違いについてご紹介します。 目次 はちみつとメープルシロップの違い はちみつとメープルシロップは同じものだと思われがち……。しかし、はちみつとメープルシロップは別物なのです。ここでは、はちみつとメープルシロップの違いについてご紹介します。 原料がまったくの別物! はちみつは、蜂によって集められた花の蜜です。一方でメープルシロップは、カエデ科の木の樹木を煮詰めた濃縮液となります。作られる原料から過程まで、まったく違うものなのです。はちみつのシンボルとして蜂や蜂の巣、メープルシロップのシンボルとしてカエデの葉が使用されていることからも、原料が違うことがわかりますね。 成分構成も異なる はちみつもメープルシロップも甘味が強い食材のため、成分が似ていると思われることがあります。しかし、はちみつとメープルシロップは成分構成が異なるのです。はちみつの主成分はブドウ糖と果糖になります。これらはショ糖で構成されている花の蜜が、蜂の分泌酵素によって分解されて発生するものです。一方、メープルシロップははちみつのように、酵素による分解がありません。そのため、主成分はショ糖のままです。なおショ糖は、ブドウ糖や果糖に比べるとカロリーが少ないという特徴があります。 栄養価が高いのはどっち? はちみつもメープルシロップも、自然の健康食品としてよく知られています。それでは、はちみつとメープルシロップ、栄養価が高いのはどちらでしょうか。ここでは、はちみつとメープルシロップ、それぞれの栄養価の違いについてご紹介します。 はちみつはビタミンがたっぷり はちみつの栄養価として着目したいのがビタミンです。はちみつは、ビタミンC、ビタミンB群といった体とお肌の健康促進に役立つビタミンがたっぷりと含まれている他、強い殺菌作用も持っています。はちみつは飲用だけでなく、お肌に直接塗ることで美肌維持の効果も期待できるでしょう。 ミネラル成分がたっぷりなのはメープルシロップ メープルシロップは、ビタミンよりもミネラル成分が豊富に含まれている食材です。特にカルシウムやカリウムが豊富で、体の余分な水分を排出し、むくみをとってくれる食材として知られています。また近年ではメープルシロップを、肥満対策に役立つ甘味食材として使用する方も増えているようです。 甘味に違いはあるの? はちみつとメープルシロップは甘味の強い食材ですが、同じ甘味でも風味は異なります。ブドウ糖や果糖が主成分のはちみつは、甘味が強めです。また、コクも強いため、肉や魚などの煮込み料理に混ぜると旨味が増します。一方メープルシロップは、はちみつと比べると甘さが控えめです。しかし、少し渋みを感じる味わいがあります。メープルシロップは、ホットケーキにかけたりヨーグルトに混ぜたりと、デザートに合わせることが多いです。料理にコクを出すために使う場合は、メープルシロップよりも、はちみつをおすすめします。 おわりに 今回は、はちみつとメープルシロップの違いについてご紹介しました。はちみつとメープルシロップは、同じような甘味食材に見えても、まったく違う食材です。甘味の強さや風味の強さ、栄養成分などさまざまな点で違いがあります。はちみつとメープルシロップ、それぞれの特徴を把握して、上手く使い分けましょう。

料理にはちみつを使うと良い理由!肉を柔らかくするって本当?

料理にはちみつを使うと良い理由!肉を柔らかくするって本当?

はちみつの魅力はその栄養や香り、味だけでなく、調味料として料理に使えるところにもあります。シンプルに甘味料として砂糖の代わりに使うこともできますが、米をふっくら炊き上げるなど、さまざまな使い方があるのです。そこで今回は、料理にはちみつを使うと良い5つの理由についてご紹介します。 目次 砂糖の代わりに使える はちみつのカロリーは砂糖より低い? はちみつは白砂糖に比べて低カロリーです。文部科学省が公開している食品成分表には、100グラム当たりのカロリーは上白糖が384kcal、はちみつが294kcalとなっています。上白糖などの砂糖は、ダイレクトに舌に甘みを感じます。それに比べてはちみつは、糖類以外の成分(酵素、有機酸、ビタミン、ミネラル、アミノ酸等)も含まれているため、まろやかな口当たりです。また、はちみつは糖度80%程の甘みがあるため、料理に使うときは少しの量でも甘くなります。砂糖よりもカロリーが低く、糖度80%程の甘みがあるはちみつは、砂糖の代わりにぴったりすね。 みりんの代わりに使える 照りとコクが出る はちみつを使うと、料理にコクと照りが出ます。これはみりんと同じような効果です。例えば、しょうが焼き用のお肉に粉をふってフライパンで焼き、しょうゆと酒、はちみつを混ぜたものにしょうがのすりおろしを加えた合わせ調味料を用意します。最後に、合わせ調味料をお肉に煮からめると、おいしそうな照りのあるしょうが焼きの完成です。合わせ調味料は、しょうゆ:酒:はちみつ=2:2:1くらいでお試しください。他にも、たたいた梅を甘くする場合などにもみりんを混ぜることがありますが、はちみつを使用すればアルコールが含まれないため、子供でも安心して召し上がれます。※はちみつは乳幼児ボツリヌス症を引き起こす恐れがあるため、1歳未満の乳幼児には食べさせないでください。 魚の臭いを抑えてくれる はちみつで生臭さを抑える はちみつに含まれる酸は、魚の生臭さ(アミン)を抑える働きがあります。また、はちみつのブドウ糖と果糖が、魚や調味料(しょうゆやみそなど)に含まれるアミノ酸と結合することで、香り成分が生まれるのです。 肉を柔らかくしてくれる 肉を中から柔らかく はちみつには肉を柔らかくする効果があります。はちみつに含まれるブドウ糖と果糖が、肉の中まで浸透して硬くなるのを防いでくれるのです。肉の下味にはちみつを加え、しばらく置いてから焼くと柔らかく仕上がります。また、ジップロックに肉とはちみつを入れて漬けておくことで、少量のはちみつでも肉を柔らかくすることができます。 肉をコーティングしてジューシーに はちみつに漬け込んで柔らかくなった肉を焼くと、ブドウ糖と果糖が固まって、肉の周りをコーティングしてくれるのです。そのおかげで、肉汁は閉じ込められてジューシーに焼きあがります。注意点は、はちみつを使うと少し焦げやすくなることです。様子を見ながら弱火で焼くようにしましょう。 ごはんがおいしく炊ける ごはんがふっくらと炊き上がる 米を炊くときにはちみつを少し入れることで、ごはんがふっくらして、ほんのり甘く炊き上がります。目安は、米2合に小さじ1杯のはちみつです。 ただし、香りの強いはちみつは向いていません。癖の弱いアカシアのはちみつなどがおすすめです。 ⇒はちみつの種類はいくつある?レンゲ、アカシア、マヌカなどの蜂蜜の特徴 おわりに 今回は、料理にはちみつを使うと良い5つの理由についてご紹介しました。はちみつの栄養を余す所なく摂取したい場合は、成分を熱で壊さずに生のまま食べる必要があります。しかし、はちみつを料理に使うと、たくさんの良いことがあります。米にはちみつを混ぜて炊くとふっくらと炊き上がり、煮物や炒め物は照り良く仕上がります。また、はちみつは魚の生臭さを抑えたり、肉を柔らかく焼いたりすることができます。 さまざまな料理で、はちみつの魅力を堪能してくださいね。

はちみつの糖度は?はちみつが砂糖より低カロリーなのに甘い理由

はちみつの糖度は?はちみつが砂糖より低カロリーなのに甘い理由

はちみつといえばほんのりとした甘さがおいしく、砂糖の代わりにも使える貴重な糖分です。甘さをちゃんと感じられるはちみつですが、糖度はどれぐらいなのかご存じでしょうか?今回は、はちみつが砂糖より低カロリーなのに甘い理由についてご紹介します。 目次 はちみつの糖度はどれぐらい? とろりとした質感があるはちみつの糖度は70~80%といわれています。はちみつはミツバチによって作られるものですが、最初にミツバチが採取する蜜の糖度は10%程度です。それをミツバチが巣の中にためてゆっくりと水分を蒸発させていくことで、糖度80%のはちみつができ上がります。糖度80%とは溶解度でいうと限界に近いため、はちみつの中には糖が溶けられるだけ溶けているという状態を表しています。 はちみつが砂糖より低カロリーなのに甘い理由 砂糖はスクロースという炭水化物メインで作られています。スクロースはブドウ糖と果糖が合わさったもので、私たちの体を動かすために必要なものです。一方、はちみつの場合は炭水化物の占める割合が砂糖よりも低く、カリウムやマグネシウム、カルシウムなどミネラルが豊富に含まれています。さらに、はちみつは糖度が80%と高いため、甘さをしっかり感じられるのです。しっかりとした甘さがありながらも、砂糖と比べると含まれる栄養素が異なるため低カロリーであるといえるでしょう。 甘いはちみつから期待できる効能とは ダイエットなどの美容効果 はちみつは、エネルギーとして消費されやすいだけでなく、腸内の善玉菌を増やしてくれるためダイエットに効果的だといわれています。普通の砂糖に比べるとカロリーも低いため、ダイエットのときは砂糖の代わりにはちみつを使うだけでもカロリー制限につながるでしょう。また、はちみつに含まれるビタミンB群が代謝を高めてくれるため、肌のターンオーバーが促進されます。そのため、はちみつは美容や健康に良いといわれるのです。その他にも、はちみつには保湿効果や抗菌効果などすぐれた効能がたくさんあるため、はちみつの摂取を習慣にすると、若々しさを保つことにもつながります。はちみつパックをしたり、ピーリングに使用したり、入浴剤にちょっと混ぜてみたり……さまざまなシーンで利用することができるでしょう。 体の健康状態を維持してくれる はちみつは女性にうれしい美容効果だけでなく、体の健康状態を維持してくれる効果があります。疲れがたまっているときや運動後の体には、滋養のあるはちみつがおすすめです。また、はちみつは整腸作用や高血圧予防、せき止めにも効果的だといわれています。はちみつには、おなかの調子を整えてくれる整腸作用があるのです。はちみつに多く含まれるカリウムには、余分な塩分を排出してくれる働きがあるため、高血圧対策になります。さらに、はちみつには強い殺菌能力があるため、せき止めとして使用する方もいます。体の健康状態を維持するために、はちみつを食べてみるのはいかがでしょうか? おわりに 今回は、はちみつが砂糖よりも低カロリーなのに甘い理由についてご紹介しました。はちみつは砂糖よりも低カロリーでありながらも、糖度は高く、甘みもしっかり感じられる食材です。エネルギーとして消費されやすい特徴を持っているため、ダイエットのときに食べることをおすすめします。 なお、はちみつは添加物などが入っていない自然の食材です。殺菌効果や保湿効果と合わせて、多くの栄養素を含むため、高い美容効果を期待できます。体をより健康的に美しく保つために、自然由来のパワーを持ったはちみつを活用してみましょう。

はちみつ好きの方におすすめ!はちみつマイスターの資格とは?

はちみつ好きの方におすすめ!はちみつマイスターの資格とは?

はちみつは栄養が豊富で、種類もさまざま。自然が生み出す奥が深い食材として人気です。そんなはちみつには、はちみつのスペシャリストを認定する「はちみつマイスター」という民間資格があります。今回は、はちみつについてしっかり勉強してみたいという方へ、はちみつマイスターという資格についてご紹介します。 目次 はちみつマイスターとは? はちみつマイスターとは、一般社団法人日本はちみつマイスター協会が主催する、はちみつのスペシャリストを認定する資格のことです。はちみつマイスターになるためには、通信または通学講座を受講して課題をクリアし、認定試験に合格する必要があります。資格試験のみを受験して、はちみつマイスターを取得することはできません。はちみつマイスターには初級(プライマリーコース)と中級(インターミディエートコース)の2コースがあります。なお中級は、はちみつマイスタープライマリー認定者が対象で、講師などを務めるための勉強ができるコースです。 はちみつマイスター資格の取り方 【初級】プライマリーコース はちみつマイスタープライマリーを取得するためには、通信または通学講座を受講後、課題をクリアして認定試験に合格する必要があります。資格認定料は別途10,800円(税込)。有効期限は3年で、更新にはレポートの提出と別途更新費10,800円(税込)を用意してください。更新があれば、資格の取りっぱなしや、知識が古くなるなどの心配がなくなり、いつも新鮮な知識を生かせるでしょう。また講座は、通信か通学のどちらかを選べますが、それぞれ学びのポイントが異なります。通信と通学、それぞれの講座のポイントは以下の通りです。 通信講座(3カ月) 受講費用(試験検定料含む):37,800円(税込) テキストと、はちみつのテイスティングキッドを使って自宅で勉強 はちみつの基礎知識、健康法、利用法などを学ぶ 通学講座(2日間) 受講費用(試験検定料含む):59,400円(税込) テキストと資料を使って会場で集中的に勉強 テイスティングの他、せっけん作りや美容法などの実習もある 通信講座で勉強する内容の他、海外の情報なども学べる 資格の生かし方など、今後の相談ができる 受講者同士の情報交換ができる 【中級】インターミディエートコース はちみつマイスタープライマリー認定者は、中級にもチャレンジできます。インターミディエートに認定されるためには、はちみつテイスティング講師養成コース(2日間)を受講することが必須です。中級は、初級よりも専門的な内容となっていて、はちみつの普及活動やはちみつの講師として活躍したい方が取る資格となります。 資格の生かし方 はちみつマイスターの資格を取得すると、はちみつの健康法や美容法、はちみつレシピの紹介やはちみつの使い方など、はちみつの知識を生かした仕事をすることができます。はちみつの専門店や養蜂場でお勤めの方がはちみつマイスター資格を取得する場合は、より深い知識を得ることができます。そのため、はちみつを使った新メニューの開発などで役に立つことでしょう。家庭でも、健康的なはちみつ料理を作るなど、はちみつマイスターの資格が役に立つ場面はたくさんありますよ。 おわりに 今回は、はちみつマイスターの資格についてご紹介しました。はちみつマイスターは、はちみつが好きならどんな方でも取得を目指せる資格です。初級、中級とそれぞれレベルがあり、まずは基礎知識を初級で養い、初級を取得後は、中級の資格に挑戦することも可能です。仕事のために、健康のために、よりはちみつの知識を深めたい方はチャレンジしてみてはいかがでしょうか。

ピュアなはちみつを育む!ニュージーランドの大自然をご紹介

ピュアなはちみつを育む!ニュージーランドの大自然をご紹介

マヌカハニーは料理や飲み物に加えて気軽に摂取できる、オーガニックなローフードです。身体に優しい食品だからこそ、美容や健康に気を使いたい方におすすめします。そんなマヌカハニーの産地は、すべてニュージーランドということをご存じでしょうか。マヌカハニーが採取できるマヌカの木は、ニュージーランドの北島から南島にかけて広く生息しています。そこで今回は、マヌカハニーの産地であるニュージーランドの大自然についてご紹介します。 目次 ノースランド、オークランド地方 ノースランド ニュージーランドの北島最北端にあるノースランド。温暖な気候と豊かな自然に囲まれたノースランドは、「ワイポウア・フォレスト」という最大規模の原生林があります。ワイポウア・フォレストには、ニュージーランド原産の貴重な巨木「カウリ」をはじめとした、多くの植物が生い茂る神秘的な場所です。 オークランド オークランドは、ニュージーランド最大の都市でありながら、自然との共存が美しい街。その地形は変化に富んでおり、48つもの火山丘や緑豊かな原生林、オークランドから船で35分ほど移動すれば、複数のビーチに囲まれた「ワイヘキ島」などがあります。 タラナキ、マナワツ・ワンガヌイ、ウェリントン地方 タラナキ タラナキは、ニュージーランドの北島西海岸にある地域で、周辺が火山に囲まれています。中でも「タラナキ山(エグモント山)」は、北島で2番目に高い山であるとともに、タラナキ地方を象徴する山です。また、タラナキ山は夏から秋にかけて登山が楽しめます。トレッキングコースも初心者向けのショートウォークから、1日で登頂を目指すコースまで充実。ニュージーランドの大自然を全身で感じながら行うトレッキングは、多くの観光客に人気があります。 マナワツ・ワンガヌイ ニュージーランドの北島中部に位置する、マナワツ・ワンガヌイ地方。マヌカハニーを昔から使用していた「マオリ族」の歴史においても大切な場所であり、今でも多くのマオリ族出身者が暮らす地域です。また、マナワツ・ワンガヌイ地方には「ワンガヌイ川」に沿って広がる「ワンガヌイ国立公園」があります。低地に広がる原生林や、川の流れが長年の月日をかけて作り上げた、壮大で美しい地形を間近で見ることができます。 ウェリントン ニュージーランドの首都であるウェリントンは、北島南端部にある地域です。首都の中心部から一歩外へ出れば、緑豊かな丘陵地帯に囲まれています。ウェリントンの魅力は、生物が自然の中で暮らす姿が見られる保護区や、のんびりと森林浴をしながらハイキングを楽しめる場所が多くあることでしょう。 ウェスト・コースト、カンタベリー地方 ウェスト・コースト ウェスト・コーストはニュージーランドの南島西部にあり、湿気を含んだ雨雲が山脈にぶつかる地形をしているため、雨の多い地域として知られています。また、河川や大きな氷河、幻想的な造形美を楽しめる洞窟など、ニュージーランドの大自然の宝庫ともいわれる場所です。 カンタベリー ニュージーランドの南島にあるカンタベリーは、山岳地帯と広大な平野、きれいな入り江からなる地域です。中でも「アーサーズ・パス国立公園」は、2つの表情を持つスポット。西側は降雨林に囲まれた深い渓谷、東側はブナの森林や砂利が露出した川床など、それぞれの見どころがあります。 おわりに 今回は、マヌカハニーの産地であるニュージーランドの大自然についてご紹介しました。ニュージーランドが、他国にはない独自の自然や環境を大切にしているからこそ、健康や美容効果が期待できるピュアなはちみつを育めるのでしょう。ぜひみなさんも、ニュージーランドの大自然が生んだピュアなはちみつ・マヌカハニーを食べてみてください。

意外と知らない!?はちみつができるまで

意外と知らない!?はちみつができるまで

普段から、ヨーグルトにかけたりパンに塗ったり、料理に使ったりしてはちみつを食べているという方も多いのではないでしょうか。健康食品や化粧品にも用いられるほど万能なはちみつ。そんなはちみつが、どのように作られているのか疑問に思う方もいらっしゃるのではないでしょうか。そこで今回は、はちみつができるまでの工程についてご紹介します。 目次 はちみつとミツバチの関係 はちみつを作るには、ミツバチの存在が不可欠です。ミツバチたちは花から花へと飛び回り、ストローのような口で花の蜜(花蜜)を吸って採取します。採取された蜜は、ミツバチの腹部にある蜜胃(みつい)という部分にためて巣まで持ち帰るのです。 ミツバチによって蜜が採取される 8の字ダンス(ミツバチダンス) ミツバチは、8の字ダンスで仲間同士のコミュニケーションをとるといわれています。8の字ダンスで、はちみつがある方向や距離などの複雑な情報まで仲間たちに伝えることができるのです。はちみつの量が多ければ多いほど、ダンスは激しくなるといわれています。 自分の羽で水分を飛ばす 採蜜してきたミツバチは、巣にいるミツバチに採取したはちみつを渡します。今度は、巣にいるミツバチが受け取ったはちみつを保存するために、巣の中で羽を羽ばたかせて風邪をおこします。その風ではちみつの水分を蒸発させるのです。花蜜の水分は約80%といわれていますが、ミツバチは約20%まで水分を蒸発させ完熟させます。 養蜂場で採取される もちろん、ミツバチたちが採取した蜜がそのままはちみつになるというわけではありません。ミツバチたちが収集した蜜を今度は人間が収集し、しぼり出したものがはちみつになります。 巣箱ではちみつを採取する はちみつを採取する方法は養蜂場によってさまざまですが、巣箱を使った採取方法が一般的です。巣箱の中には巣枠(すわく)と呼ばれる枠があり、その枠にミツバチたちがはちみつをためる巣板が固定されています。はちみつを採取する際は、その巣板を引き出して採取します。 ミツバチは、はちみつを完熟させるとミツロウと呼ばれる蜜蓋をしますが、蜜蓋があるとはちみつをしぼり出せないので、採取する際に取り除いてあげます。 遠心分離機でしぼって採取 はちみつをしぼり出すために、ほとんどの養蜂場で使用されているのが、遠心分離機です。遠心分離機に巣板を設置し、巣板にたまったはちみつをしぼり出していきます。遠心分離機をゆっくり回転させながら、はちみつをしぼり出します。はちみつを少しでも早く採取したいからといって、遠心分離機の回転を早くしてしまうと、ミツロウが混入する原因となります。ゆっくり焦らず回転させることが重要です。遠心分離機ではちみつをしぼり出すことで、巣を壊すことなくはちみつを採取できます。 はちみつの完成 遠心分離機の底にはちみつがたまったら、下部にあるふたを開けてはちみつを容器に移していきます。遠心分離機にはちみつがたまりすぎると、重すぎて遠心分離機が動かなくなる可能性もあるので注意が必要です。その後、ミツロウなどの不純物を取り除くため、約2回に分けてこしていきます。ろ過したはちみつを瓶詰めして、検品、ラベルを貼ったら出荷できる状態です。このようにして、黄金色の美しいはちみつができあがります。 おわりに 今回は、はちみつができるまでの工程についてご紹介しました。私たちが普段食べているはちみつは、ミツバチと人間の手で収集し、手間をかけて作られています。はちみつは砂糖より高価とされていますが、手間をかけて作られていれば納得ではないでしょうか。自然と人間によって作られたはちみつは、さまざまな料理に役立てることができる天然の甘味料といえます。

中国産のはちみつはどうして安いの?はちみつの安全性について

中国産のはちみつはどうして安いの?はちみつの安全性について

現在、日本では多くの中国産のはちみつを輸入しています。中国産のはちみつは、比較的値段が安い印象がありますよね。そのため、どうして安いのか気になる方が多いのではないでしょうか。また、食の安全が重要視されている中で、輸入品への不安もあることでしょう。そこで今回は、中国産のはちみつが安い理由や、はちみつの安全性についてご紹介します。 目次 はちみつの種類について はちみつは、大きく分けて3つの種類があります。 純粋はちみつ ミツバチがとってきた花のみつを巣の中で加工・貯蔵したみつのことを純粋はちみつといいます。手を加えていないため、栄養素が高いことが特長です。日本では、純粋はちみつを販売する場合、表記は「純粋」または「Pure」で統一するよう定められています。 加糖はちみつ 加糖はちみつとは、純粋なはちみつに、糖類をさらに加えたはちみつのことです。日本では、はちみつ含有量が60%以上であることが義務付けられています。原材料名に、はちみつの他、水あめやその他糖類の表記がある場合、加糖はちみつになります。 精製はちみつ 純粋なはちみつから、臭いや色をとったものを精製はちみつといいます。精製されたはちみつは、甘さは変わらず、はちみつの独特な香りや色がありません。そのため、飲食に合わせやすく、精製はちみつは清涼飲料水や医薬品原料として使用されることが多いのです。加糖はちみつと精製はちみつは、純粋なはちみつを加工するため、多くの栄養素が失われます。高い栄養価や免疫力効果を期待する場合は、純粋はちみつを選ぶと良いでしょう。 中国産のはちみつが安い理由とは? 国産のはちみつと中国産のはちみつには、値段の差があります。国産のはちみつは値段が高く、中国産のはちみつは安い印象があるのではないでしょうか。国産のはちみつが高い傾向にある理由は、国内でみつのとれる花が減ってきていることが考えられます。また、国内の養蜂場の減少も価格の高沸に影響しているといえます。一方、中国では、大量にはちみつを生産していて、日本以外の国にも輸出しているほどです。中国がはちみつを大量生産できるのは、養蜂場の土地の広さが関係しています。土地が広い分、たくさんの養蜂場をかまえることができるため、大量生産を可能としました。中国産のはちみつは、大量生産により安い傾向があるといえます。日本の場合は、みつのとれる花や養蜂場の減少により、とれるはちみつが限られています。自給率も1桁で、スーパーで売られているはちみつのほとんどが輸入品または加工品です。自給率の低さが影響し、国産のはちみつは手に入れにくく、値段も高くなっているのでしょう。 中国産のはちみつは安全? ミツバチは、自然の花のみつを採取し、はちみつを生成します。そのため、花や周りの環境がとても大切です。中国産のはちみつが絶対に悪いわけではありません。ただ、近年問題になっている空気汚染や残留農薬のこと、中国産の食品の信頼性が薄れていることを考えると少し不安があるのではないでしょうか。 安心を求めるなら国産はちみつがおすすめ 安心を求めるのであれば、国産のはちみつが良いでしょう。さらに、養蜂家の方が把握できるはちみつを選ぶことをおすすめします。また、国産以外では、ニュージーランド産のはちみつがおすすめです。ニュージーランドは、品質基準が厳しいため、ニュージーランド産のはちみつも比較的安全性が高いといえるでしょう。国産のはちみつやニュージーランド産の高級なはちみつは、普段よく目にする中国産のはちみつよりも値段が高い傾向にあります。しかし、高い栄養価や免疫力効果、安心を期待する場合、値段は無理のない程度に惜しまないことが賢明でしょう。 おわりに 今回は、中国産のはちみつが安い理由や、安全性についてご紹介しました。中国産のはちみつが安い理由は、大量生産が関係しています。中国産のはちみつはリーズナブルですが、食品の信頼性を考えると国産はちみつを利用したほうが良いでしょう。安全性を考えてはちみつを選びたい方は、国産のはちみつや、スーパーフードとして注目されているマヌカハニーの使用を検討してみるのはいかがでしょうか。

寝る前に食べるだけでOK?はちみつを使ったダイエット方法

寝る前に食べるだけでOK?はちみつを使ったダイエット方法

はちみつは健康に良いといわれていますが、ダイエットにも効果があることをご存じでしょうか。はちみつは寝る前に食べるだけで、ダイエット効果があるといわれています。寝る前にはちみつを食べるダイエットをするためには、いくつかのポイントを押さえることが必要です。そこで今回は、寝る前にはちみつを食べるダイエット方法についてご紹介します。 目次 はちみつはダイエット効果がある? はちみつを使ったダイエットと聞くと、 「甘いはちみつを食べて、本当にダイエットできるの?」と感じる方もいらっしゃるかと思います。確かにはちみつを食べるだけでは、ダイエット効果は期待できません。しかし、ダイエットに適した方法ではちみつを食べることで、ダイエット効果を得られるといわれています。 寝る前にはちみつを食べるダイエットとは? 寝る前にはちみつを食べることがダイエットに効果があるとされる理由は、睡眠中に分泌の多い成長ホルモンが関係しています。ここでは、成長ホルモンの詳細や、成長ホルモンがダイエットにどう関係しているのか、ダイエットで寝る前にはちみつを食べる際のポイントなどについてご紹介します。 成長ホルモンについて 成長ホルモンとは、脳下垂体から分泌される、睡眠中に分泌の多いホルモンです。筋肉や骨、皮膚を強くしたり、脂肪を分解したりする作用があります。成長ホルモンの分泌が少ないと、メタボリック症候群と呼ばれる内臓脂肪症候群になってしまうともいわれています。 体が痩せるまでの働き 成長ホルモンが分泌されると、体脂肪を燃やして筋肉や骨、皮膚など、体の修復作業が行われます。成長ホルモンを分泌するためには、エネルギーとしてブドウ糖が必要です。通常であれば、肝臓にためられているブドウ糖を使用して脂肪を燃焼しますが、肝臓のブドウ糖が不足してしまうと、筋肉を分解してブドウ糖を作り出してしまいます。筋肉が分解されると体重は落ちますが、基礎代謝も減少してしまうため、ダイエット後にリバウンドしやすい体になってしまうのです。そのため、ダイエット後にリバウンドしにくい体を作るためには、寝る前にはちみつを食べてブドウ糖を補給し、成長ホルモンの分泌を円滑にして、体脂肪の燃焼を促進させたほうが良いとされています。 はちみつを使ったダイエットのポイント 寝る前にはちみつを食べるダイエットには、事前に知っておかなければならないことがあります。寝る前にはちみつを食べるダイエットをする場合は、以下のポイントを押さえるようにしましょう。 食事を寝る3時間前~4時間前に済ませる 添加物の入っていない純粋はちみつを使用する 大さじ1杯程度のはちみつを、寝る1時間前~30分前に食べる 22時~2時には寝る 6~7時間の睡眠をとる 生活リズムを一定にする 胃に食べ物が残ったまま寝てしまうと、睡眠の質が落ちてしまうといわれています。寝る前にはちみつを食べるダイエットでは、睡眠時の成長ホルモンの分泌が重要です。そのため、寝る3~4時間前には食事を済ませ、その後はなるべく何も食べないようにしましょう。また、成長ホルモンは、質の良い睡眠をしているときに多く分泌されます。ダイエットを成功させるためにも、規則正しい生活を送り、睡眠の質を向上させ、成長ホルモンの分泌を促進させましょう。 食べ過ぎに注意 甘いはちみつには糖質が含まれているため、食べ過ぎはダイエットに逆効果となってしまいます。摂取するはちみつは、大さじ1杯程度にとどめましょう。また、普段の食事に甘いはちみつを足すため、1日の糖質摂取量は増えてしまいます。寝る前にはちみつを食べるダイエットを行う場合は、普段の食事で糖質をとりすぎないよう注意が必要です。 ダイエットのために、マヌカハニーを取り入れよう♪ 今回は、寝る前にはちみつを食べるダイエットについてご紹介しました。寝る前にはちみつを食べることで、成長ホルモンの分泌がサポートされ、脂肪の燃焼が促進されます。健康や美容にも良いため、健康的にきれいになりたい方にぴったりのダイエット方法といえるでしょう。このダイエット方法には添加物の入っていない純粋なはちみつを食べることが必要です。さまざまなはちみつがありますが、その中でもニュージーランド産のマヌカハニーの使用をおすすめします。マヌカハニーは添加物が入っていない100%天然のはちみつであるとともに、美容や健康にプラスの効果を与えてくれるさまざまな栄養成分が豊富に含まれているからです。はちみつを使ったダイエットを考えている方は、ぜひマヌカハニーをお試しください。

レザーウッドハニーとは?レザーウッドハニーの特長とマヌカハニーとの違い

レザーウッドハニーとは?レザーウッドハニーの特長とマヌカハニーとの違い

レザーウッドハニーとは、世界で数人の養蜂家しか作っていない、希少なはちみつです。栄養豊富で優れた食品でありながら、味も良いため人気があります。今回は、レザーウッドハニーの特長や、レザーウッドハニーとマヌカハニーの違いについてご紹介します。ぜひ、はちみつ選びのご参考にしてください。 目次 レザーウッドハニーとは? タスマニアの大自然が生んだ幻のはちみつ レザーウッドハニーとは、オーストラリアのタスマニア島にのみに自生する「レザーウッド」という木から作ることができるはちみつです。枝がレザーのような色をしていることから、レザーウッドハニーという名前が付けられました。レザーウッドハニーは、花が咲くまでに長い年月がかかることから、「幻のはちみつ」といわれています。この木が白くて愛らしい花を咲かせ、十分な蜜を持つようになるまでには平均100年かかるといわれています。 世界中が心待ちにする香り豊かなはちみつ レザーウッドハニーを作る養蜂家は、世界中で数人しか存在しません。世界遺産のタスマニアでは、許可された人しか養蜂家になれないのです。気の遠くなりそうな年月を経てようやく生まれたはちみつの味は、品のある甘みと芳醇(ほうじゅん)な香りが特長です。 レザーウッドハニーの栄養 レザーウッドハニーには、ビタミンやミネラル、酵素、アミノ酸、ポリフェノールなどを豊富に含んでいます。抗菌、抗炎症を始め、腸の健康を維持するプレバイオティクスなどの作用も期待でき、栄養補助としても人気があります。 マヌカハニーとレザーウッドハニーの違い 栄養豊富なはちみつとして、マヌカハニーとレザーウッドハニーはよく比較されます。ここではマヌカハニーとレザーウッドハニーの違いについてご紹介します。 味の違いは? レザーウッドハニーは芳醇(ほうじゅん)な香りと甘さが特長です。紅茶やスイーツとの相性も良く、そのまま口にしてもクセが少ないはちみつといえます。一方マヌカハニーは、良薬のような独特の香りが特長です。マヌカハニーは抗菌成分(MGO)の含有量でレベル分けされていますが、量が多いほどクセのある味わいとなります。マヌカハニーのクセが苦手な方は、MGOの数字が低いものからチャレンジしてみるのはいかがでしょうか。 抗菌作用の違いは? マヌカハニーもレザーウッドハニーも、抗菌作用が注目されています。マヌカハニーの抗菌力はMGO(メチルグリオキサール)の含有量で表されることが多く、数値が高いほど抗菌力が強くなります。一方、レッドウッドハニーの抗菌力は、「TA(トータルアクティビティ)」で表されます。例えば、マヌカハニーで「MGO100+」と表記されたものは、マヌカハニー1kgのうち100mgのメチルグリオキサールが含まれることを表します。MGOの数値は100+~500+が一般的ですが、数値が上がるほど効能も値段も高くなるのです。日常的にマヌカハニーを食べてみたいという方は、お手頃価格のMGO100+のマヌカハニーを試してみるのはいかがでしょうか。なお、MGO100+と同じレベルの抗菌性を持ったレザーウッドハニーが「TA5+」といわれ、最近発売された商品で実証されています。 ⇒MGO、UMFとは?マヌカハニーの選び方 自分に合ったはちみつをみつけよう♪ 今回は、レザーウッドハニーの特長や、レザーウッドハニーとマヌカハニーの違いについてご紹介しました。レザーウッドハニーもマヌカハニーも、それぞれ栄養豊富なはちみつで、体の健康状態を維持する効果を期待できます。マヌカハニーやレッドウッドハニー以外にもマヒカハニーやジャラハニー、コムハニーなどのはちみつも健康維持の効果が注目されています。さまざまなタイプのはちみつを試してみて、ご自身の好みや目的に合ったはちみつを見付けてみてください。

りんごのはちみつの特徴や味についてご紹介

りんごのはちみつの特徴や味についてご紹介

花の種類が変われば、はちみつの味も香りも異なります。りんごのはちみつはどのような特徴があるのでしょうか。今回は、りんごのはちみつの特徴や味についてご紹介します。 目次 りんごのはちみつの色や香り りんごのはちみつは、透明感のある鮮やかな黄色をしています。りんごの種類によって色は多少異なるものの、多くは、はちみつらしい色合いです。りんごのはちみつは、はっきりと分かるようなりんごの果実の香りはしませんが、爽やかな甘い香りがします。後味があまり残らないすっきりした甘さなので、食べやすいと感じる方が多いでしょう。 さらっとして使いやすい さらりとしたテクスチャーで飲み物にもとけやすく、料理にも使いやすいはちみつです。ただ、りんごのはちみつは結晶化しやすいという特徴があり、固まったら湯煎して溶かす必要があります。大瓶の場合、結晶が溶けるまで時間がかかることから、頻繁に使うのでなければ120g前後の小瓶で購入した方が、使いやすいかもしれませんね。 おすすめの食べ方 同じりんごを素材に使った「さつまいもとりんごのコンポート」や「人参とりんごのマリネ」などに使うと、りんごの酸味とりんごはちみつのほんのりやさしい甘みが楽しめるでしょう。また、おしゃれに味わうなら、ガレット(そば粉で作った食事用のクレープ)にカマンベールチーズや生ハム、ナッツをのせて、上からりんごのはちみつをたらして食べるのは、いかがでしょうか?そのほか、プレーントーストに塗って食べる、酸味の強い果物にかけるなど、シンプルな食べ方もおすすめですよ! おわりに りんごのはちみつは、りんご農園にミツバチの巣箱を置かせてもらい、りんごの花の蜜を採取しているそうです。意外と希少性が高いはちみつなのですね。りんごにも種類があるように、りんごのはちみつもいろいろな種類があります。はちみつは乳幼児には食べさせない方が良い食品です。お料理に使う場合は十分配慮して使ってくださいね。

白砂糖の代わりになる甘味料はどれ?はちみつやシロップがおすすめ

白砂糖の代わりになる甘味料はどれ?はちみつやシロップがおすすめ

近年、食品に含まれるカロリーよりも糖質の方が、健康や体型に影響がするといわれています。そのため、最近は食品の糖質が気になる……という方も多いのではないでしょうか?とはいっても、デザートも食べたくなるときもありますし、紅茶やコーヒーに甘さをプラスしたくなることもありますよね。そこで、おすすめなのが、砂糖の代わりになる自然派の甘味料を利用すること。今回は、白砂糖の代わりになる甘味料をご紹介します。 目次 健康志向の方が白砂糖を食べない理由 糖質しか含まない白砂糖は、血糖値を急激に上げる食品です。血糖値を急激に上がることは、糖尿病などの生活習慣病のリスクを高める可能性があります。健康維持のためには、白砂糖の摂取を控えることが大切です。マクロビオティックなどナチュラルな食生活でも、白砂糖を含む甘味料はできるだけ避けて利用するのが基本といわれています。しかし、糖質も必要な栄養です。極端に糖質の摂取を控えるのではなく、白砂糖の代わりとなる甘味料を利用することがおすすめ! 白砂糖の代わりになる甘味料は? 白砂糖の代わりとなる甘味料はさまざまな食品があります。ここでは、白砂糖の代わりとなる甘味料をご紹介します。 はちみつ 誰もが知っている甘味料、はちみつ。「砂糖の代わりに使う甘味料」としてもっともメジャーな食品といえるでしょう。ミツバチが採取してきたみつのことで、薬としても使われてきました。はちみつには、れんげやオレンジの花からとれたみつなど、さまざまな種類があります。「何の花からとったか」で、色も味も香りもまったく異なるのが特徴です。 ⇒購入する前に知っておきたい!はちみつの種類や特徴、味や色について メープルシロップ カナダの名産品のうちの1つ。カエデの木から取られるもので、茶褐色であるのが一般的です。お菓子類によく使用されています。ちなみに、スーパーなどでは安価なメープルシロップ風味の甘味料も売られています。メープルシロップ風味の甘味料も悪くはないのですが、メープルシロップならではの風味を味わいたいのであれば、やはり純粋なメープルシロップを選ぶ必要があります。 アガベシロップ アガベシロップとは、メキシコなどに生える「アガベ」という植物から取られるものです。テキーラの原材料にもされているアガベは甘みをとることもできます。摂取後の血糖値の上昇も穏やかであるため、比較的使いやすいシロップとして知られています。 デーツシロップ デーツシロップは、デーツという植物を由来とする甘味料です。デーツはナツメヤシの果実のことであり、黒糖のような味わいを持つものとして知られています。ナツメヤシの果実自体も古くから食べられてきたものであり、ファンが多い食べ物でもあります。 りんごシロップ りんごシロップは、その名前のりんごを使って作られるものです。青りんごなどから作られているものも多く、紅茶などとも相性が良い食材として知られています。 米飴 米飴は、「飴」とついていますが、固形ではなく瓶などに入って販売されているものです。米と麦を原材料としていて、この2つを糖化して作ります。古くから知られている甘味料であり、母乳代わりに使われていたという歴史も持っています。 玄米シロップ 玄米シロップは、玄米と麦芽、そして水を使って作っていくものです。労力を惜しまなければ、自宅で作ることも可能です。自然な甘みを持っており、ヴィーガン思考の人の食卓にも使われることがあります。 健康維持をしたい方にはマヌカハニーがおすすめ! 健康食品として注目されている「マヌカハニー」も、白砂糖の代わりになる甘味料の1つです。マヌカハニーは、一般的なはちみつよりも優れた殺菌効果や抗菌効果を持つのが最大の特徴で、健康維持に役立つ食品です。腸内環境を整えてくれる効果にも期待ができるため、お通じの改善につながるといわれています。独自のコクや甘みのあるマヌカハニーは、お菓子にはもちろん、お料理や、コーヒーや紅茶の砂糖代わりとしても十分に利用できる甘味料です。健康食品とはいえ、マヌカハニーにも糖質は含まれています。摂りすぎには注意しましょう。 マヌカハニーをお料理にもプラス♪ 上白糖は安価で使いやすいのですが、「いつもとは違う香りを楽しみたい」「栄養価の高い甘味料を取り入れたい」ということであれば、上白糖以外の甘味料を選ぶと良いでしょう。 中でもマヌカハニーは、ヨーグルトに混ぜてもOK、カルパッチョや肉料理にも使えるため、意外なほどにはん用性が高いのが魅力です。マヌカハニーの深みのある味わいを生かして、「料理の材料」として積極的に使用している方もいらっしゃいます。ぜひ、砂糖の代わりにマヌカハニー使ってみてくださいね。

みかんのはちみつの特徴や味についてご紹介

みかんのはちみつの特徴や味についてご紹介

冬を代表するくだもの「みかん」。みかんの花から採取されるはちみつがあります。そんな、みかんの花から採取されるはちみつには、どのような特徴があるのでしょうか?そこで今回は、みかんのはちみつの特徴や味についてご紹介します。 目次 みかんのはちみつの色や香り みかんのはちみつの色は、淡い黄色。一般的なはちみつと比較すると、透明度が高いのが特徴です。香りは、みかん特有の爽やかさを感じられます。クセが少なく、食べやすいのも、みかんのはちみつの特徴です。味わいも、みかんのような上品な甘さと酸味が感じられます。しつこい甘さが残ることなく、後味がスッキリとしているのも、みかんはちみつの魅力といえるのではないでしょうか。 みかんのはちみつは国産が多い? みかんは、国内での収穫量が多く、出回っているみかんのほとんどが国産です。国内で多くの収穫ができる分、国内にあるみかん畑も多く、みかんのはちみつを採取できる環境が整っています。そのため、みかんのはちみつも国産が多いのが特徴です。国産の食品にこだわりのある方や、国産のはちみつを探している方には、おすすめのはちみつといえるでしょう。ただし、みかんの花は5月頃に開花します。ほんのわずかな間しか咲かないため、花蜜は少ししか採れません。また、梅雨の時期と重なることもあり、天候に左右されることもあるため、みかんのはちみつは貴重だといわれています。 おすすめの食べ方 みかんのはちみつは、トーストはもちろんですが、酸味のある食べ物と合わせるのが特におすすめ。中でも、ヨーグルトやチーズ、紅茶と合わせると、味わいにまろやかさが加わり、美味しくいただけます。また、みかんのはちみつはクセがあまりないため、ドレッシングに入れてもOK!酸味の強い洋風ドレッシングに少量入れれば、ほど良い甘さがプラスされます。甘酸っぱくなり、さらに美味しさがアップ。強い酸味が苦手な方に、おすすめです。 おわりに 今回は、みかんから採れるはちみつの特徴や味についてご紹介しました。爽やかな味わいのみかんのはちみつは、酸味のある食品と相性バッチリ!ヨーグルトやチーズ、紅茶はもちろん、梅干しのはちみつ漬けにも使われていることがあります。クセが少なく料理に利用しやすいのも、みかんのはちみつの魅力。ぜひ一度、手に取ってみてはいかがでしょうか。